わたしがオッサンになった日

むかーーーーーーし昔、そのまた昔、紀元前かもしれん？
拙者どんが、高校生のころの話じゃったー。(まんが日本昔ばなし的に読んでくれっ。ｗ)


まだ我々のその頃は、女子高生でメイクする輩も一部で 眉毛すら ノー手入れの輩がほとんどじゃったー。


だけどが拙者どんは眉毛がマブタのうえまでニョキニョキとはえておったー。


まあ、そこんとこだけ軽く剃っておったー。


あるひ、ＯＢエリアにとどまらず、フェアウェイに迄 芝苅りの手が ミスで 延びたそうなー。


拙者の眉毛は、まっぷたつにセパレート！！！！


さあ困った。まだ眉毛を書く なんて 選択枝になかったのだったー。

作業は洗面所でやっておったので 目にいいものが飛込んできた！！！！！



加美乃素ぢゃ！



村の衆は、おおいに喜んだ(笑)


もちろん使ったことはねぇが、毛がはえてくるらしい。やってみるべ。

早速、父の秘薬をこっそりと　だがタップリとつけた拙者どんであった。。。


なんとかなるべ。
とりあえず 前髪で隠しておくべ。


平常どおりにガッコへいった・・・

異変はすぐに気付いた。



‥‥‥‥‥くさいっ！
くさくさくくさくささくさくさくっさーい！！！！

電車でおじさんの近くに立つと迫るこの かほり ・・・



マイ顔から！！！

四六時中！



耐え兼ねた拙者どんは、すぐに厠へ飛込んだそうなー。


ハンカチぬらしてゴシゴシゴシ・・・眉毛を拭きに拭いた。


だが無情、加美乃素臭は 微動だにしなかった。。


いちにち、自分の顔が ツルピカのおっさんの頭になった錯覚をおぼえた十七の夜だった・・・


以来、拙者どんは加美乃素を見るのも嫌になったそーなー。


♪くまのこみていたかくれんぼ～おしりをだしたこ いっとーしょー