JR西日本の運転士ら3人が、不当な「日勤教育」で屈辱的な扱いを受けたとして同社と当時の上司らに計660万円の賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(宮川光治裁判長)は11日付で原告側、JR側双方の上告を棄却する決定を出した。運転士ら2人へ計90万円を支払うようJR側に命じた2審・大阪高裁判決(09年5月)が確定した。
原告は大阪支社森ノ宮電車区(大阪市中央区)の運転士1人と車両管理係2人。1審・大阪地裁は07年9月、車両管理係1人に対する賠償のみを認めたが、2審判決は運転士に40万円、車両管理係1人に50万円を支払うようJR側に命じた。
2審判決によると、運転士は03年、電車が停止位置を行き過ぎた際の対応が問題になり、リポート作成などの日勤教育を73日間受けた。2審判決は「期間が長すぎる」と指摘し、車両管理係については「日勤教育は不必要だった」と判断した。【銭場裕司】
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