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劇団BLUESTAXI ブログ

劇団BLUESTAXIの活動情報ブログです。

主宰青田の妻、由美についてご報告があります。

2025-05-05 15:44:12 | 日記

投稿・青田

 

いつも劇団BLUESTAXIを応援していただきありがとうございます。
 
今日はご報告があります。
 
劇団主宰青田ひできの妻、由美が4月26日に他界しました。53歳でした。
古くから劇団を応援してくださっているお客様の中には、『毎回受付にいたモジャモジャ頭の女性』というとピンと来る方もいるかもしれません。
劇団旗揚げから、一貫して制作担当として、劇団、そして青田を支え続けてくれた存在でした。
 
実は先日の公演『あー 昼休み』の稽古期間中に重い病であることが判明しました。
当初は公演中止も考えました。しかし、妻から「絶対にやってほしい」という要望もあり、出演者、スタッフのみに事情を話し、稽古、本番に臨むことになりました。
出演者、スタッフは「青田さんがいなくても私らでなんとかします」といつも言ってくれ、私が不在の時も、強い心で稽古に取り組んでくれました。
感謝しかありません。
 
公演期間中、容態が悪化して厳しい状況になりましたが、千秋楽が終わるまで頑張ってくれました。
公演終了後、病院に行き「舞台終わったよ」と伝えると「お疲れ様でした」と言ってくれました。しかし襲いかかる病魔には勝てず、26日に力尽きました。
でも本当によく頑張ってくれました。
 
葬儀には驚くほどの数の人がお別れに足を運んでくださいました。
彼女の人徳といいますか…自分の妻のことを讃えるのは気が引けるのですが、本当に素晴らしい人でした。
目立たず出しゃばらず、いつも静かに微笑んでいるような人でした。
そしてとても強い人でした。
彼女の強さにはしなやかさがありました。
 
彼女の最後の言葉は『また明日』でした。
入院してからの合言葉になっていました。
明日また会えることが、当たり前じゃないんだとあらためて妻に教えられたような気がします。
そして彼女は自分がどんなに辛くても、周りを
和ませるユーモアを忘れませんでした。
病状が悪化してから亡くなるまでの2週間は、地獄のような日々でしたが、それでも時折、素晴らしい瞬間もありました。それはすべて彼女が私に対して作ってくれた奇跡のような瞬間でした。
 
正直、彼女がいなくなって、劇団を続ける意味はあるのだろうかとも思いました。
彼女に褒めてもらうためにやっていたようなものだから(褒めてもらったことはありませんが)。
でも劇団は彼女のものでもありました。
考えてみれば、旗揚げ公演から、前々回の『こもれびラジオ』まで、すべての作品(40本)を観ているのは彼女だけです。
そしてそのすべての作品を制作として支えてくれました。
…まぁ、辞めるわけにはいかんわな、と思い直しました。
それに、いま劇団には笠井、鈴木、松野、菅原という家族のような存在のメンバーがいます。
妻が闘病中も亡くなった後もずっと支えてくれています。
彼女たちが劇団にいてくれる限り、辞めるわけにはいきません。
なのでしばらくはまだグズグズすると思いますが、10月の公演に向けて、少しずつ前に進んで行けたらと思います。
いつか彼女が褒めてくれる日まで、続けていきます。
 
生前は妻がお世話になりました。
次回公演の受付には彼女もいると思いますので、また会いに来てくれたら嬉しいです。
 
 
由美さん、34年間、こんなポンコツを捨てずに付き合ってくれてありがとう。
 
『また明日』。
 
 
劇団BLUESTAXI
青田ひでき
 
 
※まだバタバタしており、5日放送予定だった『ぶるたくラジオ』はお休みさせていただきます。
次回は12日を予定しております。
 
 
 
 
 
 

