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MON CAHIER CAPRICIEUX

お絵描き大好きminacoのらくがき帳。
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「告白」

2011-10-15 23:55:25 | 書籍レビュー
フランスでよく飲んだ、モナコというビールカクテルがあったので注文!
ビールにザクロシロップが入っています。イチゴシロップの場合もあります。

昨日は久しぶりの友達と飲んでそこそこ酔っていたのに、
帰りの電車でも帰った後も読み続けて読み終えてしまいました=3


「告白」 湊かなえ
双葉文庫

『「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺
 されたのです」
 我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白か
 ら、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々
 に変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。
                        (文庫裏表紙より。)』


前の記事でも言いましたが、ほんと面白い描き方で1行目から完全に惹き付けられました。
全ての章が、人物のモノローグです。
ストーリーは、すごく裏切られるのだろうと思っていた展開とは少し違ったけど、面白かったです。
最後は確かに衝撃的かも。「うはぅ!!」って感じでした。笑
でもこの終わり方は私はすごく好きです。解決したようなしなかったような、って感じはあるのにスパッとシンプルで。
かっこいい。
潔いラストって好きです。

最後に載っている中島哲也監督のインタビューが良かった。
「本の登場人物の話が全て真実とは限らない」って、映画の中学生役の子達と同じように鵜呑みにしていた私には衝撃w
でもそうですよね、考えてみれば。
人に話すことや日記に書くことすら、嘘でも良いのですから。
そうなると深読みしすぎて訳が分からなくなりそうですが、そんな読み方でもいいらしいですw
そんなこと言われると、また読み返したくなってしまいます。

ストーリーは分かりやすかったのですが、ちょっと難しかった気がするのは
描かれているのが事実ではなく人物それぞれの見聞きしたこと、主観、心情であることが理由かな。
表現が全てモノローグなので。それが面白いとこなんですけどね。
行われたことを淡々と描いて主要人物の心情がまるで描かれていない『白夜行』(東野圭吾)と逆なイメージ。


あと、普通にちょっと1組のカップルに期待したのに残念だった・・。
この小説のオアシスかと思っていたのに。笑



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>画像  ナウシカ 模写(「風の谷のナウシカ」)
     さっき掲示板に投稿した作品。

復讐つながりということで、姫姉様に出てきてもらいましたb

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