RADIOHEADとは英国オックスフォード出身の5人組バンド。
1992年にデビューし、「Creep」というたった一曲で世界を震撼させ、
バンドの音そのものを解体した『OK Computer』によって
世界最強の音を鳴らすバンドとなった。
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15:00開場の17:00開演ということもあって、
15時に早稲田の某本屋の前で待ち合わせて、幕張メッセに向かう。
余裕で着くわと思ったら、
会場に結局17時に着く。ぎりぎり。
*ちなみ、幕張メッセに行く人は、
断然、海浜幕張駅を使うことをオススメします。
幕張駅じゃなくてね。幕張駅から行くと泣きます。
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まあ、んな前書きはどうでもいいとして、
開演時刻が過ぎ少しずつ高まる高揚感。
ソワソワ、落ち着きが無い。
突如消えるライト、
歓声の中に現れたRADIOHEAD。
うっわ、やべ!
マジ、トム・ヨークだ!
一瞬我を忘れる。
「2+2=5」で怒号の滑り出し。
歓喜。
Because!!っと、2時間という短くも限りなく濃密なライブが始まる。
静かに、だけど恐ろしく熱を持ったRADIOHEADの音。
体に熱が伝播する。
詳しい曲順なんかは、覚えてないけど。
いくつか印象的だった曲を紹介すると。
・2nd『the bends』の「Just」
まさか聞けるなんて思っていなかっただけに、相当嬉しい。
密かに大好きな曲。
一瞬の間。
そして、つんざく様なギターと声。
やっべ、かっけー!
・同じく2ndから「black star」
トム・ヨークの研ぎ澄まされた声が優しく染み渡る。
素晴らしい。
・そして最新作から「There There」
ベースとギターが二人が前に出て打楽器を叩く。叩く。
そのリズムに陶酔。
・『KID A』から「Idioteque」
すんごい、チカラ。
踊リ狂ウ。
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途中、
イラクで邦人記者2名が解放されたニュースを演奏に混ぜるなどの
嬉しい(?)パフォーマンスがあり、
彼らの社会的メッセージ性が少し垣間見れたり。
トム・ヨークがオーディエンスと
お茶目なやり取りをしたりと、ライブは進む。
(↑ちょっと以外だった、とても楽しそうに、
はにかんで唄うトム・ヨーク。見てる側も少し温かくなった。)
なにより肉眼でバンドが見渡せる前の方で観れたことが、すごく嬉しかった。
相当込んでたけどね。
RADIOHEADということもあって、外国人も多かった。
手前の外国人も、超ノリノリで。
なぜか、俺ハイタッチ。
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ピアノをしっとりと情熱的に弾くトム・ヨーク。
その姿、声は余りに圧倒的で、ライブ中思わず目を瞑って、天を仰ぐ。
どこまでもどこまでも響き渡る声、体中に。
そして、ジョニー・グリーンウッドが途轍もなくかっこよかった!
ギターをこれまでかと弾き倒したかと思うと、
打楽器を打ち鳴らし、シンセを弾く。
ギタリストらしくないけど、最強にかっこいいギタリスト。
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そしてアンコール、ラスト。
「EVERYTHING IN ITS RIGHT PLACE」
トムの声は今でも体の奥に焼きついている。
01. 2+2=5
02. myxomatosis
03. where i end and you begin
04. lucky
05. just
06. the gloaming
07. sail to the moon
08. i might be wrong
09. go to sleep
10. you and whose army?
11. like spinning plates
12. climbing up the walls
13. national anthem
14. fake plastic trees
15. sit down, stand up
16. paranoid android
17. there there
<アンコール 1>
18. we suck young blood
19. karma police
20. idioteque
21. how to disappear completely
<アンコール 2>
22. planet telex
23. everything in its right place