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「緑の芝谷」芝谷FCの情報

高槻市立芝谷中学校サッカー部活動方針

2017-04-24 19:00:29 | 日記
高槻市立芝谷中学校サッカー部活動方針(2017年度/平成29年度)
 
  高槻市立芝谷中学校サッカー部


☆活動目的
1.部活と学習との両立  
2.基礎体力とサッカー技術の習得
3.他者への感謝の心   
4.幅広い仲間作り    
5.進路獲得


(1)理想のサッカーと目標
☆ジュニアユース年代(12~15歳)は、身体能力に個人差があり、体が大きくてスピードのある選手が有利な年代ではありますが、ユース年代(Uー18)やそれ以後の年代のことを考えると、ジュニアユース年代にこそ、パーフェクトスキル(完璧な基本技術)、グッドボディシェイプ(良い体の向き)からの視野の確保と良い判断が求められます。ジュニアユース年代で体の小柄だった選手が、これらのことを中学サッカーで身につけてから、ユース年代で体が大きくなり、すばらしい選手になった例は数多くあります。体の小柄な選手や大柄な選手が、それぞれの特長を生かしながら、基本技術と正しい判断力を身につけて、一つのチームとしてハーモニーを作り上げる喜び、それこそがサッカーのすばらしさではないでしょうか。

☆中体連の頂点は、全国中学校サッカー大会(毎年8月開催)です。高槻市内の中学校で全国大会に出場した学校は、次の学校です。
昭和50年度 高槻三中
昭和51年度 高槻九中
昭和52年度 高槻九中
昭和53年度 阿武野中
昭和56年度 阿武野中
昭和59年度 阿武野中
昭和61年度 阿武野中
昭和63年度 五領中
平成 2年度 五領中(全国第3位) 
平成11年度 柳川中
平成14年度 芝谷中
平成15年度 高槻九中
平成21年度 高槻二中
平成22年度 高槻九中(全国第3位)
平成23年度 高槻九中(全国ベスト8)
平成24年度 高槻九中

大阪府下だけでなく、近畿2府4県の中でも、これだけ多くの全中出場を果たしている地域は少ないです。これはまさに、少年サッカーの盛んな地域性の表れだと言えるでしょう。地域の小・中・高のチームと交流を深めながら、ハイレベルな高槻のサッカーの伝統を受け継ぎ、部活動としてのサッカー部の長所を生かしながら活動を進めます。  


芝谷中サッカー部の長所は、
1.サッカーだけでなく、学習面や生活面を合わせた指導や活動。
2.学校生活全般における友達関係作りと、集団の中での個の伸長。 
3.高校やクラブチームとの幅広い連携を生かした活動。 
などがあります。私たちはこれらの特長を生かしながら、サッカーを通じた全人教育を通して、「全国大会出場」、「高校で通用する技術の習得」、「高校への適切な進路指導」 をチーム目標にしています。 

そのために私たちは、
1.パーフェクトスキル(完璧な基本技術=止める・蹴る)と、
2.グッドボディシェイプ(良い体の向き)からの視野の確保(観ること)と良い判断を身につけ、チーム目標達成に向かって活動をしていきます。

全国大会に出るためには、地区予選から数えて、14~15試合を勝ち抜く必要があります。強い決意と自信を持って乗り越えていこう! 


(2)活動の内容

1.午後練習について
練習メニューは季節ごとに内容を工夫して決めます。

2.早朝練習について 
7:30開始。実施日は火曜日・木曜日・金曜日。
3.夏・冬・春休み期間中の活動について 
活動予定表を掲示板かブログにアップします。家族旅行などで欠席する場合は早めにお知らせ下さい。

4.公式戦には次の4種類があります。
☆中学校体育連盟(中体連)主催の大会
☆大阪府サッカー協会主催の大会・日本サッカー協会主催の大会 
☆高槻市サッカー連盟主催の大会 
☆各地域などが主催する大会(フェスティバル)

5.その他の活動 
クラブ学習会(9教科の勉強)、二者面談(通知表をもとにした生徒て顧問との面談)、ミーティング、試合観戦、高校との試合、ビデオ学習、体幹トレーニング、メンタルトレーニングなど。

6.クラブチーム組織「芝谷FC」としての活動  
他府県への遠征や、宿泊をともなう活動などは、中体連としては認められていない活動であるため、各校とも日本サッカー協会第3種に所属するクラブチーム組織として活動しています。(ただし、近畿大会・全国大会は中体連の活動です。)