公演終了しました

2025-04-21 09:11:46 | 日記

投稿・青田

劇団BLUESTAXI Vol.41

『あー 昼休み』

全日程、無事に終了しました。

連日たくさんのご来場、本当にありがとうございました。

劇団初の下北沢公演、毎日幸せな時間でした。

初めての下北沢の街は刺激的で楽しく、また温かいお客様の前で連日芝居が出来たこと、すべてが愛しく感じられる時間でした。

今回の物語は、小さな会社のパートさん休憩室が舞台。

そこでは大した事件が起きるわけでもなく、毎日他愛のない会話が繰り広げられ、淡々と時間が流れていきます。

もちろんその中に小さな事件もあって、それぞれに何か人生の決断や選択があります。

そうやって人は出会いと別れを繰り返して生きていきます。

 

あらためて思うこと。

それは些細な日常がどれだけ尊いかということ。

1日1日がすべて大切な大切な1日です。

そして誰かを思いやること。

この広い世界で、ご縁があって出会えた人たち。

同じ時間を過ごせる幸せを噛み締めること。

楽しい時間をたくさん共有すること。

もしかしたら、人生で大切なことはそれだけなんじゃないかと思います。

 

世の中にはいろんな物語があります。

劇団BLUESTAXIはこれからも、普通に生きている人たちの普通の1日を大切に丁寧に描いていきたいと思います。

 

最後に私が最近一番好きな言葉を書きます。

 

「また明日」

 

私の大切な人がさりげなく言ってくれた言葉です。

『今日もありがとう。また明日。』

 

ご来場ありがとうございました。

また劇場で。

 

 

 

 


いよいよ千秋楽

2025-04-20 07:45:25 | 日記

投稿・青田

劇団BLUESTAXI Vol.41

『あー 昼休み』

おかげさまで、連日たくさんのお客様にご来場いただき感謝の気持ちでいっぱいです。

そして本日、いよいよ千秋楽となります。

12時の回、15時半の回どちらもキャンセルが出たため、当日券も若干出せそうです☺️ 

気持ちの良い季節にピッタリの、ホッコリ、のんびりしたお芝居です。

ブルタク初の下北沢公演。

楽しい街で楽しい舞台を出演者たちも満喫しております。

今日で終わりなのが、なんだか淋しいですが、残り2ステージ、精一杯つとめたいと思います。

ご来場お待ちしております!

 


3日目終了

2025-04-18 06:55:28 | 日記

投稿・青田

劇団BLUESTAXI Vol.41

『あー 昼休み』

3日目終了しました。

連日、たくさんのお客様にご来場いただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

本日(金曜日)14時の回も満席です。ありがとうございます。

残りの公演、明日土曜日19時の回、日曜日の12時の回が、わずかにお席残っております。お時間ありましたら、ぜひ劇場まで遊びにいらしてください。

客席数70の小さな劇場、劇団旗揚げした頃はいつも、このくらいの規模で芝居をしていました。今回はなんだかその頃の感覚を思い出して懐かしいです。

お客様とも距離が近く、より親密な雰囲気の中で空間、時間を共有している感じです。

残りの公演も『小劇場』の雰囲気を楽しみながら、お客様と楽しい時間を過ごしたいと思います。

今日も素敵な1日になりますように。

 

個人的には、シアター711の雰囲気が大好きです☺️


初日の幕が開きました

2025-04-15 23:08:52 | 日記

投稿・青田

劇団BLUESTAXI 第41回公演

『あー 昼休み』

ついに初日の幕が開きました!

おかげさまで、補助席を出しての満席状態で、初日を迎えることが出来ました。 

そしてなんと開場して10分くらいで9割くらいのお客様がご来場くださいました!

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

初日特有の緊張感もありましたが、温かく見守ってくださるお客様の前で役者たちも気持ちよく演じることができました。

まだまだ舞台は始まったばかり。

残りのステージも心を込めてお届けしたいと思います。

ご来場お待ちしております!

完売回も多数出ていますが、16日(水)19時の回、19日(土)19時の回、20日(日)12時の回はまだお席ご用意できます☺️