痩せ細る父が可愛く見えてきて頑固さまでも許してしまふ
「延喜式内社 越の大社 鵜坂神社」
実家から、約1kmのところにあります。
5日、母の墓参りを済ませたあと、行ってきました。
お墓も、近くにあります。
だから、田んぼ道を歩いて。
”売比河の 早き瀬ごとに 篝さ志 八十伴の男は 鵜川立ちけり”
大伴家持の歌碑が建っています。
これは、平成10年に建てられたピカピカのものです。
鵜坂神社の裏へ回ると、神通川です。
この岸辺には、こんな古い歌碑が・・・
”宇佐可河泊和多流瀬於保美許乃安我馬乃安我○(木偏に呂)美豆爾伎奴奴禮爾家里”
[鵜坂川渡る瀬多みこの我が馬の足掻きの水に衣濡れにけり]
これは、子どもの頃から建ってました。
「はな」152号に書いたことを、もう一度追体験してきました。
父は、175Cmくらいあるのですが、体重が50Kgくらいになっちゃって、
去年よりガリガリになってました。
食欲もなくなって、一日2食しか食べてない状態!
でも、数え年でやる「米寿」の祝いを、満年齢でやるって聞かないから、
もっと生きる気は満々でした。
そういう頑固さは変わらずで、まあ、一安心はしました。
短歌、じんときちゃいます。
そう詠うひまわりさんも、やたらと可愛い(笑)。
先日お父様のお話聞いてると、とっても楽しかった!
でもって、羨ましかった!
辛口の素敵なお父様ではないですか。(^-^)
傍で一緒に過ごす時間も、
離れて過ごす時間も、おふたりにとって優しい時間になりますように。
アハハ、父には「頑固者同士」みたいに言われちゃいました。
確かにそうかも、ねっ。
辛口がなくなったら、心配しなきゃいけないもんね!
「顔が見えてるうちはいいけど、帰ると寂しくなるの~」
なんて、素直に(笑)言われて、あちゃ~と思いました。
また帰る時間を作ります。