最近三脚を購入した。
インデューロのCT414という8層構造の3キロぐらいのカーボン三脚である。
購入するにあたって1つ実験をしてみた。
4×5時代に使っていた7キロはあるアルミのG社の大型三脚と、
15年ほど前に購入した同じくG社の3キロ程のカーボンと今回購入したもので、
カメラに200mmの望遠レンズを装着しライブビューで拡大して、
三脚を叩いてぶれた後に何秒でぶれが収束するかを何回か計測し平均値をとってみた。
すると意外な事に、7キロの大型三脚がぶれの収束に一番時間がかかり、
やはり最新型のカーボンが一番早くぶれが収束した。
揺れ方も三者三様で興味深いものがあった。
アルミの大型三脚は柔らかい揺れが続き、古いカーボンは小刻みな揺れが続いた。
三脚の専門家と話してみたが、やはり最近の多層構造のカーボンが、
ぶれに対しては強いようである。
三脚といえども、最新の科学で研究されていてやはり新しいものはいいようだ。
だが、今回テストしたのは目線まで伸ばしての実験で、
伸ばさない状態ではアルミの大型三脚がぶれには強いらしい。
まあそんな状態ではあまり使わないとは思うが。