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「When life gives you lemons, make lemonade」

朝、外へ出ると、「神秘的で、荘厳で、言葉では表すことのできない崇高な世界」が見える

American Tune

2025-04-07 15:22:47 | 日記

American Tune

Paul Simon

何度も何度も間違いを犯し
そして繰り返し混乱の中をやり過ごしてきた
そうなんだ、見捨てられたと感じることもよくあった
虐げられていると感じたことさえもね
でも大丈夫だよ、平気なのさ
ただ疲れが骨の隋まで染み込んでるだけなんだ
期待なんかしてないよね
華やかに生きて美食家になるだなんて
家からこんなにも遠く離れた場所で
そう、こんなにも遠く離れてしまったんだ

打ちのめされたことがない人なんているだろうか
穏やかな心持ちの友達なんかいないんだ
打ち砕かれたことのない夢なんて知らない
崩れ落ちたことのない夢なんて
でも平気さ、大丈夫だよ
うまくやって長いこと生きて来れたんだ
それでもこの道のりを考えるとき、
つまり僕らが旅しているこの道のりをね
いったい何が間違っていたんだろうって思うのさ
思う他ないのさ、どこで道を誤ったんだろうって

そうして僕は自分が死にゆく夢を見たのさ
そうして僕の魂が不意に空高く舞い上がる夢を見たのさ
魂は僕を見下ろしていたよ
僕を安心させようと微笑みもしたんだ
そうして僕は僕が空を飛んでいる夢を見たのさ
そうして上空で僕の目ははっきりと捉えたんだ
自由の女神をね
遠くの海へと去って行く自由の女神を
そうして僕は僕が空を飛んでいる夢を見ていたんだよ

おお、僕らはメイフラワーと彼らが呼ぶ船に乗って
僕らは月にまで航行した船に乗って
この最も不確かな時代にやって来た
そしてアメリカの歌のメロディーを口ずさむんだ
でも大丈夫だよ
平気さ、大丈夫なんだ
誰だって幸運であり続けるなんてことは出来ないのさ
それでも明日はまたやるべき仕事があるんだね
それで僕は今ただ少し休もうとしてるってわけさ
僕はただ少し休もうとしているだけなんだ

(訳:山本 剛)

 

American Tune

Many's the time I've been mistaken,

僕はこれまで何度も失敗をしてきたし、

And many times confused.

何度も迷ってきた

Yes, and I've often felt forsaken,

世界から取り残されてると思ったこともあるし、

And certainly misused.

虐げられてきたと思う

Oh, but I'm all right, I'm all right,

でも、いいんだ、大したことじゃないさ

I'm just weary to my bones

ほんとに心底疲れたんだ

Still, you don't expect to be Bright and Bon Vivant

明るく幸せな気持ちにはとてもなれない

So far away from home,

故郷は遥か遠く

So far away from home.

故郷は遥か遠くに

 

I don't know a soul who's not been battered

挫折したことのない人なんていないし、

I don't have a friend who feels at ease

心から信頼できる友もいなかった

I don't know a dream that's not been shattered

叶った夢なんてなかったし、

or driven to it's knees.

いつも素直に従ってきたけれど

Oh, but it's all right, it's all right,

でも、もういいんだ、もういいんだ

 

For we've lived so well so long

僕は何とか生きて来たけれど、

Still when I think of the road we're traveling on,

歩いて来た道程を振り返る時、

I wonder what's gone wrong,

何が悪かったのだろうと思う

I can't help it

どうにもならないけれど

I wonder what's gone wrong.

何が悪かったのだろうか

 

And I dreamed I was dying.

死んでしまう夢を見たんだ

I dreamed that my soul rose unexpectedly,

心が不意に体を離れて行く夢なんだ、

And looking back down at me,

そして自分を振り返ってるんだ、

Smiled reassuringly,

自分を勇気付けるように微笑んで、

And I dreamed I was flying.

