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ぶらっくだいあり~

温厚な旦那様&わんぱく息子×2と暮らす 男前な主婦の刺激的な記録

ムキになる

2007年08月09日 23時02分08秒 | ぶらっく族
実家で王子と母が棒付きアイスクリーム(ファミリーパック)を食べていたときのこと。
同じ箱から出したはずなのに、なぜか王子の食べ終わった棒にマークが印刷されている。

『4ポイント集めて応募しよう! 3ポイント獲得』

母「あれ?アタシのは『1ポイント』だ。なんか悔しいな。・・・・・・もう1本食べよ!」

そして泣きの1本(?)で食べた結果は・・・・・・


両面無印刷。印字すらされていないただの棒でした。

母「なにさ!バカにしてっ!!」笑

ぶらっく「6本入りで印刷されているたまたま2本を二人で食べたのかもよ」笑


10分後、旦那様が帰宅。
経緯を説明したところで、旦那様もチャレンジしてみると・・・・・・

『3ポイント獲得』

一同大爆笑。
よっぽど悔しかった様子の母。

母「よし!じゃあもう1本食べ・・・・・・・・・」

ぶらっく「・・・太るよ」断言


結局母は3本目を食べずに就寝しました。



アイスの食べ過ぎに注意。


素敵な親族 5

2004年10月19日 10時53分49秒 | ぶらっく族
ぶらっくの中に一番濃~く流れている血の源流、スーパーじいちゃんことじじ7/17日記参照)のお話しです。

まあ、何てったってじじは凄い。80歳目前にしてトレードマークはサングラス。愛車はラ○サー。足はスクーターではなくバイクだ。
体力はまだまだ60歳代。行動力は右に出る者ナシ。仕事の要領は天下一品。そして芸人も吃驚のお笑いセンス
嫁であるばばとはまた違ったいい味を出している存在である。

ご存知の方も多いが、じじはペットとして(ポニー)を飼っている。
別に酪農家ではない。普通の町のとある一軒の普通の農家である。
そのため馬の散歩を兼ねて道路を歩くと、すれ違う車からものすごい視線を浴びるのだ。

馬はぶらっくが小さい頃から何頭か飼っていたが、今いる春駒クイーン(ポニーの名。♀)はじじが先代ハルコマⅡ世からとりあげた、じじ家生まれじじ家育ちのめんこちゃんである。
そして昔じじが「○○(ぶらっく実家地域)に住んでいる孫のために飼っている」と言っていたくらい、私は馬小屋に入り浸り状態なのである。
そんなぶらっくが電話で「しばらくめんこちゃん(馬)に会っていないから寂しいなあ」なんてじじに言っちゃったモンなら大変。
翌日夕方、突然インターホンが鳴る。じじである。

じじ「ほれ、寂しいって言うから連れてきたぞ」

と指さされた玄関の外へ出たぶらっく母娘はぶったまげた。
じじが乗ってきた軽トラの荷台ちょこんと乗っためんこちゃんが「私、ドナドナされるの?」と言いたそうな不安な目でこっちを見ているんだもん。
しばし無言&冷や汗を感じるも、安心させるため&嬉しくってめんこちゃんを思いっきりなでてあげたのを覚えている。
が、ここ実家は閑静な住宅街とはいえ北海道の大都市にある。たちまちぶらっく家周辺は人だかりの山だった。


そんな大胆なじじは、何歳になってもやっぱり大胆である。
ある日ふとじじの左手を見ると、小指の先に絆創膏が巻かれていた。
じじは関節に水がたまる体質なのだが、聞くとそれが小指の第一関節に出てきたようだ。
病院に行って注射針で水を抜かないと、痛みに強いじじでも痛くて耐えられなくなるらしい。

じじ「けど病院行ったって注射器で抜いて消毒するだけだから、そんなもん自分でやったほうがいいべや

ん?・・・・・・自分でやる?

じじ「そうよ。あるべや、注射器

ここん家に医者か看護師いたっけ??不思議な顔をしていると同居している叔父(母の弟)が

叔父「ほら、納屋にあるだろ?ごっついの笑」

ぶらっく「なに?・・・!!まさかめんこちゃん(馬)用の注射針使ったの!?