(3)活動上の注意
1.中学校の生徒として、自分の行動に責任を持つこと。学校の生徒や先生方に愛される生徒・愛されるチームを目指そう。生活面で問題行動があれば、試合出場停止や、クラブ活動停止など、自分にもチームにも大きな影響を与えることがあるので、十分注意しよう。先生は君たちを信頼しています。

2.授業態度と提出物を大切にしよう。授業態度が悪かったり、提出物を出していない場合は練習には参加できません。委員会活動や掃除当番などもしっかりやってから、練習に来ること!置き勉をしないことや、チャイム着席も守ること。

3.欠席・早退などの場合は必ず自分で顧問まで連絡すること。

4.活動中のけがは、保健室の先生と顧問の両方に連絡すること。けがをして体育の授業を見学した時は、練習も見学すること。

5.ジュニアユース年代は、栄養と睡眠が大切です。まず、好ききらいなく何でも食べること。特に牛乳を飲むこと。次に、睡眠については、テレビ・ネット・ゲームなどの時間を最小限にして、早く勉強を始めて早めに寝ること。もちろん、毎日の家庭学習の習慣は、良いサッカー選手になる条件の一つです。

6.顧問から配付されたプリントは、よく読んで必ず保護者の方にも見せておくこと。

7.サッカーシューズはできれば2足以上用意すること。練習用と試合用を分けること。練習用が古くなったら捨てて、試合用を練習用として使い、試合用を新しく買い直しましょう。試合の日に新しいシューズをいきなり履かないこと。また、雨の日用には、ポイントがすり減っているシューズは使えません。

8.トレセン活動・アカデミー活動について  
アカデミー=高槻市中体連のトレセン活動のこと。  
トレセン=選ばれた選手を、一定の期間、トレーニングして育成すること。アカデミー<三島地区トレセン<大阪府トレセン<ナショナルトレセン<エリート・代表 
アカデミー・トレセンには、まずチームからの推薦が必要になります。練習や試合で、自分のプレーを思いっきりアピールしよう。

9.勉強とサッカーとの両立
インターハイや高校選手権に出場している金光大阪高校は、勉強とサッカーを両立させていることでも有名です。テストで40点未満の生徒は、試合に出られないなどのルールがあるそうです。みんなもそれくらいの気持ちで、勉強とサッカーとを両立させよう。また、学期末には通知票をもとに顧問との二者面談を実施します。

10.卒業後の進路について
先生が勉強や生活面のことでいろいろとアドバイスするのは、すべて君たちの進路につながることだからです。卒業後も、すばらしい高校生活ができるように、先生はサポートします。勉強や進路(高校進学など)のことで悩みがあれば、いつでも先生に相談して下さい。


(4)スタッフ
顧問=古家昭二(監督)、隠岐尚武、宮里晃史
ブログ担当者自己紹介 おき なおたけ 昭和35年高槻市生まれ。阿武野小学校5年生より高島雄作先生(現在郡家FC)のもとでサッカーを始める。東洋大学体育会サッカー部OB。小・中学校時代の同級生に、元日本代表GKの松井清隆(元J1コンサドーレ札幌コーチ、現在近畿大学サッカー部監督)がいる。22歳で中学校教員となり、芝谷中、高槻七中、柳川中、高槻九中、高槻八中を経て、平成29年度に芝谷中へ転勤。2002FIFA日韓ワールドカップの競技運営ボランティアとして大会に参加した。指導歴は、近畿大会7回(近畿優勝4回)、全国大会5回出場。2010年度全国大会第3位、2011年度全国大会ベスト8。
日本サッカー協会C級ライセンス取得。教え子に、安楽竜二(LEO監督、大阪府サッカー協会第3種委員会理事)、堀江健太(元川崎フロンターレユースGKコーチ・ドイツでコーチの修行後、現在は中国女子2部リーグのGKコーチ)、森洋平(神戸弘陵高校サッカー部顧問)、鳥越恵(元日本女子代表、元スペランツァ高槻)、梶陽俊(元千里丘FCコーチ)、守田英正(流通経済大学4年、全日本大学選抜)、温井駿斗(セレッソ大阪U-23)ら。また、芝谷中の校歌の作詞(原作)も手掛けた。

出版物=2013年ジャパンライム(株)より、DVD「攻守を両立!駆け引きを楽しむ 対人プレー メニュー集」全3巻、好評発売中。また、2013年ベースボール・マガジン社より、サッカー専門誌「ジュニアユースサッカー 強くなるドリル・シリーズ(29)」も好評発売中。


