Sunnyside of the street

川越在住の美術家の日記

柄谷行人

2007年05月31日 | 読書


「探求」は(Ⅰ)と(Ⅱ)まで書かれています。・・・「私に言えることは万人にも言える」という独我論のうえにこれまでの哲学は成り立ってきたと柄谷行人は言う。また「この私」「このもの」は「一般性と特殊性」という関係性からは捉えられないとも言う。・・・柄谷の言葉は哲学の門外漢にも理解し易く読み易いものです。

社会保険庁

2007年05月27日 | 日記


このタイトルで昨日今日どれだけのブログが書かれたのか・・・。私もつい昔の年金領収証を探してしまいました(笑)。30年どころか5年前のも見つからなかった。そんな無意味なことをしていたら日が暮れてしまいました。やれやれ・・・。

柄谷行人

2007年05月24日 | 読書


「日本近代文学の起源」はたいへん面白い本です。私のような美術家にとっては、日本近代「洋画」の起源という問題とパラレルに読めるので余計面白いのです。特にこの本は「空間」というテーマをいろんな切り口で繰り返し論じているので、美術的にもたいへん示唆的です。


柄谷行人

2007年05月23日 | 読書


今年になってずっと柄谷行人を読んでいます。これは岩波新書の「世界共和国へ」。副題として「資本=ネーション=国家を超えて」。アナクロニズムとさえ思われそうな壮大な表題です。
人間の社会的関係を、「贈与と返礼」「収奪と分配」「商品交換」という多層的視点から論じています。これらの関係性が相互に絡み合って今日の世界の危機を形成している。・・・・「トランスクリティーク」の結論部分を更に踏み込んで論じています。

はしか

2007年05月21日 | 日記


午前中に医者に行って「はしか」の抗体検査を受けました。若者の間ではしかが流行っていて早稲田大などが休学になっています。私は全然若者ではないのですが、子供の頃はしかにちゃんと(?)罹らなかったと聞いているので用心のため検査しました。抗体が無いと分かれば予防接種を受けることになりそうです。
画像は文久二年の「かわら版」。「流行はしか合戦」という記事です。



井の頭

2007年05月13日 | 日記


吉祥寺で開催されていた知人のグループ展を見に行き、その帰りに近くの「井の頭公園」を歩いてみました。「死霊」の作者埴谷雄高が後半生を過ごした地です。公園もよく散歩していたと聞いています。(「死霊」はホラー小説ではありません、念の為・・・)


キャバリア

2007年05月10日 | 日記


先日知人の愛犬(ボストンテリア)を紹介しましたが、それを見てワンちゃんたちのお母さんが(笑)画像を送ってきました。こちらは女の子のキャバリアです。つぶらな瞳がかわいいですね。


国 展

2007年05月09日 | 美術


夏のような暑さのなか、国立新美術館に「国展」を見に行って来ました。今回から広い会場に移ったせいか、皆さんスゴク気合が入っていました。


下北

2007年05月04日 | 美術


昨日は川越校外でのどかな連休を過ごした私ですが、今日は都心の人込みのなかを歩いてきました。美術学校の同窓会の取材で下北沢と原宿表参道のギャラリーを訪ねました。人、人、人・・・・。少子化と言われる今の日本で、いったい何処からあれだけの若者達が集まってきたのか・・・。

連休の過ごし方

2007年05月03日 | 日記


つい検索に掛かりやすいタイトルを選んでしまいました(笑)。・・・・今朝のテレビで渋滞のニュースを見ましたが、私はきわめて手軽に近所の公園に行って過ごしました。マックのコーヒーを飲みながら昼過ぎまで車で読書しました。新緑を吹く風がとてもさわやかでした。河原では家族連れの人々が陽光を浴びてバーベキューしていました。