ぶらっく両親「ええええっ!?」

じじ「したって、あるんだもん。病院行かなくったっていいべや。ちなみに消毒薬ものだ」自信満々

ぶらっく家一族「・・・・・・・・・・・汗」

叔父「しかもよ、馬のだぞ。あのごっつい。注射針の先の穴が見えるほど太いんだぞ

じじ「そうよ。薄暗い馬小屋でも針の先が斜めに切れてて真ん中に穴があるのが見えるのよ」自慢気

母「馬小屋で針刺したんかい!
ぶらっく「無菌室どころか有菌室そのものでしょう!!

ぶらっく家一族は、それもただでさえ注射嫌いのぶらっくは失神するんじゃないかってくらいショックを受ける。

じじ「けどやっぱし(針が)太くて痛いからよ、うおのめパット貼ってみたらちょうど良くあめっていい具合なんだわ」

満足気に絆創膏をはがして見せるその傷跡は、まさに治療中のうおのめそのものの状態だった。


じじは体力や行動だけでなく、細胞の作りからしてスーパーなじいちゃんであった。



素敵な親族 4

2004年07月14日 09時20分20秒 | ぶらっく族
ぶらっくには2学年下の弟がおります。
その弟、よくぶらっくと似ているって言われます。
確かに目は二人とも父親似なんですが、
あとのパーツはそれぞれがそれぞれに似てるんですよね。

しかし、性格は本当にまるで反対なんですよ。
母親によく昔っから言われていた言葉は、
「あんたの忘れ物をたまたま○○(弟)がお腹の中で拾ってきちゃった」でした。

小さい頃弟用のサッカーボールを持って男の子と遊んでいたぶらっく。
弟はぶらっく用のおままごとセットで女の子と遊んでいました。
その結果、無鉄砲でわんぱくなぶらっく
お人好しでおしとやかな弟ができあがりました。


二人が中学生(ぶらっく中3、弟中1)のこと。
その頃ぶらっくは男の子の友達とバンドを組んでおりました。
担当はドラムしかも紅一点
確かに目立つよね。
すると後輩達の中でぶらっくのファンクラブなるものができたそうな。

おかげで誕生日、クリスマスはプレゼントでいっぱいのぶらっく。
バレンタインに至っては靴箱にチョコがあふれていました。
その時弟は収穫ゼロ
姉より女にモテない自分に落胆を覚えたらしい。

そんな時、あるクラスメイトが弟の所にやってきた。

女の子「○○(弟)君。あの・・・これ・・・」

なんと!もじもじしながら手紙を差し出すじゃないですか。

弟「・・・・・・えっ?(かなり緊張&興奮気味)」

女の子「お姉さんに渡してほしいんだけど」

その夜彼は涙で枕を濡らし、兄弟の仲はかなりの冷戦状態に突入しました。



それは母が旅行で不在だったある朝、ぶらっくが出勤仕度のため起きると、
弟が台所でなにやらカチャカチャしておりました。
ほんとねぇ、良い嫁さんになるよ、あいつ。

弟「あ、姉ちゃんおはよう。お弁当つくっておいたよ

って言うんだもん。
そう、とっても料理好きな弟なのです。
学生時代も食に関するところばかりでバイトしていたんです。

ぶらっく「・・・そ、そう。ありがとう」

ただ、ちょっと創作料理気味なのが難点で・・・。

気持ちが嬉しいが、食するには勇気のいるランチタイムでした。
頼むからキュウリのバター炒めなんて入れないでくれ。


大好きな れっちゃん

2004年07月10日 00時27分27秒 | ぶらっく族
私の唯一の楽しみ、それは愛車に乗ることでした。
どちらかというと私は家にいたくありませんでした。
きっと私のことをイメージで見ている人は違う意味で考えているかもしれません。

私、一人になりたかったんです。
とても家を出たかったの。誰にも干渉されないところに。
家族が嫌いとかそういうことではなくて、例えばとっても辛かった事とかがあっても実家だと大声で泣けないですよね。
しかも門限っつーのがとっても厳しかったんです。ウチ。
だから夜中両親が寝静まってから車を乗りに行く、そんな事をやっていました。

