でも、電気刺激療法は進行しすぎた症例には適応できないし、脳内の神経発火バランスを調整して、運動疾患などの症状を緩和する効果はあるけど、失われた神経細胞を戻すことはできない。根本的な治療法の開発が必要。
長石さんはちゃんと症状緩和の治療を受けられたのだろうか。そもそも、治療の効くタイプだったのだろうか。運動障害を取り除くだけでも、苦しさが異なる。QOLが違う。まず、訃報を聞いて、そっちを考えてしまう。
翻訳してた教科書が出た。授業で紹介しよう。英文のままでもいい教科書だけど、英語だと読んでもらえないんよ。訳注を書きすぎて監訳に怒られた。だって、教科書の著者は確かに知識は広いけど、ど専門だとこっちの方が詳しいってことあるやないですか。
付録のDVDは付かないのか、、、残念。いい動画が入っているのになあ。まあ、そこまで翻訳はできないか。
そういえば、The cellもVertebrate bodyも私が学生の頃は英語しかなかったんだよなあ。あの頃は、マイナーな分野で翻訳が出るとは思っていなかった。
@chaDQI ゼミでやったんですが(ちなみに私は法学部の潜り込み学生)、日高さんが翻訳を出すといったときは「売れるわけない~」と皆で反対だったんですよ。でも、なかなか人気ありましたよね。
当時、京大の理学系院の入試科目には外国語は一つしかありませんでした。よって皆、英語を取っていた。でも、日高さんのところは外国語が二カ国必要で、ドイツ語も勉強せなあかんかった。
Brodmannを読むのにドイツ語は役に立たなかったなあ。古語なんか、ローダンでしかドイツ語をやっていない私には難しすぎ。Cajalはスペイン語だから歯が立たず。結局、英語訳でごまかした。