今現在カシーム・オウマはフロリダで、彼女と1歳の息子との3人での幸せな生活を送っています。
実は、3年前彼の近所のFridaysといういレストランで下腹部を銃で撃たれたとう皮肉な事件もありました。
オウマは過去15年間でウガンダ人最初のボクシングの世界チャンピョンで、
ウガンダでは国民的なヒーローになっていますが、ウガンダ政府は現在までもオウマを脱走兵(deserter)と宣言しており、もし彼がウガンダに戻ったら国家反逆罪で逮捕すると明確な立場を表明しています。
アナウンサー:もし君がウガンダに戻ったら処刑される?
オウマ:はい。
実際、オウマがアメリカに亡命をした時、ウガンダ政府はオウマの父親を探し出して、殴り殺しました。
彼のアメリカで生まれた子供の名前は彼の父親の名前‘ウンド’をつけました。
今現在ウガンダではオウマの首には報奨金がかけられていますが、物凄く再びウガンダをすぐにでも訪れたいと思っています。
なぜなら、彼には亡命する時にウガンダに残してきたもう一人の息子がいるのです。彼の名前はウーマ。ウーマは現在8歳で、未だ子供兵士にさせられる危険下に生活しています。
アナウンサー:ウーマが子供兵士になるなんてこと想像できる?
オウマ:(悲しい顔をして)No. 彼が自分にねだってくるものは、自分が子供の時にはほしいと言えなかった子供用のバイクとかそのような類のもの。
アナウンサー:なぜなら、彼は普通の子供時代を過ごせているから?
オウマ:Yes. 喜んでそういうものを彼に与えたい。
現在世界チャンピョンのオウマは兵士時代のことをすべて忘れたいと願っている。しかし、彼にはとても難しいことで、できない。睡眠不足、フラッシュバック、金縛り等にしばしば襲われる。
アナウンサー:現在はいつ泣くんだ?
オウマ:一番最初にゲリラから教わったことが、泣かないようにすること、特に泣くことなしに処罰を受けること。
アナウンサー:じゃー、泣かないの?
オウマ:全く泣かない。
アナウンサー:自分の過去に恥を感じる?不名誉なことだと思う。
オウマ:思う時もあれば、思わないこともある。ゲリラグループがやってきたことに怒りを感じたり、自分がやってきたこと(命令どおり人を殺したこと=人間としてやってはいけないこと)を許せなかったり。
HBO放送がカシーム・オウマのことに関してウガンダの陸軍にコメントを求めたが、コメントを拒否したそうです。今現在、陸軍のシニア・オフィサーでウガンダのボクシングコミッションの役員が、オウマのことで政治的に働きを欠けているということです。
もしかっしたら、将来逮捕される危険なしに、オウマがウガンダに戻れる日が来るかもしれません。私は切実にそれを願います。
(こんな時日本政府が人道目的で何かできたら、私は日本政府のことを少しは誇りが持てるようになるのですが。無理だよね、日本政府には。だって、国益すら守れない国だから)
これでオウマのストーリーは終わりです(完)
実は、3年前彼の近所のFridaysといういレストランで下腹部を銃で撃たれたとう皮肉な事件もありました。
オウマは過去15年間でウガンダ人最初のボクシングの世界チャンピョンで、
ウガンダでは国民的なヒーローになっていますが、ウガンダ政府は現在までもオウマを脱走兵(deserter)と宣言しており、もし彼がウガンダに戻ったら国家反逆罪で逮捕すると明確な立場を表明しています。
アナウンサー:もし君がウガンダに戻ったら処刑される?
オウマ:はい。
実際、オウマがアメリカに亡命をした時、ウガンダ政府はオウマの父親を探し出して、殴り殺しました。
彼のアメリカで生まれた子供の名前は彼の父親の名前‘ウンド’をつけました。
今現在ウガンダではオウマの首には報奨金がかけられていますが、物凄く再びウガンダをすぐにでも訪れたいと思っています。
なぜなら、彼には亡命する時にウガンダに残してきたもう一人の息子がいるのです。彼の名前はウーマ。ウーマは現在8歳で、未だ子供兵士にさせられる危険下に生活しています。
アナウンサー:ウーマが子供兵士になるなんてこと想像できる?
オウマ:(悲しい顔をして)No. 彼が自分にねだってくるものは、自分が子供の時にはほしいと言えなかった子供用のバイクとかそのような類のもの。
アナウンサー:なぜなら、彼は普通の子供時代を過ごせているから?
オウマ:Yes. 喜んでそういうものを彼に与えたい。
現在世界チャンピョンのオウマは兵士時代のことをすべて忘れたいと願っている。しかし、彼にはとても難しいことで、できない。睡眠不足、フラッシュバック、金縛り等にしばしば襲われる。
アナウンサー:現在はいつ泣くんだ?
オウマ:一番最初にゲリラから教わったことが、泣かないようにすること、特に泣くことなしに処罰を受けること。
アナウンサー:じゃー、泣かないの?
オウマ:全く泣かない。
アナウンサー:自分の過去に恥を感じる?不名誉なことだと思う。
オウマ:思う時もあれば、思わないこともある。ゲリラグループがやってきたことに怒りを感じたり、自分がやってきたこと(命令どおり人を殺したこと=人間としてやってはいけないこと)を許せなかったり。
HBO放送がカシーム・オウマのことに関してウガンダの陸軍にコメントを求めたが、コメントを拒否したそうです。今現在、陸軍のシニア・オフィサーでウガンダのボクシングコミッションの役員が、オウマのことで政治的に働きを欠けているということです。
もしかっしたら、将来逮捕される危険なしに、オウマがウガンダに戻れる日が来るかもしれません。私は切実にそれを願います。
(こんな時日本政府が人道目的で何かできたら、私は日本政府のことを少しは誇りが持てるようになるのですが。無理だよね、日本政府には。だって、国益すら守れない国だから)
これでオウマのストーリーは終わりです(完)