車は本当に私になくてはならないものでした。

どんなに悲しくても辛くても楽しくても、エンジン音はいつも一緒。
どんなに変な時間でも、私の好きな場所へすぐ連れて行ってくれる。
もちろんドライブ自体は好きなのですが、夜に走る時はたいてい落ち込んでいる時でした。

「れっちゃん、今日はどこへ行こうか~?」

そんな言葉をステアリングの中心に向かってかけ、キーを回してライトをつける。
その瞬間がたまらなく好きでした。

嬉しい時も悲しい時も、私はれっちゃんと一緒にいた。
部屋にいるより当時付き合っていた旦那様と一緒にいるより、れっちゃんと一緒の時間が長かった。

もしかしたら、私の事を一番わかってくれた相手だったのかもしれない。

そんな大切な車を、嫁ぐ時に手放したんです。
れっちゃんと一緒に嫁に行く」と言ってたのに。
社宅には駐車スペースが無く、旦那様に置いてくるよう言われたんです。

悲しかったなぁ。
というか、今でもものすごく悲しい。
外ですれ違う他人のれっちゃんを見ると、いまだに泣けてきます。


今頃どうしているんだろう、れっちゃん。
あのシルバーの輝き、ドコドコいうボクサーエンジン、スモークガラスにエアロばっちりのれっちゃん=B4。
まさに若者のためのツインターボ。

・・・それをなんで55歳過ぎた父さんが乗るんだよ!

返してくれ~~。とぉさ~~~~~んっ!!


素敵な親族 3

2004年07月01日 12時44分42秒 | ぶらっく族
ちょと日が時間があきましたが3人目のご紹介。

ぶらっくはとても幸せなことに、父・母方両方の祖父母4人が健在です。
母方に至っては、曾おばあちゃんが一人元気に暮らしております。

そんななかで今回ご紹介するのは、
とうとうでました超天然おばあちゃん
ぶらっくの母方のおばあちゃんです。
そしてぶらっくはとってもおばあちゃんっ子なんです。

彼女は誰にもまねできないすっとぼけ天然とその持ち前のキャラで、
みんな、本当にみんなにとても愛されるチャーミングなおばあちゃんです。
ぶらっくを含む孫4人は彼女を「ばば」と呼んでおります。

彼女は今までに数々の伝説を残してきましたが、
そのすべてをお伝えするにはとてもじゃないけど書ききれないので、
今回はほんの少しだけお話しします。


それはぶらっくが中学生だったある夏の日のこと。
家族でドライブを楽しんでいた車中での会話。

ばば「あれ、見てみ~!」

ぶらっく「なに何??」

ばば「あの山!すんごいねぇ~」

その指が指す方向には、木が1本もないつるんとしたなだらかな山があった。
よく公園とかにある芝の張った山の大きい感じ、を想像してほしい。

ぶらっく「本当だ~。木がないよ!あんなの見たことない!」

ばば「な~。あんなまったいらな山みたことないな~」

・・・・・・? まったいらな 山 ?

車の中、全員が考えていると、ばばが一人爆笑する。

ばば「た・・・(笑)平らなら・・・(笑)・・・山ではないよねぇ。爆笑」

どうやら自力で気づいたらしい
車内はみんな笑いすぎて酸欠状態に陥った。


とまた、それはぶらっくが就職して間もない頃のある日のこと。
ばばが遊びに来ていた日のお茶の間でのひととき。
日中干していた洗濯物をばばがたたんでいてくれていたのだった。

ふと、ばばの動きが止まる。

ばば「これ、お前のか?」

高々と上げた右手に握られているのはぶらっくのブラジャーじゃないか!
茶の間には両親が、そう父とはいえ男がばばの正面に座っている!

ぶらっく「そうだよ(焦)!お茶の間で公表しないでよ~。困惑」

どうやらそれは、彼女には縁のないサイズだったようだった。
すごく吃驚した顔で念入りに見ている

ばば「でっかいなぁ~~~。この乳あて!ほれっ!

