Snow smile

うさぎの部屋へようこそ!
お茶でも飲みながらゆっくりしていってくださいな!

気づき

2013-07-30 06:20:55 | ヒトリゴト
時々、フラーといろんな人の全く知らないブログを回り
気づかされることは多い


自分ひとりが苦しみ地獄を味わったつもりでいたわけではないが
似たような境遇、過去の恋愛にかぶる話を読むと
うんうん、と頷いてしまう



「ふとした偶然で出会った人と恋に落ちる
その人にも私にも守るものがあった


そういうお付き合いをしていくと、相手のサイクルに合わせるようになる
女だからとか言うわけでなく
相手が特殊な仕事や境遇にあるから、というのがあった
常に『本来は使わなくていい気』を使っていた
継続するために、お互いの大事なものを壊したくないとは聞こえのいい言い訳で
単に自分が傷つかないように気を回していただけ
つまりは自衛



本来使わなくてもいい気を回すことは
長年の付き合いを重ねていく中で私に染み付いてしまっていた
我慢も寂しさも、自分だけが抑えれば
続けていける、愛してもらえる
そう言い聞かせていた




あるとき、食事中に相手から電話がきた
使わなくていい気、で
私から電話をかけることは一切ない
だから、すぐさま出る


「食事中?じゃ、あとからかけ直すよ」
そう言う相手に、私は何度も
「いいから」と言う
それで言い合いになったことがある



この電話を逃すと、相手は自宅に帰るか仕事に篭ってしまうのに
この電話を逃すと、今夜は声がきけなくなるのに
この電話を逃すと、いつかかってくるかわからないし、また待たなければいけないのに



相手からの電話は、ほんの少しの空いた時間の、時間潰しなくせに・・・
それでなければ、いつでもどこででも話せるわけでも、話そうともすないくせに・・・



わがままを言わない私、優しい私、相手の都合のいい私、相手に合わせる私
そんなものを演じそれが普通になった私



私は相手に尽くしている、そんな自己満足が
相手と終ったことで馬鹿みたいに思えた



私は何年、自分にこんな思いをさせてきたんだ、と。
自分を大切にできないやつに、他人を大切にできるわけはなかったんだ




思い出すことは
染み付いたものを、べりべりと剥がしていく嫌な気分にもなるが
過去の思い込みや嘘や裏切りまで手放す作業だから、前向きなことだと思うようにしている



つまらない演技や見栄、自衛はしない
それが私が学んだこと」





目から鱗とはこのことだった(笑)
私のこと?と思えるほど
この語りは私に当てはまった


自分でどこか見ないふり、気づかないふりをしながら
私はどれほど自分で自分を疎かに、惨めに扱ってきたのだろう




私の矛先が少し変化した