テンポ悪すぎ(間延びしすぎで、前半・中盤は眠たくなっちゃいました。(^-^; )
映像が暗い(ダークなトーンの色調、Dryな質感)
“アドベンチャー”というよりも
まるで“ホラー?”“モンスター”“スプラッター?”
かと錯覚しちゃったよぉ。(^-^;
(日本映画『帝都大戦』を思い出しちゃった私。。。)
ジョニー・デップの主演作で例えるならば『チャーリーとチョコレート工場』のような
社会風刺的なブラックユーモア?を滲ませながらも
老若男女が楽しめるようなポップさ(テンポの良さ)・
メルヘンなキャラクター・広がりのあるテーマ性(メッセージ性)も欲しい。
前作の『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』はテンポ良くまとまっていて面白かったし、
大衆受けする娯楽大作として成立していたと思う。
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』は大衆受けを目指したのか?
マニア受けするようなカリスマ性のある作品を目指したのか?
なんだか中途半端な作風。(^-^;
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』で観応えがあったのは
クルクル回転しながらの見事な剣さばきだけだったと思う私。(^o^)
ジョニー・デップ演じるジャックのキャラクターもしっくりこなかった。
とぼけていてフラフラ歩き、なよっとした語り口(三枚目)
いざという時は颯爽と助けに来る正義感の強さ(二枚目)
の対比をジョニーはサラッと演じ分けていたけど、
前作『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』のジャックは
ふとした瞬間、表情(瞳)に
不器用な生き方しか出来ない男の哀愁(寂しさ)を映し出すのが最大の魅力だったと思う。
近作『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』では
そういうジャックの人間味(人間としての深み)が私にはあまり伝わってこなかった。
後半、ジャックは小舟で逃げ出したけど、
船に戻ってきて助けに来る場面の物語運びもあっさりしすぎで説明不足。
小舟で逃げ出したジャックが船を何度か振り返り
ためらいながらも船に戻ってくるような場面があったなら
物語に説得力を与えることが出来たと思うのに・・・
オーランド・ブルームは少しずつワイルドになってきて、顔つきも精悍になってきたかな?
表情を崩して演じるようなコメディや悪役に挑戦したら大成するのではないでしょうか?
キーラ・ナイトレイはジョニーや他の共演者とも堂々と対等に渡り合っていますね。
オーリーもキーラも単独でも主役を張れるようになって、
良い意味で“確かな自信”や“演技を楽しむゆとり”が芽生えてきているのかな?(^-^)
P.S.
ほんのり日焼けしているキーラを観ていて『青い珊瑚礁』のブルック・シールズ
を思い出してしまったのは私だけかなぁ???
映像が暗い(ダークなトーンの色調、Dryな質感)
“アドベンチャー”というよりも
まるで“ホラー?”“モンスター”“スプラッター?”
かと錯覚しちゃったよぉ。(^-^;
(日本映画『帝都大戦』を思い出しちゃった私。。。)
ジョニー・デップの主演作で例えるならば『チャーリーとチョコレート工場』のような
社会風刺的なブラックユーモア?を滲ませながらも
老若男女が楽しめるようなポップさ(テンポの良さ)・
メルヘンなキャラクター・広がりのあるテーマ性(メッセージ性)も欲しい。
前作の『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』はテンポ良くまとまっていて面白かったし、
大衆受けする娯楽大作として成立していたと思う。
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』は大衆受けを目指したのか?
マニア受けするようなカリスマ性のある作品を目指したのか?
なんだか中途半端な作風。(^-^;
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』で観応えがあったのは
クルクル回転しながらの見事な剣さばきだけだったと思う私。(^o^)
ジョニー・デップ演じるジャックのキャラクターもしっくりこなかった。
とぼけていてフラフラ歩き、なよっとした語り口(三枚目)
いざという時は颯爽と助けに来る正義感の強さ(二枚目)
の対比をジョニーはサラッと演じ分けていたけど、
前作『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』のジャックは
ふとした瞬間、表情(瞳)に
不器用な生き方しか出来ない男の哀愁(寂しさ)を映し出すのが最大の魅力だったと思う。
近作『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』では
そういうジャックの人間味(人間としての深み)が私にはあまり伝わってこなかった。
後半、ジャックは小舟で逃げ出したけど、
船に戻ってきて助けに来る場面の物語運びもあっさりしすぎで説明不足。
小舟で逃げ出したジャックが船を何度か振り返り
ためらいながらも船に戻ってくるような場面があったなら
物語に説得力を与えることが出来たと思うのに・・・
オーランド・ブルームは少しずつワイルドになってきて、顔つきも精悍になってきたかな?
表情を崩して演じるようなコメディや悪役に挑戦したら大成するのではないでしょうか?
キーラ・ナイトレイはジョニーや他の共演者とも堂々と対等に渡り合っていますね。
オーリーもキーラも単独でも主役を張れるようになって、
良い意味で“確かな自信”や“演技を楽しむゆとり”が芽生えてきているのかな?(^-^)
P.S.
ほんのり日焼けしているキーラを観ていて『青い珊瑚礁』のブルック・シールズ
を思い出してしまったのは私だけかなぁ???
私的には、1(『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』)
が面白かったので、2(『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』)に期待しすぎちゃいました。(^-^ゞ
P.S.余談ですが・・・
『Mi(ミッション・インポッシブル)』シリーズも1がなかなか面白かったけど、
2・3はダイナミックな演出だけが際立ち、登場人物の人間描写が簡素化され、
作品本来の持ち味が損なわれてしまったように私は思えたし・・・(^-^;
娯楽大作シリーズ化のクォリティを保つのって難しいのかもしれませんね。(^-^ゞ
2・3を並行して撮ると、概して2はこんな感じに出来上がってしまうものですね(笑)
3への予告編的2の出来にいささか楽しめたものの、ツッコミも入れまくりでした。僕も1の面白さと軽快な展開に期待感も増したのですが、これで3がつまらなかったら怒りますよね(笑)?