透析室の看護師を目指す際は、透析室で働く看護師の実態について理解しておくことが大切です。
まずは、透析室で働く看護師の1日の流れを確認してみましょう。
透析室で働く看護師の1日のスケジュールは、始業開始後に申し送りを行い、透析機械やそれに関わる物品の準備を行います。
患者さんが来院したら、透析前にバイタルチェックを行い、異常がなければ透析開始です。
透析中も患者さんのバイタルが安定しているかを確認し、透析が終わった後も透析前と同様にしっかりとバイタルチェックを行います。
人工透析にかかる時間は1回につき約4時間から5時間なので、このあたりで午前の業務は終了です。
休憩をはさみ、2クール目の患者さんを受け入れます。
午前と仕事内容は同じ。2クール目の患者さんの透析が終了すると、片づけを行い就業となります。
このように、透析室で働く看護師の仕事は、決められたルーティンワークを繰り返し行うという特徴があります。
次に、透析室で働く看護師の給料についてです。
透析室で働く看護師の平均年収は、約380万円~450万円といわれています。
これは一般的な外来看護師やクリニックと比べるとやや高めの水準といえるでしょう。
しかし、透析室には夜勤がないことが多いので、病棟看護師よりも50万円ほど給料が安くなる傾向があります。
以上のことから、透析看護師の実態とは、ルーティンワークが多く、給料も一定の水準以上であるということがわかります。
ルーティンワークは向き不向きが大きく出るポイントになるので、自分に向いているかどうか、しっかりと確認することが大切です。
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