アリ@チャピ堂 お気楽本のブログ

日々の読書記録を勝手きままに書き記す

銀河の壺なおし 新訳版

2017-10-28 16:01:04 | フィリップ・K・ディック
舞台は2046年!!


銀河の壺直し〔新訳版〕(ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2017/10
フィリップ・K・ディック (著), 大森 望(翻訳)



帯には「ブレードランナー2049」の広告と
ブレードランナー2049公開記念の4か月連続新訳版刊行の予告がある

1983年に汀一弘訳がサンリオSF文庫から出版されている
タイトルは「銀河の壺直し」
他の長編はほとんどハヤカワSF文庫か創元SF文庫から再刊されているが
この作品は再刊されていない
古本屋でサンリオ版を探せばあったかもしれないが
手に入りにくいということで幻の長編という帯の惹句は分からなくもない

「ユービック」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」と同時期の作品で
故に絶頂期に書かれたんだろう
(帯に「アンドロ羊」とあったがこの略し方はありか?!)

新訳まだ読み直していないので・・
汀一弘訳への感想はこちら
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いったい何がほんとうなのか-

2017-10-07 12:00:13 | フィリップ・K・ディック
「フィリップ・K・ディックの世界」も再刊

1991年にペヨトル工房から出版されたディックとのインタビューをまとめた本が
河出書房新社から一部改訳して再刊された

「フィリップ・K・ディックの世界」 ポール・ウィリアムズ著 1986年 小川隆訳
河出書房新社 2017/8


以前は「消える世界」という副題がついていて
それがないので改題ということにもなるらしい
長編作品一覧に「ティモシー・アーチャーの転生」以降4冊が追加され
日本で編集された短編集の一覧も追加されている
あとがきも新版用に追加があり帯裏表紙側にはその抜粋がある


帯の裏にディックを親しむものにとって納得のフレーズが刻まれている


ちなみに1991年に刊行されたペヨトル工房版の表紙はこちら

「フィリップ・K・ディックの世界-消える現実」 ポール・ウィリアムズ著 1986年小川隆・大場正明訳 ペヨトル工房 1991年発行
帯の惹句が微妙に違っている

中身は?
ちょっと時間が取れず・・省略
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またしても新訳版登場!

2017-10-06 22:00:00 | フィリップ・K・ディック
去年を待ちながら[新訳版]



去年を待ちながら〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2017/9
フィリップ・K・ディック (著), 山形 浩生 (翻訳)


帯にあるように4か月連続だそうである
9月「去年を待ちながら」
10月「銀河の壺なおし」
11月「シミュラクラ」
12月「戦争が終わり、世界の終わりが始まった」
と怒涛の如く・・?!

「去年を待ちながら」は寺地五一訳で創元推理文庫から出ていた
「銀河の壺なおし」と「シミュラクラ」は汀一弘訳のサンリオ文庫版以来
「戦争が終り、世界の終りが始まった」は珍しくハードカバーでしかも晶文社から出版された「普通小説」
この「普通小説」という言葉自体がディックらしい
というわけでみな新訳版としてハヤカワ文庫SFから改めて刊行ということになる

帯は公開されるブレードランナー2049の宣伝がメインで
この本のPRは三行のみ
原作もしくは翻案の映画が公開されるたびに
またゾンビの如く世に出てくるディックの本は
体裁も訳も変わってどれが本物かはたまたいずれも偽物なのか
お付き合いするのが大変な作家だ
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ブレードランナー2049公開迫る!!

2017-10-05 22:49:37 | フィリップ・K・ディック
またしてもカバーが新しくなった・・カバーサイズの帯かな?

映画「ブレードランナー2049」がもうすぐ公開されるらしい
それで文庫「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」に新しいカバーがかけられ
書店に平積みになっていた



ハリソン・フォードもリバイバルで忙しい
スターウォーズではもう出なくて良い状況になったが

カバーをはずせばまたカバーで

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
訳 浅倉久志 ハヤカワ文庫SF 2017年5月15日 75刷
となっている

ちなみに前のブレードランナー仕様のカバーがこちら





ちゃんとカバーそのものが映画仕様になっていて
帯もちゃんとある

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」のカバーの変遷はこちらから
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サスペンスSF?!

2017-10-04 23:26:42 | フィリップ・K・ディック
「死の迷路」がハヤカワ文庫から再刊される



「死の迷路」
山形浩生訳 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2016/05

1989年発行された創元SF文庫版がハヤカワ文庫SFから再刊された
1979年発行の飯田隆昭訳サンリオSF文庫版ではない
訳者あとがきは新しくなっているようだ

買った後アップせず放置していた
ディックの本を自分が持っているかいないか
確認するためのブログになっているが
アップしておかないとそれもできない

少しは本も読んでアップしないと
やり方まで忘れてしまいそうだ

なんとも・・
サンリオSF文庫と創元SF文庫版についてはこちらから
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