そして、僕は空を飛んでるんだ

And high up above, my eyes could clearly see

上空から、僕の瞳ははっきり見えた

The Statue of Liberty sailing away to sea

自由の女神が海へと漕ぎ出し消えて行くのが

And I dreamed I was flying.

僕は空から見ていたんだ

(訳:ヤビーロード)

 

American Tune

 

Many's the time I've been mistaken

And many times confused

Yes, and I've often felt forsaken

And certainly misused

But I'm all right, I'm all right

I'm just weary to my bones

Still, you don't expect to be

Bright and bon vivant

So far away from home, so far away from home

 

I don't know a soul who's not been battered

I don't have a friend who feels at ease

I don't know a dream that's not been shattered

Or driven to its knees

Oh, but it's all right, it's all right

For we've lived so well so long

Still, when I think of the road

We're traveling on

I wonder what went wrong

I can't help it, I wonder what went wrong

 

And I dreamed I was dying

And I dreamed that my soul rose unexpectedly

And looking back down at me

Smiled reassuringly

And I dreamed I was flying

And high up above my eyes could clearly see

The Statue of Liberty

Sailing away to sea

And I dreamed I was flying

 

Oh, we come on the ship they call the Mayflower

We come on the ship that sailed the moon

We come in the age's most uncertain hours

And sing an American tune

Oh, and it's all right

It's all right, it's all right

You can't be forever blessed

Still, tomorrow's going to be another working day

And I'm trying to get some rest

That's all I'm trying to get some rest

 

映像

Johann Sebastian Bach 1734 - American Tune

https://www.youtube.com/watch?v=O8U9bzT968k&t=11s

Paul Simon BBC TV (American Tune)

https://www.youtube.com/watch?v=RKvMuvMgZas&t=1s

 


185頭と1人 生きる意味を探して 福島原発の闇2

2025-03-19 15:50:17 | 日記

 

あわせて読むと、国策である福島原発に関する闇の部分が思い起こされる。事故責任をめぐる裁判も納得できるものではなかった。

 

1. 原子力発電所導入前後の状況と反対運動

福島第一原子力発電所は、1960年代のエネルギー需要の高まりを背景に、東京電力によって建設が進められました。当時、全国的に原子力発電所の建設が推進されていましたが、各地で住民による反対運動が起こっていました。福島県内でも、環境への影響や安全性への懸念から一部の住民や団体が反対の声を上げました。

2. 原発導入に関与した知事

福島第一原子力発電所の建設が進められた1960年代後半から1970年代初頭にかけて、福島県知事を務めていたのは木村守江氏(在任期間:1964年~1976年)です。木村知事は、地域経済の発展や雇用創出を期待し、原子力発電所の誘致を推進しました。

3. 住民への金銭的援助

原子力発電所の建設に際して、地元住民や自治体への金銭的援助が行われました。これらの援助は、地域振興や住民の理解を得るためのもので、以下のような形態がありました。

  • 電源三法交付金:発電所の立地地域に対して、国から交付される補助金で、公共施設の整備や地域振興に充てられました。
  • 東京電力からの補償金:土地の提供や漁業権の放棄に対する補償として、地元の農家や漁民、牧場経営者などに支払われました。
  • 地域振興策:道路や学校などのインフラ整備、地域産業の振興策が講じられ、地元経済の活性化が図られました。

これらの金銭的援助や補償は、地域社会との共存を図るためのものでしたが、同時に依存関係を生むとの指摘もありました。

4. 福島第一原発事故後の対応

2011年の福島第一原子力発電所事故後、福島県は原子力損害対策課を設置し、被害者への賠償や支援を行っています。

以上のように、福島県における原子力発電所の導入には、地域経済の発展と安全性への懸念が交錯し、さまざまな形での金銭的援助や補償が行われてきました。しかし、2011年の事故以降、これらの政策や対応について再評価、見直しが進められています。

