讃喫茶室

珈琲屋のおやじのぐだぐだ

ニカラグア・リモンシニョ農園・ジャバニカを焙煎しての3

2012年10月03日 | 日記
3日後10段階のサンプルを試飲してみる

すぐにカップをしないのは炒り臭がきついのと

そこからの珈琲のポテンシャルを知りたいから

買い付けのようなカッピングはここでは意味がない

もちろん欠点は探るけれど


やはり讃ではこの珈琲はやさしいカテゴリーでいきたい

そう思った

ただ普通このような感じの珈琲だとしっかりやいていくと

香味が崩壊してしまうものだけれど

この珈琲は最後までしっかりしている


僕はスペシャルティには功罪があるとおもっている

やはりわけの分からない履歴のものより

その珈琲がおおまかにどんなだということがわかったほうがいい

と格段に珈琲の平均値が向上したと思っている

一般にもその情報が知れ渡ってくると

作り手も学習をしていないと見放される

そういう緊張感はとても良いことだと思う


他方珈琲を点数にするのはいいのだけれど

確かにしっかりとしたカッパーがジャッジしているのだろうが、それは珈琲のひとつの側面でしかなく

珈琲の香味はそこから様々な要素をもってして最終決定するものと考えている

ひとつの参考にはなると思うのだけれど、それ一辺倒になると本質を見失うと感じる

コモディティーも(時にはこちらのほうが)とてもよいものがある

相場がゆれるときは確かに難しいけれど

経験からそう確信している



ただこのニカラグア・リモンシニョ農園・ジャバニカ

独特な香り、さわやかな味わい

とても良いと思った

スペシャルティのおかげで出会うことが出来たのも間違いなく感謝している



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