予防医療のスペシャリスト

保健師について追求していく

看護師とは異なる保健師の仕事

2020-06-22 05:18:19 | 日記
看護師と保健師の役割は、似ている点もあるが異なる点も多く2つは異なる職種であることがわかる。
病傷に悩む人々の治療のサポート、生活の補助を行うことが看護師の仕事だ。
一方、保健師は、そもそも病気や怪我に悩まされないための予防、健康増進が目的だ。
保健師になるためには看護師免許が必須であり、保健師の資格は看護師の資格の上位に位置している。

保健師は看護師同様、さまざまな場所で活躍できる資格であり、職場によって仕事内容も異なる。
主な保健師の種類としては、行政保健師をはじめとして産業保健師、学校保健師、病院保健師が代表的だ。
行政保健師とは、保健所や地域の保健センターなどにおいて公務員として勤め、市民の健康維持や健康相談を受け付ける。
行政保健師は公務員であるため公務員試験に合格する必要があり、医療知識だけではなく教養も必要となる。基本的に求人数は多くない傾向にある。
産業保健師とは、企業の社員の健康維持、健康管理を行う。
多くは大企業で募集されているが、非正規雇用であることが多く、看護師が副業として勤めることもある。
学校保健師とは、専門学校や大学、私立の中学高校に勤める保健師のことを指す。
怪我、病気の治療のほか健康やメンタル面の相談に乗ることもある。
倍率は比較的高く、養護教諭の免許があれば採用がされやすい傾向にある。
病院保健師とは、病院で行われる健康診断などに携わる保健師のことだ。
病院に看護師として勤めており、保健師の資格を取得すれば配属されることが多い。

保健師を目指す際には、自分のニーズやなりたい保健師像を目指せる環境を職場に選ぶべきだろう。
保健師についてさらに詳細を知りたい場合は、このサイトも参考になるので見てほしい。