(5)保護者会について 
1.サッカー部と家庭との連絡を密にし、その活動をより豊かなものとするために、保護者会をおきます。 

2.部員の保護者は、すべて保護者会の会員とします。


(6)保護者の方々へ 
ご意見やご要望があれば遠慮なく顧問まで連絡してください。また、試合の時にはお誘い合わせのうえ、どんどんグランドまで観戦に来てください。


(7)チーム作りの基本方針 
☆リアクションサッカーとアクションサッカーの両方ができるチームを目指そう。 
リアクションサッカー=守備のブロックを構成して、相手のボールを奪ったところから素早いカウンターを仕掛けるサッカースタイル。
アクションサッカー=ボールを支配し、意図のある攻撃を仕掛けるサッカースタイル。  
相手のミスを待つサッカーだけではなく、意図のある攻撃・意図のある守備を行うことが、特に中学生年代で必要です。意図のある攻撃とは、ボールを狙い通りに支配し、個の力や組織で相手ゴールを目指すことです。意図のある守備とは、相手ボールに対して積極的に素早くボールを奪うため、個の力や組織で対応することです。ここで必要な要素のひとつが「コミュニケーション」(コーチング)です。味方選手に自分の意図を声で伝えることを、特に重視していきます。味方同士がお互いの意図を感じあってプレーすることは、サッカーの喜びであり、美しさと言えるでしょう。

1.コミュニケーションと信頼関係
サッカーはコミュニケーションが特に重要なスポーツです。練習中から自分の考えを味方に遠慮なく伝えていくことが大切です。そこで必要なのが、チーム全員の信頼関係です。みんなが誰とでも仲良く話し合えることで、チーム内に信頼関係が生まれ、強い相手との試合の時に100%の力を出し切ることができるのです。

2.闘う姿勢(ファイティングスピリット)
どんな強い相手にも、常に向かっていく気持ちを持ち、闘い抜くことが大切です。闘う姿勢があれば、相手の力を100%出させないようにすることができます。フェアプレー精神を持ちながらも、闘う姿勢を忘れないことが、目標達成のためには必要なのです。

3.環境への適応
試合会場までの移動や、その日の天候・気温、試合会場の荷物置き場、アップとダウンの場所、ピッチの広さと表面の状態(土か芝生か、芝生の長さによっては履くシューズを換えることなど)、日陰はどこにあるか、CKやロングスローはしやすいか、など、その環境を調べて良い準備をしておくことが重要です。試合の前日までにこれらのことを調べておき、試合当日の持ち物を考えることが必要です。バスで移動する場合、酔いやすい人は、朝、家を出る前に酔い止め薬を飲んでおくのも良いでしょう。

4.フィジカルコンタクト
1対1で負けてばかりでは、その試合は勝つことはできないでしょう。体と体をぶつけ合いながらファールをせずにボールを奪う(フィジカルコンタクト)の能力を、練習で上げていくことが大切です。

5.ボールを受ける前に周りを観ること。ウエーブ、オフ・ザ・ボールの動き(視野の確保、プレースペース、時間の確保)
ボールをもらう前に周りをよく観て味方や相手の位置とスペースを把握すること!(この習慣づけが最も大切です。)そして、相手とかけひきをすること。直線的に走らず、ウエーブ(ふくらんで走る)の動きで視野の確保をしながらゴールへ向かう体の向きを作ること。

6.攻撃は個の力+組織の力「ワンツー」「第3の動き」「リップエース」で!
ボールを受けたら、まずゴールを狙うこと。その時、個の力が必要になります。「自分で相手を突破するんだ」という強い気持ちが大切です。練習メニューに取り入れるウイールクーバーのドリブル練習で、必殺のフェイントをひとつ以上マスターしよう。ただ、個の力ばかりに頼っていては通用しない場合があります。そこで組織の力が必要になります。攻撃面でのジュニアユース年代の一つの到達点として、「第3の動き」があります。これができれば、チームとしての攻撃の幅がかなり広がり、シュートチャンスが増えます。個人の力プラス、組織の力でゴールを目指そう!「ワンツー」はみなさんも知っているとおり、攻撃の基本です。「リップエース(命名者隠岐)」はボールホルダーがドリブルで仕掛けた後ろにできたスペースに2人目の選手が入り、ヒールパスを受けるプレーです。攻撃の工夫を入れて、意外性のある楽しいサッカーを目指そう。

7.審判(主審・副審)について
選手がプレー中にミスをするのと同じように、審判もたまにはミスをします。特に副審は三島地区予選まではほとんど生徒が行います。審判はミスをするものだという考え方で試合に臨みましょう。審判の判定に対してイライラしてては全国には行けません。


