小児科の女医さんの書く紙しばい大切なこと教えてくれる
(あえて、新仮名遣いで書きました)
秋田県の敦子さんが、童心社から紙芝居を出版されました。
わたしにまで送ってくださって、ありがとうございました。
じょうずに紹介できそうにないなぁと、遅れてしまいましたが、
紹介させていただきます。
食物アレルギーのある子が増えていますが、周りにいる子も注意しないと
大変なことになるよという啓発の意味で書かれています。
こぼれた牛乳を手でふいて、その手でちぎったケーキをわたしてしまったハヤトくん。
ユリちゃんはショック症状を起こし、救急車で運ばれてしまいます。
先生からアレルギーのことを聞いたハヤトは、気をつけようと思います。
ヒデヤが、シチューを食べないユリをうらやましがります。
「ぼくもアレルギーになりたい、きらいなブロッコリー食べなくていいんだもんな」
それを聞いたハヤトは、
「ユリちゃんは、アレルギーなんだ、でも治そうとがんばってるんだ」と言います。
ユリも、自分で説明します。
子どもたちをとりまく環境が複雑になったのか、科学が進んでわかることが多くなったからなのか、
子どもたち自身が考え、行動することがたくさん求められるようになりました。
この紙芝居は、そんな子どもたちへのステキな贈り物だと思います。
そして、これから紹介する2冊の本もそうです。
「はじめての握手」 ・・・ いのちってスゴイ! 井嶋敦子さん作
「ウドちゃんとチョロくん」 ・・・ 大きくたって、小さくたって、いいんだ!
「ぼくたちの勇気」 ・・・ いじめをつぶせ!
「みんなそろってキックオフ」 ・・・ 花粉症だって、へっちゃら!
「あいさつおじさん」 ・・・ さけんで、走って、身を守れ!
「やくそくの自転車」 ・・・ 守ってみせるさ! 交通ルールも、いのちも!
「さよなら、ぼくのひみつ」 ・・・ 明日は、きっと変えられる!
「いちご肌のふたり」 ・・・ アトピーには、やさしさを! 井嶋敦子さん作
「幸福をよぶ鳥の絵」 ・・・ 「しょうがい」は個性なんだ!
「作ろう!安全マップ」 ・・・ ひびけ!みんなの心に あだちわかなさん作
あだちわかなさんもわたしのお友だちです。