50の手習い 投資生活で豊かな老後を

ふとしたきっかけで専業トレーダーを志し、投資を勉強していく中で自分と向き合い、人生を振り返る日々の記録

大反省会

2016-02-19 08:24:19 | トレード雑感
自分が許せない。
先週あんなに絶好調だったのに、そのもうけを全部飛ばした。

その原因を徹底的に分析して、将来への教訓としよう。

その前に概略から。
「ゾーン」の著者が述べていたが、一つの職業に成功したからといって、トレードで成功するとはかぎらないと。まさに、その通りだ。なぜなのか。

私も、翻訳者として、中の上以上にはいる。

だが、ことトレードとなると、まるであまちゃんだ。その理由は主に二つ。
1. ルームを無視できる。
この社会、他人に危害を加えてはいけないのは、絶対のルールだ。人を殺したら、裁きを受けなければならない。それがわかっているから、どんなに憎たらしい相手でも殺したりしない。

それなのに、トレードではだめだとわかっていても、反対方向にエントリーする。なぜか? まるで自滅することかが目的でもあるかのように。まるで悪魔のささやきにみをゆだねることをよしとしているかのように。

なぜか?

事の重大さを認識していないか、それとも、はなから負けることが折り込みずみなのか。

2. 臨機応変な考え方ができない

例えばロングにエントリーしたけど、いっこうに上昇する気配がなく、そのうち勢い良く下がり始めたとすると、それは絶好のショートエントリータイミングだ。そんな場面で上昇することなど99.9%あり得ない。しかし、最初にロングエントリーすると、心理的に「自分はロングの味方なのだ」という意識が芽生え、簡単に反対チームに心変わりできないのだ。特に私は忠誠心の強いタイプで、八方美人はきらいだ。

だから、エントリーと反対方向に動き出すと、ドテンするよりは「あきらめ」の境地に身を委ねてしまう傾向にある気がする。

これではあまちゃんもいいとこだ。最初にマイナス2000円から3000円位になった時、「ケチ」な心がドテンを躊躇させる。もちろん、レンジ相場なら下手にドテンするよりは待っている方が良い場合もあるが。それからマイナス1万円を超えてくるとやけになってくる。というか感覚が麻痺するのだ。

でも考えてみて。マイナス2000円の段階で、これは下降トレンドの発生だと判断したなら、その時点でドテンしていれば8000円、いやもっと利益を上げることができる。そんな「合理的な」考え方ができないなら、勝負には勝てない。

もちろん、そんなことにならないようにエントリー前にしっかりと分析し、逆行しないタイミングでエントリーするこのがベストだ。だが、とかくベストタイミングでエントリーするのは難しいものだし、判断を誤って反対方向に入れてしまうこともある。そういう場面に陥ったとしても冷静に対処できるのが上級者だと思う。人生でもそうだ。不慮の出来事に遭遇しても、大人ならきちんと対処できる。

この反省文を書くのに何日も費やしてしまった。週末も仕事で忙しかったし、詳細についての記憶は徐々に薄れている。だが思い出すと心がうずく。まるで失恋した気持ちだ。傷に触れると心が痛むので、今は傷が癒えるのを待っている感じ。だいぶテンションが下がっている。

