今日は同僚さんが退職していきました。
彼は、会社のすべてが絶望だった私に、
最初に新しいチームでの仕事を教えてくれました。
会社の雰囲気にも開発環境にも全然なじめず、だったのですが、
彼に教えてもらうことで、情けないながらもようやく、
自分がどういうことを努力すればいいか、何をこなさなくてはいけないかが
わかるようになり、
ようやく仕事をし始めた、会社に行って仕事がおもしろいかも、
あぁ、あの勉強しなきゃなぁ、これももっと調べないとなぁとか
思えるようになりました。
入社したときに、最初あんなチームに入らなければ・・・・・
このチームにはいっていれば・・・・・
あの絶望と、どこかに救いを求めるようなことはしなかったかも
と、今でも時々思ってしまうのです。
私って弱いですね。
自分が受け入れられる
「こんなはずではなかった。」
「こんなことがあっていいのか。」
というキャパシティは、とうの昔にあふれてしまっているような気がします。
だけど、1月に退職することをやめたのは、
「一応名の知れた会社に就職して、毎月ある程度の給料をもらえる」という
安定から離れられなかったからかもしれません。
もしくは、技術力に限界を感じている自分と
何がやりたいのか明確に話せない自分は、
たぶん、転職先はない、とわかっていたからかもしれません。
春なのに、桜は満開なのに、なかなか自分の心は晴れませんね。
そうは言っても、私は、月曜日には同じ会社に行くのです。
会社にいる時間は、人生の大切な一日のうちの三分の一も占めるのです。
だから、周りのメンバーとは楽しくやっていこう。
かなり嫌な人とは、ストレスのたまらない方向で、うまく折り合いをつけていこう。
始終言ってる愚痴と文句は、毎日一個減らそう。
そして自分のスキルが、昨日の自分より、湯葉一枚分くらい(笑)
進歩してくれればうれしいかなと。
そして、次へのビジョンが少しずつでも描いていければ。
欲張らない、ちょっとずつね。