文公社的考察

日常のあれこれや、作品の紹介などです。

実は形式などない

2011年02月15日 16時36分37秒 | 日常考察
作話の手法は実に様々で多岐に渡る

しかし考えてみれば

文章は時代と共に変わる

無論、よみつがれる作品もあるが

一文でも原文から言い回しや文字が変わったら

果たして同じもなと言えるのだろうか

時代と共に変わった作品は過去の作品と同じなのだろうか

ニュアンスですら変わるのだから

やはり同じとは思えない

つまり時代と共に文章は変わっていく

昔の作品はひとつの文章が長く、長文の傾向にあった

今はひとつひとつが短い

これもひとつの変化だろうし、恐らくはこれからも変わっていく

携帯小説はその走りかも知れない

無論今すぐすべてが

携帯小説形式にはならないが

いずれは変わっていくだろうと予測する

時代は変わる

人も変わる

文章も変わる

だから形式などない

読めさえすれば……

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