第1話 【メモリーズ(回憶)】
≪韓国、監督:キム・ジウン『箪笥』、主演:キム・ヘス『顔のない女』≫
ある日突然、消えてしまった妻〔キム・ヘス〕。
夫は幻覚に悩まされ、妻に不吉な出来事が起こったことを察知する。
そして、妻は路上で目を覚ますが・・・・・・
キム・ヘスは声を発しないほうがもっとインパクトあったと思う。
キム・ヘスの声質はスウィート(甘くてキレイ)だからホラーには合わない。
でも、青白い顔色で虚ろにギョロっとした目は怖かった。
キム・ヘスはホラー表情の作り方が実に巧い。
余談ですが。。。
写真を発見する時にちらっと映っていた茶色表紙のノートって無印○品?
韓国にも無印○品ってあるのかしら?
第2話 【ホイール(輪廻)】
≪タイ、監督:ノンスィー・ニミブット『ナンナーク』、主演:スウィニット・パンジャマワット『ジャンダラ』≫
“フン”は美しい人形によって演じられる伝統芸能。
ある一族だけに、その技術は守られ、
その伝統を盗もうとする者は人形に呪われる・・・・・・
人形の呪いって、使い古されたパターンよねぇ~。(^-^;
“フン”という伝統芸能は初めて知りました。少し京劇と似た雰囲気ですね。
第3話 【ゴーイング・ホーム(回家)】
≪香港、監督:ピーター・チャン『ラブソング』、撮影監督:クリストファー・ドイル『恋する惑星』、主演:レオン・ライ『玻璃(ガラス)の城』≫
警官チャン・ワイが8歳の息子ションと引っ越してきた共同住宅に
ユー・ファイ〔レオン・ライ〕という不気味な男と幼い娘が暮らしていた。
ある日、ションが行方不明になり、
ユーを疑ったチャンがユーの部屋に踏み込むと・・・・・・
クリストファー・ドイルはローアングルを多用しすぎな気はしたが、
ひたひたと焦点に迫っていくカメラワークの構図は観ていて吸い込まれるようで、独創的ですね。
(ハリウッドでもリメイクされた日本映画『仄暗い水の底から』を思い起こしました。)
無表情で精神を病んでいて狂気に憑かれているユー・ファイ役のレオン・ライの怪演にゾクッとさせられた。
物語的にはこの話が一番現実にも起こりえる事件だなぁーと痛感させられました。。
P.S.
存在感抜群だったキム・ヘスとレオン・ライの共演で演技合戦が観たかったかも?
レオン・ライの怪演、堪能されましたか。悪人なのか?そうでないのか?一見してわかりにくい彼の持ち味が生かされた作品でしたね。相手役のユージニア・ユアン共々、温度の低さが加減が役柄にピッタリでした。エリック・ツァンも真っ青(笑)。
撮影は取り壊しの決まった建物で行われたと聞きました。あれは相手を信頼していないと絶対できないこと。究極の夫婦愛に涙したのでした。ラストの音楽が堪らない・・・。
「メモリーズ」のキム・ヘスはアップが怖かったです。「赤い靴」も怖そうだけど観たいです。
レオン・ライがこれに出ていても面白かったでしょうね。「無印良○」は今度確認してみます。ちなみに香港にはありました(笑)。
この「THREE」シリーズは、第1、第2弾とも香港モノの異彩さが印象に残りました。第2弾の「餃子」も撮影はクリストファー・ドイルです。
コメントありがとうです。(*^-^*
【ゴーイング・ホーム(回家)】は究極の純愛物語なのでしょうね。
レオン・ライと言えば私的には『玻璃(ガラス)の城』のイメージだったし、
この『THREE死への扉』のDVDのメイキングの彼は爽やかな好青年なので、
この役とのギャップに驚きましたよ。
>撮影は取り壊しの決まった建物で行われたと聞きました。
そうだったのですね。
【メモリーズ(回憶)】のキム・ヘスは表情の作り方が上手いですね。
ホラーな『赤い靴』も怖いけど、
心理サスペンスな『顔のない女』のほうがもっと怖いです。
(↑キム・ヘスはメイクも濃ゆいし。。。(^-^; )
>「無印良○」は今度確認してみます。ちなみに香港にはありました(笑)。
へぇ、そうなんだ。(^o^)
香港には無印良○あるのですね。
韓国にも無印良○あるかも?ですね。(^_-)
『THREE』シリーズ第2弾もあるのですね。
初めて知りました。
クリストファー・ドイル撮影の【餃子】興味あります。
Yuanさん、解説ありがとうです。(*^-^*