
7月5日:「ジャガー神の胴着」発見
風向きは安定しないが、ほぼ、南東もしくは南西に向かって吹き続けているため、カリャオに引き返す。このまま一気に南下する。
9月2日:バルバライソ到着。追い風にのってさらに南下を続ける。
向かい風でマゼラン海峡を西から東に抜けようとすると、航路を見失いやすい。それ故、風向き・風力を見て、ドレーク海峡に回るか否か決めよう。
ふらふら迷いながら、向かい風のマゼラン海峡を抜け、フエゴ島が見えてくる頃には、水夫達が「気が変になりそうだ」と叫ぶ。
しかし、ビルへネス岬を回れば、追い風。
このとき、へさきをきちんと北東に向けておかないと、グランデ湾にとびこんで風を失ったり、フォークランド諸島が見えるほど東により過ぎて、食料不足に陥る。
また、ラプラタ川北部のモンテビデオとまちがえて、コロラド川北部のパンパにつっこむと再び風をつかまえるのに苦労する。
今回は、さしたる苦労もなく、モンテビデオ・リオジャネイロに到達、補給できた。
11月30日 ぺルナンプーコにもどる。
往復とも追い風に恵まれ、誰一人欠けることのない これまでになく順調な旅であった。
絵 : キャプテン ドレーク(ウィギペディアより)
↑イギリス海軍が出動したフォークランド紛争の歴史的背景に興味のある方は、ぜひ、ウィギペディアの「フランシス・ドレーク」の項をご覧ください。
風向きは安定しないが、ほぼ、南東もしくは南西に向かって吹き続けているため、カリャオに引き返す。このまま一気に南下する。
9月2日:バルバライソ到着。追い風にのってさらに南下を続ける。
向かい風でマゼラン海峡を西から東に抜けようとすると、航路を見失いやすい。それ故、風向き・風力を見て、ドレーク海峡に回るか否か決めよう。
ふらふら迷いながら、向かい風のマゼラン海峡を抜け、フエゴ島が見えてくる頃には、水夫達が「気が変になりそうだ」と叫ぶ。
しかし、ビルへネス岬を回れば、追い風。
このとき、へさきをきちんと北東に向けておかないと、グランデ湾にとびこんで風を失ったり、フォークランド諸島が見えるほど東により過ぎて、食料不足に陥る。
また、ラプラタ川北部のモンテビデオとまちがえて、コロラド川北部のパンパにつっこむと再び風をつかまえるのに苦労する。
今回は、さしたる苦労もなく、モンテビデオ・リオジャネイロに到達、補給できた。
11月30日 ぺルナンプーコにもどる。
往復とも追い風に恵まれ、誰一人欠けることのない これまでになく順調な旅であった。
絵 : キャプテン ドレーク(ウィギペディアより)
↑イギリス海軍が出動したフォークランド紛争の歴史的背景に興味のある方は、ぜひ、ウィギペディアの「フランシス・ドレーク」の項をご覧ください。