「日本文化原論 真なる調和への道 」 美粋書房 横山俊一

私は神道や仏教を根にする伝統文化慣習に携わりました経験を軸に『日本文化原論』と題し執筆活動を展開しております。

0)哲学文化科目

2022-10-12 07:14:25 | 日記

0-1特定観点

例えば、「阿倍派、統一教会」などという集団に世間の関心が集まっているようである。適正な標準性の観念を引き出す事にあって、どのような性質が見られるか。多くの場合、善と悪という100対0の良し悪しの判定は生まれない。良い点・悪しき点の精査した認識に進む。

0-2公私性・相対性・表裏性・自律性

しばしば、二重人格という違和感を招く態度が表面化する。ごく私的な範囲と公での振る舞いが妙に異なり、公私の違いを広げる歪性を出現させる。相対的な相関と物的力の因果に偏り、弱肉強食という動物的な反応の強い根源的な性質となって、表と裏などという場面における態度の相違が激しく自律的な尺度の内臓と制御の図られぬ非人間性や非社会性の心象が進む。

0-3物理強弱・動物的自然本能

「相手が弱い」とみると妙に強気で横柄な態度を起こし自己の要望を強める制御性の利かぬ短絡的単細胞な反応を見せる。「相手が強い」とみると妙に減り下っておべんちゃらを多用し殿様のご機嫌を伺い従属するふりをして、隙があれば裏でこそこそ悪評を風評化する小細工の作為を習慣にする。要領よく立ち振る舞い良い所を上手に掻い摘み、利益を得る発想とご都合主義などとして軽蔑を招く。

0-4人間性・人格性

精神不安と妙な空威張りや二重人格、へんちくりんな教義と宗教性に下落することのなき太い根本原理を求める性質が存続する。枝葉と幹という性質の違いを生み生態の姿に連なる。領域の中心にふさわしい性質や人格の定まった見解が望まれる。

0-5同一理念思想世界観

生物物理性と心理情動性の因果に対し健全な感性から自己と外界との平等と公平な在り方を求め、言葉や概念・思考という要素を作る習慣を内蔵し、基準性の尺度と内外との対面と過不足と妥当な方法を引き出す活動法則をもって、長らく変わりづらい人間性と創造力の適正観を産む。

0-6寡占構造・成長過程

人間の芯になり得る考え方や理念性やビジョン性が定まらず、「ふらふらふらふら」という混乱した精神を慢性化し、ちょっとしたことで急激なヒステリー反応を見せる傾向が生まれる。寡占構造にある事業体に最初から入り、生身の創造に重心が備わらぬ力の依存と自存と成長の習慣に慣れ人間と創造の歪性が作り出される。妙に力への依存が増し二重人格という不調和を起こす。

0-7解明と概念形成と稼働と反省と改善の習慣

歪性を生む因果の解明と歪性を生まぬ予防策を含む適正像の導出へ及び根本概念を作る事が求められる。健全な活動法則や主体性像の見解を問い感性と観念と精神と身体の相関と習慣の在り方について、安定した良質像を得ることに及ぶ。

0-8専門科目と基礎科目

「国語、算数、理科、社会」などという各種科目に対しこれらを総合する性格の概念集約を遂げ、「生命観・人間観・創造観・生態観」などという根本原理を生み根本且つ大局と個別特定の適正な相関と制御に向かう。良好な哲学文化を伝統的な領域の性格に築く空間を生み、長らくの価値観と定まる。

0-9根本原理性と定常的な仕組み

歪な二重人格という根本の不健全性に外れぬように、確固とした根本概念の導出と定期的な訴求性の作用が内蔵され、標準観と過不足の安定した評価と方法の妥当性に連ねる総合的な仕組みが構築される。学業の基礎、生産の基礎、社会の基礎の健全性に良質の起源性を生む。

 


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