

また工房近くのホームセンターが閉店。
隣にあったトイザラスも、そのとなりのマクドも消えた。
その前にはダイシン・ハーツマルハラ・テルミックと、造形作業するには欠かせない店が
いっぱい近くにあって重宝したのだが、どれもこれも消えた。
(マルハラ閉店の折には、投げ売りのグラスマットをしこたま買い込んだのでありがたかったが)
某アウトレット街ができたり、さらに郊外型の大きな総合ホームセンターが出来たりで
ひょいっと来れるこういうところがなくなるのはつらい。
知り合いのDさんとかは「ムサシ(例の大規模店)で買えばいいのに」って言うのだが
いや、自分も活用してるのですが、品揃えも値段も満足ではあるものの
ツボでないものがある(塩ビ板が1ミリ以下の物がないとか、石膏やFRPの扱いやすい物がない等)ので
やはりピンポイントに強いダイシンやコメリは必要になってくる。
コメリは石膏2キロ498円と、どこよりも安かった。
総合的にmonotaroの通販や各ショップで一番使いやすくて手頃な価格の物を選んでいるので
選択肢がなくなってくると作業効率も落ちて困る。
・・・というのもあるけど、本当はちょっと寂しいと言うのが本音。
あ、塗料切れたー。
ちょっとコメリに行って買ってこよー、あ、隣のトイザラスのぞこうかなー・・・
なんてことは、もう出来ないんだなあと思うと、感慨深し。
最終日にちょっとのぞきに行くと、地元のお年寄りが
「ここ(の土地)が栄えるって、いっぱい店誘致しといて、結局つぶし合ってこのざまかや~」
とつぶやいていた。
そばにいた自分にむかって
「なや!」と、激しく同意を求めてきたので、思わず
「あー、そうっすね。もったいないっすね(笑)」と、大人な合づちを打っておく。
できるのもなくなるのも一時だけど、
その中で過ごした記憶は厄介なぐらい頑丈に残るなあ。
ほんのささいな記憶なのに。