(8)戦術 
☆守備について 
□ファーストディフェンス=ボールを失った直後に、ボールを奪われた相手への守備に入ること。積極的に素早くボールを奪いにいくこと。FWの選手も、もちろんこのファーストディフェンスをやりきること。 
□数的優位を作る=ボールを持っている相手に対して、まず最も近い選手がチャレンジをすること。そして、2番目に近い選手がカバーの動きをしながら、コーチングによって1対2の局面に持っていくこと。そこで一気にボールを奪ってしまおう。コーチングの種類は、「右切れ、左切れ、寄せろ、サンド」など。

☆攻撃について 
流れの中からゴールをねらうには、相手の守備が整う前に攻撃すること、つまり、ダイレクトプレーの意識が必要。まずトップをねらう。そのためにも、ロングキックの精度を上げることは非常に重要。ただし、相手の守備組織が整っているのに、無理に急いで攻撃してはいけない。その場合は、しっかりとビルドアップ(攻撃の組み立て)をして広いサイドから攻めることを基本戦術とする。

☆相手チームの力が、自分のチームと同じくらいか、または強い時は、なかなかシュートまで持っていけないことが多い。流れの中でチャンスができない時は、リスタートからの得点をねらうこと。そのためにもロングスロー、CK、FKのチャンスを作ることをまず考えよう。CKはゴールに向かうボール(インスイングコーナー)が蹴れればベスト。FKは5つのパターンをマスターすること。(1.直接ゴールをねらうキック。2.最もヘディングの得意な人に合わせる。3.壁の裏に落として2人目がそれを拾う。4.またいだ人に流してクロスを上げさせる。5.アザーに振ってから折り返しを決める。6.ポイントからボールを1~2mずらしてシュート。) 

☆真夏の戦い方 
★ボールポゼッション(ボールを支配すること)がしっかりできること。プレッシャーを相手から受けても、パス回しが確実にできないといけない。ダイレクトプレーの意識を持ちながらも、じっくり攻める技術も必要。「ボールは汗をかかない」という格言もある。勝負のタイミングをよく考えて、ダイレクトプレー(時間をかけずにゴールに直結するプレー)とポゼッションプレーとをうまく使い分けることが重要。タイムコントロール(勝っている時に時間をうまく使うこと)をする時にも、ボールポゼッションが必要になる。


(9)コミュニケーション 
☆コーチング 
1 ターン(前をふり向け) 
2 リップ(ボールを後ろに残せ)
3 オーバー(ボールにさわらずに動け) 
4 キーパー 
5 クリアー 
6 サンド 
7 アーリー(突破せずにクロスを上げろ) 
8 マイナス
9 ニア 
10 アザー
11 ウエーブ(スペースと視野の確保)
12 キープ(無理に突破するな) 
13 足もと 
14 平行 
15 裏(スペースへ出せ) 
16 流せ(そのままたてパスを出せ)
17 ためろ(味方が上がるまでキープしろ) 
18 変えろ(サイドチェンジをしろ) 19 寄せろ(アプローチ) 
20 ずれろ(マークを切りかえろ)
21 遅らせろ(一発で抜かれるな) 
22 左切れ 
23 右切れ 
24 上げろ(ラインを上げろ) 
25 ストップ(これ以上ラインを上げるな) 
26 落とせ(バックパス) 
27 打て(シュート) 
28 壁( )枚!(キーパーの指示) 29 行くな(オフサイドトラップにかけるためにマークについていくな) 
30 行け(マークについていけ) 
31 当たれ(カバーがいるのでボールを奪いにいけ)
32 セットしよう!(ロングスロー)
33 ○番OK!(相手のCKやFKの時に自分のマークを知らせる)
34 ショート!(ショートコーナー) 

☆あいさつ&返事 
1 おはようございます! 
2 こんにちは! 
3 さようなら! 
4 ありがとうございました!
5 はい(オーっす)! 
6 お願いします! 
7 すみません(ボールを当てた時などはその人のすぐそばまで行って謝ること) 



クラブミーティング

2017-04-24 14:36:13 | 日記
今日は新入部員の1年生を迎えて全学年参加のクラブミーティングです。今年度の部活動の説明をします。
プリントを持ち帰りますので、保護者の方々も必ずご覧くださいませ。よろしくお願いいたします。
なお、今日はグランドでの練習はありません。2・3年生は疲労回復のため、1年生はグランドが利用できないためです。明日から頑張りましょう。