馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

マリー・アントワネット

2007年09月29日 22時35分02秒 | 映画
マリー・アントワネットを見ました。
有名なフランス王妃のアントワネットがオーストリアから嫁いで、民衆に捕まるまでの映画です。

アントワネットはスパイダーマンが恋するメリー・ジェーンをやっているキルスティン・ダンストです。
スパイダーマンに出ていたときは、何で美人でもないこんな女優を使うかな~、サム・ライミ監督の好みなのかな~、などと思っていましたが、今回のアントワネットのかわいらしいこと!!
本当にラブリーな笑顔!
相変わらず美人とは思いませんが、あまりにかわいらしくて目が釘付けになりました。
彼女の魅力爆発です。

オーストリアから嫁いてきたものの、ルイ16世は優しくはあるものの一切性交渉なし。
世継ぎができなければ自分の立場は危ういまま、と言うストレスからとんでもない浪費に明け暮れる日々。
なんと結ばれたのは7年後だそうです。
その間の彼女の辛さを思うと、結ばれて幸せそうに微笑むシーンを見て目が潤みました。

ルイ16世がもっと早く勤めを果たしていれば、歴史は変わったかも・・・と思うと腹立たしいですが、この映画ではけしてひどい夫として描かれているわけではなく、最初の頃こそぎこちなかったものの、いつも優しげで夜のことさえなければとてもいい夫にしか見えません。
浪費で国費を脅かしたり、フェルゼン伯爵に恋をしたり、好き勝手やっていたアントワネットが最後の最後に身の危険が迫っているにもかかわらず、避難せずに城に残った夫のそばにいたことが、それを物語っているように思いました。
その時の毅然としたアントワネットも素敵です。

確かにフランスの国費は彼女が浪費しましたが、それだけではなく大きいのは疑問を持ちながらも家臣の言うままにアメリカに資金を送っていたルイ16世の失政でしょう。
アメリカに力を示すために・・・
なんかその場面を見ていると、今日本でニュースで目にするインド洋での給油問題を思い出します。
日本もなんだかんだで赤字なのに・・・

最初から最後まで映像は本当に美しく、ため息が出ます。
美しい庭園、豪華なドレス、かわいらしいケーキや靴の数々。
全てが淡い色彩で、かわいらしくて、美しくて・・・
本当に素敵な映画です。

そして馬もたくさん出てきます。
特に最初のオーストリアを出発するシーンに出てくる馬車を曳く葦毛の重馬たち。
たまらなく美しいです!
他の馬たちも皆素敵です!
ルイ16世は狩りが好きだったので、20匹ぐらいの猟犬を従えて馬で走って行くシーンなどもあります!
ため息物です~~





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