ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

四万十川全国短歌大会

2023-11-21 12:24:36 | 短歌

18日。  強い風と雨の降る中を、歩きました。

四万十川をどうしても見たいと思ったからです。

何日か前のニュースで、四万十川の水が涸れていたと聞いていましたが、

さすがにきょうはあるだろうと思いながら、歩きました。

大正15年6月に架設されたそうです。

これが、あこがれの四万十川の清流です。

 

会場の幡多信用金庫に着きました。

この大会を主催されているところです。

今年は第30回目ということでした。

選者の吉川宏志さんの講演、表彰式、歌の選評など、

1時から4時まで、50人ほどの参加で行われました。

もうお一人の選者、沖ななもさんは来られていませんでした。

初めてお会いできるかと楽しみにしていたのですが、残念でした。

 

わたしは、ここで「中村ロータリークラブ賞」をいただきました。

 

家持の詠みし延槻河涸れて底石あまたただ転がれる  (わたしの歌)

  家持ーやかもち  延槻河ーはひつきがは

 

大伴家持は越中の国司として赴き、5年を今の富山県で過ごしました。

延槻河はいま早月川と呼ばれるようになりましたが、家持はそこで、

 

立山の雪し消らしも延槻の河の渡り瀬鐙浸かすも  (家持の歌)

 歌意 立山の雪も消えてきたらしいなぁ。

    延槻河を渡るとき、瀬を通ったが、馬の鐙が水に浸かってしまったよ。

 

水量の多いはずの早月川が、今年の夏の暑さで干上がったという

ニュースを聞いて作り、応募していました。

まさか入選するとは思わず、お知らせが来たときはびっくりしてしまいました。

 

 

吉川宏志さんの歌の額。

沖ななもさんの歌の額。

 

そのほか、たくさんの歌人、俳人、柳人の額が壁いっぱいに飾られていました。

 

4時に終わり、みんなで記念写真を撮っていただき、解散です。

4時48分の<あしずり>14号に載るため、ハイヤーを呼んでもらっていました。

5分もかからず、親切な運転手さんに送られて、お土産も買うことができました。

 

中村駅から出る<あしずり>です。

 

太平洋が広がっていました。

水平線が丸いですね!

 

お土産です。

 

「人生たの四万十」が気に入りました! ❤

 

家に着いたのは、午後11時過ぎでした。

行かなかったら後悔していたでしょうね!

行けて、帰ってこられて、本当に良かったです。

 

着いた日の夜の天気予報とニュースで、

「明日は強風のため、瀬戸大橋が渡れないので、<南風>は

高知と多度津の間の運行になります。」と言っていたのですよ!

朝から昼頃までの何本かは、運休が決まっていました。

 

無事、予定どおりの行動ができて、本当に良かったです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きょうの潮流(21日付け)

 戦争中、ラジオでウソの戦況を垂れ流し、国民を戦争に駆り立てた大本営発表。ところが、NHKはいまだに戦争

責任を検証し明らかにしていません。

▼「いつからラジオは時の権力の『御用機関』になってしまったのだろうか」「自分の足元はどうなんだ」。『ラジ

オと戦争』の著者・大森淳郎さんの問題意識です。30年余ディレクターを務めた後、NHK放送文化研究所でこの

テーマと向き合いました。資料と格闘し、当時の職員たちの証言を聞き取ります。

▼同盟通信の配信記事を削除、加筆し「戦果」を伝える。アナウンサーは「雄叫(おたけ)び調」へと変化。戦争協

力は「仕方なかった」ではなく、職員らが「全身全霊」をかけていたことが浮かび上がってきました。

▼大森さんには、もう一つ執筆の動機があります。日本軍「慰安婦」を取り上げた「ETV2001」が2001年、

安倍晋三氏の圧力によって改変された事件です。大森さんは、検証番組の放送を求める職員有志に加わり話し合いを

続けましたが、実現に至りませんでした。

▼「身を挺(てい)してでも真相究明のために闘うことはできなかったのか」。自問自答し、戦時ラジオ放送のこと

は人ごとではない、放送の公共性とは何かを追究したいと思うようになりました。

▼ロシアのウクライナ侵略、イスラエルのガザへの攻撃。国内では軍事費の増額、敵基地攻撃能力の保有と岸田政権

の下で進む戦争国家づくり。「新しい戦前」ともいえる現在、メディアはもちろん、市民一人ひとりに問いかけてい

ます。

                    (しんぶん赤旗より)

 


コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四万十市へ | トップ | 平日歌会でした。 »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (oyajisann)
2023-11-21 13:02:22
祝入選おめでとうございます。
天気も祝福してくれて予定通り。
四万十良き思い出の地になりましたね。
返信する
お疲れ様です。 (mooru1949)
2023-11-21 18:28:19
 受賞おめでとうございます。
想いでの旅になりましたね。
これからも頑張ってください。
返信する
ありがとうございます! (ひまわり)
2023-11-21 19:36:47
oyajisannさま、お祝いをありがとうございます。
一度行きたいと思っていた四万十市、こういう嬉しい
ことで行くことができて、喜びが倍になりました。
とても良い思い出になります!
これからもがんばりたいと思います。
返信する
ありがとうございます! (ひまわり)
2023-11-21 19:40:25
mooruさん、おめでとうをありがとうございます。
とても思い出深い旅になりました。
先月の旅がもう最後かなと思っていたので、思いがけない
良い旅ができて嬉しいです。
あまり体調が良くなかったので、前日まで迷いに迷って……。
ほんとに、思い切って行って良かったです。
これからもがんばります。
返信する
Unknown (なおとも)
2023-11-22 06:22:00
受賞おめでとうございます!
短歌も家持の故事と現代のニュースを織り交ぜて、素晴らしい作品ですね。元々の知識や教養がないことには出来ませんね。選者の先生方の歌も素晴らしいと思いました。

良いご旅行もでき「人生たのしまんと」ですね。
以前旅行した事がある町なので、懐かしく思い出しました。
返信する
ありがとうございます! (ひまわり)
2023-11-24 11:17:06
なおともさん、おめでとうをありがとうございます。
お返事が大変遅くなって申し訳ありませんm(_ _)m
家持が国司となって赴任したのは、今の富山県、
私の故郷でもあるので、親しみを感じていました。
実家の近くには「鵜坂神社」があって、家持の歌碑が
ふたつ建っています。
これからも、地道に勉強していきたいと思います。
返信する
Unknown (白桂)
2023-11-24 16:22:54
ひまわりさま 
ご入選 おめでとうございます。
ますますのご発展のほどを
返信する
ありがとうございます! (ひまわり)
2023-11-24 19:31:04
白桂さま、おめでとうをありがとうございます。
白桂さまのブログでも勉強させていただいてます。
ますます精進したいと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。