司平さんのコンサート

 

古里の訛り懐かし隣町に司平さんの歌を聴きに行く

 

 

きょうは、とっても良い時間を過ごしてきました。

 

 

午後２時に、梅原司平さんのコンサートが始まりました。

↑は、始まる前の会場の様子。

 

　　　　　

 

ロビーには花が飾られ、このコンサートを企画なさったＴ・Ｙさんの集められた、

今までの「司平さんコンサート」のパンフレットやポスターが展示されていました。

わたしの持ってないものがいっぱいあって、圧巻！

わたしなど足下にも及ばない「追っかけ」さんです。

すごいなぁ！！！

 

司平さんの歌は、いつ聴いてもステキ

「ここにおいで」を聴くと、自然に涙が流れます。

乾いた心が潤っていきます。

これは、特に子どもたちに聴いてほしい曲です。

他の歌も、全国のたくさんの人に聴いてほしいです。

 

今年に入ってから、意欲的に創作された歌が詰まったアルバム、「うたのちから」がお勧めです！

「ラストメッセージ」という曲が３月７日に作られ、その４日後に大震災！

その日に生まれた歌が、「うたのちから」です。

歌には、大きな力があると思います。

心を慰め、励まし、たくさんの元気をくれます。

 

きょうは、いっぱいの元気をもらってきました。

アルバム「うたのちから」にサインをもらい、握手もしてもらいました。

わたしの手は温かかったのに、司平さんの手が少し冷たかったのが気になります。

 

これからもますます元気で、全国を飛び回って、ステキな歌を届けてください

 

 

司平さんのトークの中に、１０月の富山でのコンサートのお話があって、

（これは、小学校の恩師と仲間が準備してくださるそうです）

懐かしい富山弁が聞けました。

司平さんは、終戦の年の暮れに疎開先で生まれたのですが、

富山は地方都市では最大の空襲を受け、家を焼かれてしまったのです。

お母さんは大変な苦労をされ、お父さんが留守の時に、

上から二番目のお姉さんの手を引いて、裏の川へ行き、

「ここに入って、死のうか」

と言ったそうです。

でも、思いとどまり、司平さんを産んでくださったことに感謝します。

そして、わたしたちと出会ってくださったことに感謝です！

 

 

もうひとつ、大事な話を聞きました。

「忘れられた被災地」・・・長野県下水内郡栄村（しもみのちぐん・さかえむら）

あの東日本大震災の翌日の１２日、震度６強の地震に襲われた村です。

大津波、原発事故のニュースの陰で、「忘れられた被災地」と呼ばれていますが、

長野市の方々が、この村の方々を励まそうと、司平さんのコンサートを

プレゼントされたそうです。

こんなすてきなコンサートが、１１月１２日に実現しています。

司平さんは、「うたのちから」栄村編として、うたの間に語りを入れて歌いました。

帰ってきて、ポストを見ると「ＰＵＬＡＮＡ　ＰＲＥＳＳ」（ファンクラブ会報）が届いていて、

その中に、その語りの部分が載っていました。

 

”崩れようが　壊れようが　裂かれようが　ここは　私の生まれ育った　ふるさと！

　　　　　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　大地にしっかりと根を下ろした人間にこそ　本物の豊かさが訪れる

　栄村はそれを知っている　　だからこそ　　栄村はひるまない”

 

司平さんは、ほんとうの優しさを持ったとってもすてきな人です