吉沢さんが、映像の中で、自分の父親が満州から引き上げるときに、動けなくなった母と二人の自分の子どもを、ロシア兵に殺されるよりいいと手にかけた話が出てくる。母から聴いたと。胸締め付けらる。彼は自分の無意味とも思われる行為の中で、そうした十字架をも背負おうとしている。問うことを意志しているようだ。引揚者は「竹林はるか遠く」にもあるような、人には語れないことを胸に秘めたまま生きざるを得なかった(日本についてから堕胎した多くの女性たち)。これが日本の現実だ。五木寛之は晩年に少し語り始めた。

 


185頭と1人 生きる意味を探して 福島原発の闇

2025-03-19 15:39:54 | 日記

185頭と1人 生きる意味を探して 吉沢正巳

NHKテレビ 初回放送日:2024年3月10日

福島県浪江町にある「希望の牧場」。原発事故により出荷できなくなった肉牛を飼い続けている。自らを「牛飼い」と呼ぶ吉沢正巳さんが「命の意味」を問い続ける日々を追う。

「どんな命も意味があって寿命まで生きるべきだ」福島県浪江町にある「希望の牧場」。原発事故により出荷できなくなった肉牛を飼育し続けている。全国から寄付を募り商品にならない牛に餌をやり、生かし続ける。原発事故から13年たち、高齢により衰弱する牛たち。果たして生かすことに意味があるのか?自らを「牛飼い」と呼び、一見意味の無い営みを続ける吉沢正巳さんが見つけた”意味”とは何なのか?命と向き合う日々を追う。」

 

この番組放映の後、3月19日、福島県元知事佐藤栄佐久氏の訃報が福島民友新聞などで報じられた。

福島民友の記事を紹介する。

「佐藤栄佐久元知事が死去 85歳、06年まで原発再稼働認めず

2025/03/19 10:15

 「地方主権を主張し、福島県知事を5期18年務めた佐藤栄佐久(さとう・えいさく)さんが19日未明、郡山市の施設で死去した。85歳。自宅は郡山市。告別式は未定。

 佐藤さんは郡山市出身。安積高、東京大法学部卒。1983(昭和58)年の参院選福島選挙区で初当選。88年の知事選に参院議員を辞職して立候補、初当選した。以来、連続5回当選した。

 在任中は地方主権とともに東京一極集中に異議を唱え、本県と茨城、栃木の3県で首都機能の誘致に取り組んだ。93年の福島空港開港、2000年のアクアマリンふくしま開業、01年の「うつくしま未来博」開催など県勢発展に尽力した。

 原発を巡っては、東京電力のトラブル隠しを受け、いったん了承したプルサーマル計画の撤回に踏み切った。06年まで東電の原発再稼働を容認しなかった。

 弟(故人)らが絡んだ県発注の工事を巡る談合、汚職事件で責任を取り、06年9月に知事を辞職。その後、逮捕、起訴された。収賄の罪に問われ懲役2年、執行猶予4年の二審東京高裁判決が12年10月に確定した。」

 

佐藤氏は一貫して無罪を主張する中、最高裁判所が2012年10月に上告を退け、二審の懲役2年、執行猶予4年の有罪判決が確定した。

(続く)

 


若く美しくなったソクラテス

2025-03-18 15:19:21 | 日記

 

「とりもなおさず、十字架を背負って生きることになります」(林竹二)

 

 

わたしは、「饗宴」の中に出てくるアルキビアデスがソクラテスを思うように、

林竹二先生のことを尊敬しています。ただ、知るのが遅すぎたことが残念です。

 

おとなのEテレタイムマシン ETV8 授業巡礼~哲学者・林竹二が残したもの~[字][再]

1985年に没した哲学者・林竹二は自ら全国の学校で授業を行い教育のありようを問い続けた。その実践は教育界に大きな衝撃を与えただけでなく授業を受けた青年たちを深くとらえた。定時制高校で授業を受け猛勉強を始めた少年。林の著作に触れ生涯の目標を教師ときめた少女など。晩年に訪れた小学校での授業風景や定時制高校卒業生の証言を軸に、人間にとって生きるとは、学ぶとは何かを考えてゆく。(1988年2月15日放送

