~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

§【第63回カンヌ国際映画祭】開会式§

2010-05-18 22:45:59 | 映画【フランス】

CS(ムービープラス)で放送されていた【第63回カンヌ国際映画祭】開会式の感想です。
初放送の土曜日は宝塚へ行っていたので、録画していたものの
その翌日の日曜日も映画へ行っていてちょっとバタバタしていたから
なかなか見られなかったけど、ようやく見ました。

 
 カンヌ国際映画祭:公式サイト

  
ムービープラス ─カンヌ映画祭スペシャル2010 ─

何年か前までは開会式も生放送だった記憶があるけど、
昨年と今年は録画で数日後に放送というパターンですよね。
まっ、そのほうが同時通訳ではなく、キチンとした字幕なので言葉はわかりやすいけどね。

アニエス・ヴァルタ監督、ベニチオ・デル・トロ、ラッセル・クロウ、
ケイト・ベッキンセール、ケイト・ブランッシェットなど
映画人がレッドカーペットに揃うとゴージャスですよね☆
アニエス・ヴァルタ監督の頭頂部のピンク色は帽子なのか?髪色なのか?
よくわからなかったけど、アニエス・ヴァルタはオシャレで可愛らしいですよね

ビクトル・エリセ監督
「準備などせず、素直な気持ちで映画を観る。一人の客になればいいんだ。」


ティム・バートン監督
「先入観を捨てて、大きな気持ちで構えるだけ。」


名監督はさすがの名言で語りますよね。

開会式では審査委員長のティム・バートンが登場した時に監督作品のダイジェストが流れ、
その中でジョニー・デップの映像を数多く観る事が出来て嬉しかったな
ただ、ティムに贈る『アリス~』の歌&演奏はちょい長かったなぁ~。

司会はクリスティン・スコット・トーマスだとは最初は気づかなかったです。。。
髪をアップにまとめていたから印象が違って見えたのかな?
細眉はヘンだったし、何かを見て話しているのを隠す為か目が泳いでいたし、
本来、司会向きの人ではないような気もしたけど、話し方は安定した口調だったね。
背が高そうだから白い光沢のあるロングドレスも似合っていたよ。

コンペ作品の紹介映像の中でBCが印象に残った作品は

◆ 『ツアー(原題)』 〔原題 : TOURNÉE、フランス映画〕
  マチュー・アマルリック監督&出演

◆ 『サーティファイド・コピー(原題)』 〔原題:COPIE CONFORME、フランス+イタリア+イラン合作映画〕
  アッバス・キアロスタミ監督、ジュリエット・ビノシュ出演

◆ 『我々の人生(原題)』 〔原題 : LA NOSTRA VITA、イタリア+フランス合作映画〕
  ダニエレ・ルケッティ監督、ラウル・ボヴァ、リカルド・スカルマッチョ出演

あと、コンペではないけど、クロージングの

◆ 『木(原題)』 〔原題 : THE TREE、フランス+オーストラリア映画〕
  ジュリー・ベルトゥチェリ監督、シャルロット・ゲンズブール、マートン・ソーカス出演

『木(原題)』なんか凄そう★
昨年の女優賞受賞のシャルロット・ゲンズブールは
こういうキワモノ?路線にいっちゃうのかしらね?
私は『
ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール(2001) - goo 映画』のような
爽やかなシャルロットがもっと観たいんだけどな~。

23(日)25:45~の授賞式の生放送は出来れば見たいけど
眠たくなるから、録画観賞になりそうです。。。

4 コメント

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ダンス・・・ (マリー)
2010-05-20 18:06:18
こんばんは~
そうですね~。録画がいいな・・・同時通訳って聞き取りにくくて苦手だな~。

ティムに捧げるアリスの歌あったんですか~?
“ファッターワッケン”ダンスなかった?(笑)あれは無理かな~?

シャルロット、キュートな彼女が好きです。ガエルくんと共演したアレ、あ~タイトル忘れた。ああいう彼女が好き。
「木」ってキワモノっぽいのかぁ・・・
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シャルロット・ゲンズブール。 (BC)
2010-05-21 01:24:51
マリーさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。(*^-^*

>“ファッターワッケン”ダンスなかった?(笑)あれは無理かな~?

さすがに?それはなかったよ。(^-^;
カンヌでは到底無理だろうね。^^

>ガエルくんと共演したアレ、あ~タイトル忘れた。

『恋愛睡眠のすすめ』だよ♪
あと、ジョニーがカメオ出演していた『フレンチなしあわせのみつけ方』も良かったな☆

>「木」ってキワモノっぽいのかぁ・・・

いきなり、洋〇器に這いつくばる蛙?、洗面に湧きあがる泥水が映っていました。(^-^;
昨年、カンヌで女優賞を受賞した『Anti Christ』もまだ日本で公開が決まっていないね。
シャルロットは元々、繊細な役が多かったので
明るい役も演じるようになったのは夫イヴァンが監督した
『僕の妻はシャルロット・ゲンズブール』からだと思うけど、
そういうキュートな路線でいくのかと思ったら、
前よりも過激な路線になっちゃってビックリです★
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Unknown (Koo)
2011-04-19 15:24:57
ご無沙汰してます。ゲンズブールの「The Tree」検索してたら辿りつきました。
1カ月前の記事なので、もう観られたかもしれませんが、キワモノではありませんでしたよ。
這いつくばる蛙を見ちゃうとそう思っちゃいますよね。
あれは確か、子どものイタズラでした。
「アンチクライスト」ほど過激ではないけど、キュートな路線でもないけど、女性監督らしい繊細さがあって、結構いい映画でしたよ。
記事書いたので、よかった読んでください。
http://kmot.blog9.fc2.com/blog-entry-592.html
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女性監督。 (BC)
2011-04-21 21:17:33
Kooさん、お久しぶりです。

1ヶ月前ではなくて、昨年のカンヌに関する記事なので11ヶ月前の記事なのです~。
カンヌのCS番組での数秒の紹介映像を見ただけの印象でそう感じたのですが、
キワモノではない作品なのですね。

この作品はまだ日本では公開されていないので私は未見なのですが
女性監督の作品というのは興味深いです。
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