でも、これを乗り越えなければだめだよ~ん。

あっという間に5万円稼げるけれど、あっという間に5万円を失うことだってありうる。
それがこの世界だ。だが、同じミスを繰り返している私は完全に馬鹿だ。

この反省文はまだまだ続けるが、とりあえず第1弾はここでおしまい。

次は詳細な分析を元に、私の馬鹿さ加減を記録に残しておこう。

驚きの相場展開

2016-02-11 23:20:39 | トレード雑感
先週の始めに日経平均の分析を書いてから、見立て通り日経平均は15,000円に迫ってきた。

その時点でのドル円チャートはおとなしそうに見えたが、株安と連動して、信じられないほどの円高になった。

残念なのは、日銀総裁の発言による騙しに目くらましをくらい、120円割れの下降波に乗れなかったこと。

まだ、情報のインプット、分析、判断がちゃっちゃっとできないため、仕事で神経が疲れたりすると、トレードにエネルギーを注げなくなる。まだまだ、未熟ということだ。

だが、今日はお休みで朝からチャートに向かう。

トレーダーの中には、欧州、NY時間に焦点を合わせたライフスタイルの人が多いと思うが、私にとっては朝がいい。

起きてすぐの方が、脳がリフレッシュされているからだ。

受験勉強も朝型の方が良いと言われる所以だ。

今日は朝、夕方、寄ると3回トレードをして、すべて利益を出すことができた。

久々で気分がいい。

しかも、全面下降ムードの中の、わずかなロングチャンス(逆張りトレード)を狙ったもの。

まだ課題はあるが、すべてプラスで終わったことはひとまずよかった。

つまり、10pips狙いのトレードでも、丁寧にトレードすれば利益をもたらす。

もちろん、順張りトレードの方が大きな利益を望めるが、ここまで大胆に円高になったら、どこまで動くのか分からないので、逆にリスクが高まる。

長期足できっちり方向を見極め、丁寧にエントリーしないと、安値づかみで置いてきぼりにされる可能性がある。

ただ、イエレン議長の議会証言が大きく影響しているのなら、円高トレンドはしばらく続くかもしれない。

今、テレビで専門家もそう言っていた。

ということは、目標は簡単。ひたすら戻り売りを狙うといことだ。



ところで、自信を取り戻した今夜、2013年10月からの投資の損益を確認した。

驚いたことにトータルではプラスだった(そんなに驚くほどの額ではないが)

どうしても勝てなくなったとき、日計表をつけるのをやめた。

マイナスの数字を見たくなかったからだ。

だが、ようやく現実に直面する勇気が持てるようになった。

これからはコツコツと反撃にでるのみ。

1000万円枠を持つ通帳を何冊も机の上に並べ、誓いを新たにした。




日経平均225テクニカル分析~昨日の続き

2016-02-01 21:40:19 | チャート分析
最近は、為替のチャートだけではなく、株価の動きもチェックしている。

金融の専門家ではないので、ダウやS&Pがこうなったらこうなるとか、日経平均がこうなったらこうなるという話はちんぷんかんぷんだった。

正直、今でも世界の金融の仕組みは良くわからない。

だが株価チャートを見るようになってびっくりしたのは、日経平均225とドル円のチャートの形が非常によく似ているということ。

な~るほど、こんなつながりがあるのかと改めて感動していた。

昨日アップした日経平均225の見立てはちょっと間違っていたようで、今日は300円越えの上昇。フィスコのテクニカル分析では「情報転換シグナル」を発しているとのこと。

えっ? 

あわてて確かめると、昨日私が見ていたのは週足で、日足を見るとちょっと見方がかわる。



1月22日(金)に平均足が陽転し、1月25日(月)にMACDがほぼゴールデンクロス。先週の金曜日の吹き値でミドルラインを越え、今日は窓を開けてさらに上昇した。

ロウソク足のチャートを見るとこうなっている。



この日足チャートを見る限りMA50とボリバン+2σをとりあえず目指すだろうと読んで、oco注文(利確18500円、損切15750円)でロングするというのが正攻法だろう。

その後18500円を抜けてさらに上昇するのか、それとも、いったんそこで調整が入って下降するのかは半々だろうか。

そこで週足を見てみると、



3週前の足を底として陽転し始めているが、+2σにたどり着くまで4つの関門が立ちはだかっている。
私のまだ日の浅いチャート分析ではあるが、こういう場面では上に行くより、頭を押さえられて下に下がる方が確率的に高い気がする。

ただ、日銀のマイナス金利政策、それに対する海外投資家の受け止め方などなど、私にはよくわからないファンダメンタルズ要素がおおいに作用する気がして、予測がなかなか難しい。

ドル円の週足を見るとボリバンはほぼ横ばいで、ちょうどミドルラインあたりに位置している。

もしこのまま上半分ほど上昇して+2σを目指すなら124円まで上昇することになる。
ただミドルラインから下に下がることもあり得る。

今日はほとんど動きがなかったので、あす以降の動きに注視する必要があるな。