- 第三の基準は、「他人の気持ちが手に取るように分かりはじめる」ということです。
- 「マインド・リーディング」「読心能力」という言葉がありますが、阿羅漢の状態になると、他人の考えが実によく分かるようになります。それは、まるで手に取るようなかたちです。ある人に接すると、その人の考えていることが、直感的に、ぱっと分かるようになってきます。
- そして、いろいろな仏法真理の言葉が、ずばずばと口をついて出るようになります。その人の悩んでいることに対する考えや方針が、無意識のうちに、ずばずばと口から出ることがあるのです。そういう力は、たいてい守護霊から得ている力なのです。
- また、阿羅漢の状態になると、相手が最後まで語る前に、相手の考えていることや言わんとすることが分かってしまうことも数多くあります。これも、阿羅漢の基準であると言えましょう。
『幸福の科学とは何か』 第7章 阿羅漢を目指して