魔人さんの奇妙なブログ

父の日

父の日は過ぎましたが、皆様はご自身の父親に感謝をしてますか。


父の日(ちちのひ)は、に感謝を表すアメリカ合衆国ドッド夫人が「母の日」にならって、父親に感謝するために白いバラを贈ったのが始まり。
(ウィキペディアより引用)


学生の頃の私は父に感謝するどころか復讐心を持って生きていたような人間でした。




ブラック企業での社畜生活を通して、今のパート時代を通して、

今まで父に対して自分の意思を否定することばかりで、自分を守るために初めて自分の意志から歩み、父を説得させてようやく、和解し合えた故か

元々の私と父の本来の関係性かわかりませんが、

復讐心を持った学生時代と異なり、今は共に仕事をしている関係になり、帰りはよく友達のような談笑しながら家に帰るくらいに仲は悪くない感じです。
しかも、仕事でことあることに感謝の言葉を述べています。

親父に復讐心を持ったきっかけは過去に虐められたことがありまして、いじめっ子に追いかけられ下手をすれば殺されてもおかしくない状況で、外に父がいたので、助けを請いたのですが、
彼は助けることなく、私を放っておきました。

今ではこういうのをいうと親御さんが叩かれそうな感じがしますが、それはそれで。

過去に私がいじめられっ子体質なのもあってか勘違いが多かったので、またいつものかと父は考えたのでしょう。

その次の日に私は事故に遭いました。

もちろんいじめっ子によってね。

血は滴ってました。いじめっ子にもそうでしたが、
救わなかった父にも憎しみが湧き、殺意すらありました。

呪いました。慟哭を上げました。救われないなら死にたかった。救われたかった。殺したかった。助かりたくなかった。行きたくない。怒りたかった。悲しかった。どうして助けないの。どうして俺を虐めるの。どうして。どうして。

こんな思いを持ったのかわかりませんが、いじめられっ子の連れ含む連中全員が痛い目に遭いました。
ざまあみろ。

父は数年後にバチが当たったのかわかりませんが、顔面麻痺などの地獄を味わいました。

父は自分を見捨てたくせに父親面をするのです。
最初から面倒見なかったくせに。
就活とかの時だけ、親の顔するんじゃない。虫唾が走る。

まさかの就活でパワハラまがいのことをする最低の毒親になりました。

ブラック企業勤めをしました。
もちろん、打刻偽装、休日出勤、夜勤後の早出、サービス残業など、令和の日本ではタブーとされることを平然とやる会社でした。

横行するセクハラ、パワハラ、スモハラ...劣悪な環境のせいで私は鬱病手前までに精神が追い込まれました。
死にたいと思っても死ねない。この苦しみが誰にもわかってくれなかった。

私は友達に、自分の道を拓くために退職代行を勧めてきました。
藁に縋る思いで
上司にバレずに得意のポーカーフェイスで退職代行の手続きをして、
退職に至りました。

黙って俺のいうことだけを聞いとけばいいという父の言葉は自分の就職に関する古い価値観を息子に押し付けてただけなのです。

お前の幸せを思って?未来のこと?
違う。あんたは俺の給料から搾取して大学の学費の返済という名の自分の遊び金を貰いたいがために。甘い蜜を吸うために。

ドクズでした。自分のために息子すらぞんざいに扱うなんて本当に俺の親父かって疑いました。

俺は自分の未来のために決心したことを蔑ろにしたくない、親父の主張が間違いであると証明するために真っ向から反抗しました。
1ヶ月してようやく分かり合えました。

過去に自分もパワハラにあったことがあったと父は話した。

むしろどうして、自分の都合のいいように解釈をしたのかはわかりません。

退職率が86%以上の会社におるのがチャンスだとかを抜かすんですよ。
呆れました。そもそも居座れるならわざわざ悩みをあんたに話さないわ。
だから信用ならない。自分の方が楽して生きてるくせに、自分より環境の悪いところを知らず、自分の知ってる世界という物差しで語るなど片腹痛いですよ。

だから父が強引にやってきたことを俺が報復という形で成し遂げたのです。

苦しかった。怖かった。憎かった。

そこから必要以上は話しませんが、共通の趣味で盛り上げる程度の関係までに回復しました。

これを信じるか信じないのかは読者であるあなた次第です。

父の日で父というと愛と憎しみの思いがあるものだということをひたすらに書き綴っただけです。





エリス「ぱぱー きしおーがねおとうさんをたいせつにしてっていってたんだけどどうして?」

洸牙「それはお前次第とでも言っておくか。
いずれわかる時が来る。お前にそれはまだ早いか。」

エリス「?」


洸牙「お前に分かりやすくいうと俺はお前のことを愛してるってことだ。」

エリス「だいすきってこと〜?」

洸牙「む。うん、まあ、そうだ。お前が大好きだ。エリス。」

洸牙は子供を愛さない親はまず親ではなくクズだと思いながら不器用ながらにエリスに声をかけた。

エリス「うん!ボクもだいすきだよ!パパ!いっつもありがとう!」

洸牙はその言葉を聞いて、少し驚いたような反応をした後、
娘に背を向け、少しながら涙を流した。


父は不器用ながらに娘の愛を感じたのであった。



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