ブリキ星会場 展示会のご紹介

ブリキ星のスペースをお貸した展示会です。

ニシオギ空想計画 SAVEニシオギ展

2019年10月15日 | 2019年




SAVEニシオギ展
2019年11月3日~12日 会場ギャラリーブリキ星
ニシオギ空想計画Vol.2 参加にあたって

ある日突然、いま住んでいる家が道路になりますよと言われたらどうしますか?    
それは、去年の夏、隣人同士の立ち話から始まりました。
「こんにちは。ねえ、道路のこと知ってます?」
「そういえば、測量させてくださいと言って作業員さんが来てましたね」
一体何が始まったのだろう? 
近隣に声をかけて、さっそく区から説明に来てもらうことにしました。
2018年9月13日杉並区役所土木計画課の職員5名来訪、住民10名参加の集まりを持ちました。
そこで初めて、都市計画で道路拡幅があり、敷地が沿道から5メートル削られて家が壊されること。
削った土地代は補償されるけれど残地は買い取ってもらえないこと、代替地の斡旋もないこと。
家を壊す費用や引っ越し代は出るけれど、再建のための費用は補償されないこと。
その他、営業補償のこと等々、区主催の「説明会」ではわからない住民立ち退きのシビアな条件がつまびらかになって、一同唖然!となりました。
みんな西荻の街が大好きです。長年住み続けている人、このまちで自分の夢をかなえようと10数年前に引っ越してきてお店を開き、やっと街に馴染んできた人ばかりです。
自分の人生が取り上げられてしまうことへの驚愕、まちが壊されてしまう無念さ・・・

何故? どうして? この道路を広げなくてはならないの?  
こぢんまりとして、個性的なお店がいっぱいあって、再開発されていない西荻の街は、
“中央線の奇跡”ともいわれています。
街を歩くと、生活の匂いが漂っています。
今、この街が大きく変わろうとしているのです。
それも、近いうちに。
70年以上も前に計画された都市計画道路補助132号線の道路拡張。
私たちの「拙速しないでほしい」という声を無視して、「決まっているから」と急ピッチで進められようとしています。
道路が広がったら、何が失われてしまうのでしょうか。
今あるお店やさんはどうなってしまうのでしょうか。
みんなで考えてみたいと思います。
今回、地元だけでなく、全国の「西荻大好き」のみなさま方からお寄せいただいた作品やメッセージを展示させていただきます。
ご協力に感謝いたします。

2019年11月               「西荻窪の道路拡張を考える会」
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