微笑を貴女に

　去年からしばし思うことがある
　何故写真を撮るのだろうかと・・・

　若い頃ルポライターをやっていた時期があった
　負けず嫌いな性格ゆえに無理を重ねていたのだろう
　ある時出張先のホテルで倒れ一人帰された
　ハードな仕事ゆえに体調管理はキーポイント
　その後の経過は思わしくなく歩行さえも困難になった
　３ヶ月間の自宅療養で元の生活には戻れたけれど職場復帰はできなかった・・・
　原因は未だに判らない

　いま・・・
　記事ではなく写真
　でも・・・
　愛用のカメラは手元にない・・・
　数台カメラを持っているので撮影にはさほど支障はないものの
　いまいち気力は萎える
　俗に言うスランプではない
　どんな状況においてもファインダーを覗いた時は真剣勝負
　BERUワールドがそこにある
　ここ数日HDの整理を兼ね過去写真を見直した

　何故写真を撮るのか・・・
　その答えが少しだけ垣間見えたような気もする・・・