アルター 『セイバー・リリィ』(Fate/unlimited codes)

今月のSD文庫を査収。センセイの事なので、アキバ店舗に於いて発売日のみ若干数販売されている(正確には発売日で完売する)作家のサイン入りのモノです。
　

　
「迷い猫」8巻(Amazon)と「カンピ」6巻(Amazon)をば。しかしもう8巻、もうミリオンと「迷い猫」のペースの速さは驚異的ですな。各店でもホントにSD文庫かと思うくらい積まれていたし。
まぁここまで来ると新キャラを無闇に増やすとかでなく各キャラ各キャラを掘り下げて事件に当らせると言う古きラノベの安定した作りがなされているので、逆に安心して手に取れると言うのがあったり。キャラ造型は挿絵にエロゲンガー使っていると言うこともあり相当今風ですけどね。こう言う長編の作りをしていると、短編でのドタバタを読んでも良いかなと思うのは年寄りの回顧厨だろうか。
ちなみに今回の表紙は4巻で登場済の 男 の 娘 で す 。
　
「カンピ」は新キャラ一気に増加で強烈なヒキのまま終わって次回に続く！ と言うか衆人環視中の舌まで入れるキスシーンは巻を重ねるごとにどんどんどんどんねちっこくなって行きますな。
　
そんな訳で気がつけば月末戦線に突入し、時節柄 ガキども 長期休暇の学生達も多く、商業都市アキバを纏う空気も違っているように感じます。有り体に言うと午前中なのになにこの人の数。そんなアキバには皆さんも知らないような血生臭い話がっ！（ツイッターの「アキバの都市伝説を募集してみた」まとめ）
そんなアキバで、今日もいつも通り出勤前に赴き査収したものです。
　
　
アルター 『セイバー・リリィ』(Fate/unlimited codes) (Amazon)
　





　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　






　



　
　
　
　
　
　
　
　
　
原型製作は柳生敏之氏。同アルターより販売されたチュチュの原型も担当しています。
原作は言うまでも無い「Fate/unlimited codes」で追加されたセイバーさんのもう一つの姿。昨年グッスマより発売前に海賊版注意のインフォメーションも出ていた、キャラフィギュアとしては極まった出来の逸品も販売されています。
なまじ昨年のグッスマ版の出来が究極に近いものだけに何か変化球で来るかと思ったら意外や意外の直球勝負。ただし向こうを“躍動”とするなら今回のは“静”。その“静”の中に垣間見える“動”、凛とした静謐なる様の中に僅かに躍動する姿態、と言いたくなる立体化です。

ナニ言ットンネンおっさんと言う感じですが、
　





　
　
百合セイバーの特徴であるノースリーブ鎧から見えるこの肩口・背中を見れば少しは理解していただけるかと。筋肉と骨格の造型がディフォルメとリアルの境界線ギリギリな見事な表現。骨格構造もきちんと考えられているフェチにはたまらない造型になってます。腋とか肩甲骨とか。
それでも全体の雰囲気が静謐なモノで収まっているのは、鎧部がホワイトパール塗装（グッスマ版はシルバー）にアレンジされており、全体のふいんき(←なぜか変換できない)が白百合のような落ち着いたポーズ付けが為されているからですな。一見の迫力とか印象ではグッスマ版の後塵を拝すると思いますが、コッチはコッチで味わい深いモノですよ。
　
で、だ。
リリィさんと言えばガーターベルトの印象が結構強かったモノですが、
　


　
　
コチラのガーターベルトもナカナカ。ストッキング側のレースモールドとか、ストリップの金具がきちんと塗られているとか、何より正しい装着方法なのが良いやね。
　
と言う訳で白百合セイバー・アルター版でした。グッスマ版に堂々真っ向勝負の直球でした。まぁナチュラルにシュートしているのはもはやアルターの芸風だからまぁ気にしない。
ついでに言うならそのサイズの割にパッケの大きさもグッスマ版とほぼ同じだったと言う驚愕の事実。まぁ実際に開封した後、アルター版の方が展示面積的に優しかったと言うことでヒトツ。この辺りは日々積み商品と戦っている関西の物欲王と東の積み王者(ツミッキング)に存分に語ってもらうとしましょう。
（やっぱ他人をオチにしておしまい）
　
　
　
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