ぶらっく「目隠ししなくていいから!焦」

ばば「ほれっ!!

ぶらっく「自分の胸に合わせなくていいから!激焦

ばば「ほれっ!!!

ぶらっく「膝かぶ(×2)に当てるんじゃな~~いっ!!


そんなかわいいおばあちゃんが大好きです。



素敵な親族 2

2004年06月16日 14時54分42秒 | ぶらっく族
第2弾は、ぶらっく父のお話しです。
割と父のことは知られていないかもしれませんね。
今日は少しですが、お話ししたいと思います。

見かけは渡哲也と西郷輝彦を混ぜてガムシロップを500mlかけた感じの父。
そう、見かけは渋くて気むずかしい感じだけど実はお茶目さんなのです。


ある日、父の職場の裏手に蜂の巣が発見されたようです。
父の同僚何人かが怖い物見たさで蜂の巣に近づいていき、
その同僚達の後ろを父がもっとこっそりついて行きました。

同僚達が蜂の巣の下に到着したまさにその時、
父が石をぽ~んと投げ、その瞬間後ろへ猛ダッシュ
同僚達の目の前で石は見事蜂の巣にかこーんと命中蜂ブンブン

「ぎゃ~~~~~~~っ!!」と同僚が逃げ帰ってくる遙か前方には父の後ろ姿。
その時はじめて父の仕業だと気づいた同僚達。
事務所の入り口に飛び込んだ途端「こら~~っ!○○!どこだ!」と叫び、
先に到着して笑い転げていた父に声にならない声で真剣に怒ったようです。

そりゃ怒られるよ、父さん・・・。汗


またある日、母がダイエットを始めるとやらで、
必ず常備していた甘ぁ~い物が家の中から姿を消しました。
何より甘い物大好きな父は、からっぽのかごを見るたびがっかりして床につく毎日。

よっぽど我慢できなかったのか、欲求不満だったのか、
1週間たったある夜彼は、
「・・・んん~~~っ、甘いもんくれっ!!」と言いました。

それを聞いた母は、おかしさと父のあまりの心の叫びに負け、
以前のように甘い物を常備するようになりました。

そこまで食べたかったの?寝言で言うなんて。笑


そんなお茶目な父です。

素敵な親族 1

2004年06月03日 16時55分47秒 | ぶらっく族
ここらへんで、ぶらっく族の紹介をしようと思います。

今日は第1弾なので・・・旦那様にしておきます。

簡単に言うと、彼は友達の友達の友達でした。
みんな学年が一緒、ってことですぐ仲良しになりました。
なので最初は2年ほどお友達だったんですね~。

性格は、温厚、誠実、そして何よりおしとやか。
ここまでぶらっくとまるっきり正反対の男だったとは・・・。汗。

そして一番の夫婦の違い。
ふけ顔(旦那)&童顔(ぶらっく)。

そう、それは一昨年の秋の出来事でした。
ぶらっくが持病を再発したのです。
きっかけは歯医者の椅子。そうぎっくり腰です。
ヘルニア持ちなのでなりやすいんですよ。

もともとその日はドライブデートのはずでした。
どうしても「行く!」ときかないぶらっくに旦那は、
「じゃあ行くよ~~」と私を車に乗せ病院に直行したんです。

・・・この男、やるな(心の声)

とちょっとじーんとして、旦那様に肩を借り病院で受付する。
腰痛にさっきの感動が後押しして、足に力が入らなかった。

そんな状態だが、撮影のため一人でレントゲン室に入る。
足が震えて歩けない。手すりにつかまっても進まない。

それを見た看護婦さんが、慌てて旦那様に
お父さん!(歩くの)手伝ってあげて!」

旦那様はびっくりして硬直
私は腰痛&感動、それにおっかしさが加わってその場に崩れた。


何度でも言う。旦那様とは同学年だ。
しかも彼の方が私より2ヶ月若い!
それを父娘かい!爆笑。

彼はそれ以来、しばらくの間ふけ顔に悩んだそうな。


私、そんなかわいい素敵な旦那様と暮らしています。