愛しのローズマリー。

愛しのローズマリーという映画を知っていますか？？
超面食いの主人公ハルは、催眠術をかけられ、彼の目には心がきれいな人が美女に見えるようになる。
そんなときに彼はローズマリーに出会ってひとめぼれ。
彼の目にはセクシー美女だが、実はローズマリー、体重136キロの巨漢だった！
そしてグゥイネス・パルトロウが、主人公ハルの目に映るセクシーなローズマリーと真の姿のローズマリーを熱演。
この映画を見たときは、主人公とローズマリーのハッピーエンドを願ったものですが～
身近に似たようなことがおきてしまったら、ハッピーエンドを願うことができるでしょうか？？

私の会社の真向かいの席にいるローズマリーは、４５歳の人妻３人の子持ちです。
仕事中暇さえあれば洗面所でドライヤーをかけ、
課長と歩くときは手を後ろに組んで横に揺れながらルンルン気分で歩き、
男の人と話すときは、必要以上に髪の毛をいじる。

ま～、私は催眠術にかけられてないので
主人公ハルにローズマリーとの交際をやめるようにいう友人たちの気分です。
真の姿のローズマリーの姿しか見ていない人が
怪訝な表情をするのを身を持ってわかってしまう。

で～、去年のことなんですけど
そんなローズマリーが事件をおこしたんですよ！
うちの課で一番年上のローズマリーはなにげに仕事ができないんですよっ！
一つの書類を手に一時間とか考え込んでたり
コピーに何十分もかかったり
で～、そういうことが課長にも聞こえてしまったようで、
ローズマリーの仕事が半分ぐらい課長の命令で良くできるダリアちゃんに担当が移ったんです。
でも、うちのローズマリーは、いつまでたってもダリアちゃんに仕事を引き継がないんですよ！
自分の娘ほどの年の子の仕事を奪っちゃってるんですよ・・・(~_~;)
とっても困っているダリアちゃんのことを思って、
私がローズマリーに「それはダリアちゃんの仕事ですよね～？」って・・・
でも意図的にシカトされちゃって～、
もうどうしようもないので課長に相談すると、ローズマリーは注意されたようで～
「ごめんね～、勘違いしてたの～・・ダリアちゃんが私の仕事を手伝ってくれるとおもってて～・・」
とかウソっぽいことを言ってきて、挙句の果てに
「涙がでちゃう～」
はい？？
ちょっとちょっと？？
意味わかんない。自分で悪いことしてて泣いて誤魔化してる？？
でも、一応フォローしておこうと思って
「大丈夫ですか？？」って声をかけてみた・・・そしたらローズマリーは私に
「昨日強く言ったじゃないですかっ！」って泣き出した・・・
強く言った？？っていうか強く言ったとか言わないとかの問題じゃなくって、
あなたが仕事をちゃんとやってるかやってないかってことでお話しましょうよっ！

は～、私にも主人公と同じ催眠術をかけてください。

そうすれば、仕事中にドライヤーかけてる割にはぐちゃぐちゃな髪の毛や
本人はフェロモンを出していると思っている髪をいじくるしぐさ
そして、この泣いている姿もセクシーなローズマリーに見えるんでしょっ！






あっ！
でも、この催眠術って心のきれいな人しか美女には見えないんでしたっけか？？
(-_-;)