良いんだか、悪いんだか。クライアントの風邪が完治せず、早めに帰宅できることになりました。明日は、夕食をご馳走になるということで楽しみです。先週、ドイツのポルシェの本社見学をしたお客様で今日は締めくくりとなりましたが、ポルシェのトランスミッションがトヨタ系列製だということをはじめて知りました。ボクスター系は需要がありすぎるので北欧で造っているそうです。ドイツのヘルスクラブでは更衣室は男女別ですが、サウナとスパは男女一緒で、タオルで隠すこともないそうで戸惑ってしまったそうです。温泉文化のある日本なら水着をつけないのも驚きませんが、水着で入ると想像していた私もそのお話は驚きました。
日本橋三越に行って梅原龍三郎展を観てきました。祖父と同世代の人物で洋画に日本画の手法を取り入れるなど型に捉われない作品で知られています。故梅原先生の師匠がルノワール。ピカソ、武者小路実篤、志賀直哉などは友人で名前がよく知られています。ピカソはありませんでしたが、友人の作品も後半に展示されていました。展示場の外では、絵画を販売していて、手頃なのがあれば妹の新居用にと思ったら、ぱっと見、80万円から700万円くらいまでありました。
最近、皇室典範改正案でいろいろ話題になっておりますが、私が思うに、非常にナンセンスな議論だと思っています。女性天皇はOK。女系天皇はNGに決まっているだろう! 大和政権誕生から現代までの日本の歴史と皇統をしっかり見直さないといけない。 現代となっては皇室は日本の歴史と伝統、宗教(仏教伝来以前の日本古来からの宗教)を重んじることが最重要課題で、それができない場合は存在理由がないと思うのです。承知の通り、国民とは異なり基本的人権は認められていない。
首相は、女性天皇はOK。女系天皇はNG論議について「女系天皇を認めないということは、仮に愛子さまが天皇になられた場合、そのお子さまが男でも認めないということだ。それを分かって反対しているのか」と反論したそうだが反論になっていない。 歴史と伝統からすれば、愛子さまのお子様がたとえ男子であっても将来、天皇としては認められないに決まっている。今の天皇家ももともとは宮家から皇統への縁組み、愛子様が天皇になるのは問題ないが、愛子さまに弟がいない場合は、皇統は他の宮家に引き継がれるのが伝統です。米国の占領政策で廃止された旧皇族の宮家の戸籍管理を宮内庁が行っていれば問題ないはずです。
国民の大半は、女性天皇と女系天皇の区別もできていないと噂されている。国民の代表の長である首相も同様のようだ。 参議院ではなく、貴族院が衆議院のチェック機能を果たしていれば皇室典範の改正についてこのような不思議な議論にはならなかったことでしょう。法律はまた改正すればよいので、将来、愛子様が陛下になられてから議論すれば良いと思う。私の予想では、このままだと、廃止して宮内庁がその役割を担うか、他の宮家に皇統が引き継がれるかの2つの選択しかないと思ってます。後者が好ましいと思ってます。