先週からっぽになった中沼を見て以来の菅生沼。
遊歩道に入るとあちこちから小鳥のさえずりが聞こえる。冬は地鳴きばかりだったのでそれだけでもなんとなく春らしい。
一番わかりやすいのはウグイスだけど、ホオジロ、シジュウカラ、セグロセキレイもにぎやかだ。
おだやかな朝の上沼。
マガモが7羽、いつもカイツブリがいる葦原のほうへ突っ込んで行ったなあと思ったら、押し出されてしまったのか別の理由なのか、カイツブリが4羽も出てきた。
もう1羽別の場所にいたので合計5羽。ここで一度に5羽見たのは初めてかも。
ひなが産まれたら親の背中にのっかってるところを見てみたいなあ。
キジもあちこちで声がする。相変わらず逃げない。さすが国鳥(笑)
朝日があたって色や模様があざやかに見える。
尉鶲(ジョウビタキ)の「尉」の所以がわかりやすいオス。
西側の遊歩道に入るとウグイスがあちこちでさえずっている。
ここは昨年も目立つところにわざわざ出てきてさえずる個体がよくいたんだけど、今年もさっそく出てきている。
「ホーホケキョ」の「ホー」で喉のところがのびるんだよね。そりゃこんなに小さい身体であんなによく通る声なんだから、身体を全部使わないとね。
のびている様子。
ウグイスは地面と平行な感じにとまるんだよね。目のラインがかわいい。
ルリビタキが何度か出たところを見ると、なぜかカシラダカが。
コゲラがわりと近くに来てせっせと桜の木をつついている。
この日はトビ、チュウヒが出て、最後に定位置の電柱にノスリ。
身体の方向と首の方向が違うんですが。180度いけるのね。
午後になって下沼に立ち寄ってみると、上沼にも中沼にもいない白鳥がまだ残っていた。
ほとんどがオオハクチョウ。コハクチョウは少し、ぽつんとコブハクチョウが1羽。
全部で20羽くらいかな。
コブハクチョウは渡らないので、このまま菅生沼に居つくのかもしれないね。
イカルチドリとタシギ。
3羽そろってせっせとくちばしを突っ込むタシギ。
あと、カワセミが鳴きながらビュンビュン飛び回っていて、ペアでやってるのかオス同士の縄張り争いなのかわからないけど、とにかくじっとしてないので写真も撮れず。
でもあれだけカワセミが広い範囲を飛んでいる様子を見られるのは、だだっぴろい菅生沼ならではかもしれない。
次に来たらもう白鳥はいないだろうなあ。今日も会えるとは思っていなかったので、お見送りができでよかった。
●この日見た/声を聞いた鳥
- コブハクチョウ
- コハクチョウ
- オオハクチョウ
- カルガモ
- マガモ
- コガモ
- キジ
- コジュケイ(声)
- カイツブリ
- キジバト
- クイナ
- オオバン
- イカルチドリ
- タシギ
- カワウ
- アオサギ
- ダイサギ
- チュウヒ
- トビ
- ノスリ
- カワセミ
- コゲラ
- モズ
- カケス(声)
- ハシボソガラス
- ハシブトガラス
- ヤマガラ(声)
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス
- エナガ
- メジロ
- ガビチョウ(声)
- ムクドリ
- アカハラ
- シロハラ
- ツグミ
- ジョウビタキ
- スズメ
- セグロセキレイ
- ハクセキレイ
- シメ
- ベニマシコ(声)
- カワラヒワ(声)
- オオジュリン
- カシラダカ
- アオジ