 

**

プラトンがソクラテスのことを書かずにはいられなかった、その思い。

「弁証法」の原点と意義。ヘーゲルであれ、デリダであれ、ドゥルーズ、ラカンであれ、フーコーであれ、その問いの原点はそこにあると思う。

日本でも、柄谷が重要な本の一つとしてプラトン(=ソクラテス)のソピステスを挙げている。

「若く美しくなったソクラテス」。その矛盾を知りながら、なお書かざるを得なかったプラトン。

そういう人が自分の中にあるだろうか?

 

 


われらの狂気を生き延びる道を教えよ

2024-08-01 23:58:04 | 日記

🔳ある声:
少女を殺せば、妊婦を殺せば、女を殺せば、
やがては、そこに人々はいなくなる。
だから機関銃で弾倉が空になるまで少女の身体に弾丸を撃ちこむ。
狙撃兵が少女の頭に狙いを定め撃ち殺す。
子どもたちがいる学校を砲撃する。
(「妊婦を撃てば2人を一発で片付けられる」そう発言した女性閣僚がいた)

孫の少年と共にロバを引いている老人に兵士が
ロバの尻にキスすることを強要する。
孫の少年やそれを見た人は服従学び、劣等を自覚するだろう。
日々、屈辱を与える。

恐怖を与え、土地を奪い、仕事をなくし、殺す。
家を壊し、道をなくし、村や街が存在した記憶を消す。
経済を破壊し、人間の自立の基盤を消滅させる。
人々は牢獄にいれられたと同じに、
虚ろになり、精神を病み、肉体は細り、自滅する。

(現実にコンクリートの壁が築かれた。そこは牢獄だ)


そのために無駄のない綿密な計画が練られ、狡知が動員される。
消しゴムで消すように、その土地から人々の姿を消す‥。

最初からそうだったのだ。
デイル・ヤシーン事件を見よ。

https://00m.in/TBwMJ

ウィキペディア(Wikipedia)*見れないときは、「デイル・ヤシーン事件」検索。

できれば保存して。消されないうちに?!

https://00m.in/fukCO

https://00m.in/ynley


しかし、それは我々がこの現代に経験したことと同じではないか?
この悲惨はあの悲惨と同じではないか?

ああ、パレスチナ、イスラエル!

われらの狂気を生き延びる道を教えよ
 

🔳イスラエルの若者が自分たちハードロックグループの
名にその名をつけた。

DIR YASSIN

「この名前は、シオニズムとイスラエルの歴史の「崇高な」血なまぐさい事実を集団意識の中に取り戻す努力の一環として選ばれた」


「The band formed in December 1997 from the ashes of other local hardcore bands.
The original line-up was Kobbi (guitar, ex-Urban Skate Fanatics), Fede (drums, ex-USF as well), Haim (bass, ex-Wackout, Shma Israel), Adi (vocals, ex, uh, about half of the local bands ever: Public Domain, Ethos, Useless ID, Shma Israel, Nekhei Naatza - and also played with Negative Impact for a while) and Federico (ex Nekhei Naatza and temporary member of USF).
The name was chosen as an effort to bring the sublimed bloody facts of Zionism and Israel's history back into its collective consciousness.」
(彼らはイスラエル国内で活動したのち、ドイツなどへ渡り、それから解散したらしい。20年前の情報だが。
記憶だけで書いている。今でも当時買ったCDを時々聴く)
https://www.angelfire.com/il/deiryassin/main.htm

DIR YASSIN - "Brotherly Mass Grave"

https://x.gd/dYyov


https://www.youtube.com/watch?v=8b3lzmdWnqU&t=5s
Dir Yassin - Discography (LP, 2005)

🔳パレスチナ問題:ウィキペディア(Wikipedia)
https://00m.in/bwrNV