帰ってきた常時リソース不足

センセイ(べ・一文字)の日々是アキバ系ヲタ生活 あーかいぶ

常に目指すべき芸風は2番セカンド

2010-06-09 23:59:00 | 本と雑誌
めっさフラゲくさいんだけど、『別冊オトナアニメ シャフト超全集!!(Amazon)』をば。
 
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今や『深夜アニメの4番バッター』(本文より)となった『製作・シャフト』『監督・新房昭之』作品を、放送当時はキワモノ・異端児・トリックスター扱いだった「月読」「ぱにぽに」の頃からの作品をちょっと捻った解説で存分に語っています。技術的な側面や、原作付き作品をアニメ化する際の技術論的にまとまっているので今後深夜アニメを視聴するにあたって理論武装の手助けとなること間違いないと思います。
スタッフインタビューはオトナアニメ本誌に掲載されたモノの再掲が殆どを占めていますが、高山カツヒコの特撮インタビュー(夏のあらし!)が収録されていたので善し。
 
 
んで、久っさしぶりにふらげー
 
 

 
 
 
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帯に大きく「アニメ映画化決定!」と書かれた「とある飛空士への追憶 2」(Amazon)をば。原作通りに進むんであれば(多分)全三巻に収まるであろう物語の二巻目、正に『序破急』の“破”、物語的なターニングポイント、シャルルとファナの心境の変化が独特の柔らかいタッチで描かれています。この作品をどう収めるかは、原作のスパッと終わる良エピローグあってこそだから『序破急』の“急”である三巻目に嫌が応にも注目が集まりますな。その前にこの巻の続きがゲッサンで読めると言うことで。最近こうやって興味を維持しようとする試みが増えたねぇ・・・。

んで映画化ですが、『追憶』に限らず、ラノベの数年に一冊ぐらいで出る「一冊でスパッと完結した傑作」をメディアミックス化するんなら劇場版の尺は向いているかも知れんなーと思ったり。ここ暫くでは「消失」がその典型だったし。
 
・・・そう言いながら、『文学少女』をまだ観ていないセンセイでした。 



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