白藤のやうに咲けどもさみしかりニセアカシアは今年すくなく
2019年の春に詠んだ歌です。
前年の台風で、たくさんの木が折れてしまいました。
今年も少ないままです。
楓にタケコプター(笑)ができています。
これはピンクがかっていますが、もっと赤いのもありました。
あざみも咲いていました。
風が強くて、外は寒いくらいです。
潮流 (5月2日)
ミャンマーで起きた軍事クーデターから3カ月。軍や警察の激しい弾圧にもかかわらず、その直後から
大規模な「市民的不服従運動」が続いています。▼国鉄職員や教員をふくむ公務員、民間人が多く参加し、
消費者による国軍系企業の不買運動として広がっています。私たちは、総選挙で選ばれた民意をひっくり
返した軍の命令には絶対に従えないと。▼「不服従運動」と聞くと、隣国インドの指導者・ガンジーによる
イギリスの植民地支配への抵抗を思い起こします。官職からの引き上げ、外国製品のボイコットなどです。
独立運動にはずみをつけました。▼ビルマは第二次大戦中の3年半、日本軍の占領下にありました。形だけ
の「独立」が与えられ、ビルマの指導者、軍人らは、当初、日本に「協力」しましたが、インパール作戦で
日本軍が大敗すると、抵抗・蜂起に転じました。▼戦後、クーデターを起こしたネ・ウィルソンは、日本軍
の謀略機関から軍事訓練を受けた一人です。1988年、辞任に追い込まれたとき、言い残しています。
「また国民が騒動を起こしたら、国軍は威嚇射撃ではなく当たるように狙いをつけて撃つから、覚悟をして
おくように」▼国軍によるクーデターは戦後三回目です。軍の凶暴性は変わっていませんが、国民の抵抗の
力は飛躍的に増大しています。一日も早く軍事的独裁政権を終わらせたい。日本国内で支援の輪を広げる
山形大学教授の今村真央さんは言います。「ミャンマーに関心をもち、市民と連帯することが何より重要です」