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B’z
ORICON NEWS
2018年12月5日(水)
フェイス25周年記念Webサイトスペシャル対談企画 最終回【前編】
スペシャル対談13
長戸大幸×平澤創
~大阪市・GIZA 社長室にて~
平澤
「B’z」は?
長戸
あのね、バンドを作るたびに商標を取らないとならないから、お金がかかって困っててね。
平澤
そうですね。本当にかかります。
長戸
レコードを取り、Tシャツを取り、飲み物を取りって、10個か20個取ると200万円かかる。B’zがデビューしたときは、日本たばこ産業が「JT」になり、国鉄が「JR」になった頃なんだけど、頭文字は三つからは大丈夫ということで、「A’z(アズ)」にしようって、そう呼んでた。間違ってエイズって読まれたら面白いなと思ってたの。
平澤
あえて、間違えたら面白いなって、そっち狙いだったんですか。
長戸
そうそう。でもテレビみたら、やたら「AZ」ってテレビCMが流れていて。ロート製薬の「AtoZ」が発売されて、みんなから「ロート製薬からとったでしょ」って言われるようになっちゃって。それでテスト盤も全部A’zだったのに、やめてB’zにしたんですよ。
平澤
テスト盤まで行ってたんですか。
長戸
当時はカセットでしたけどね。白テー状態。
音楽シーンで振り返る平成 際立つビーイングの存在感 ORICON/長戸大幸氏【B’z】