おばけ屋敷の松

　メガダンスそばの「おばけ屋敷」には、写真の通り松の幹が屋根のつっかえ棒のようになっていました。松の木を切った時に美尚堂工房さんが、造形に活かそうとあえて残したものです。



　ところが年数がたってすっかり朽ちてしまい、そろそろ寿命に。そのために柱を取ってしまいましたが、気持ちさびしいところもあります。



　ところでベニーの前にはバス停「動物公園前」があります。仙台駅から６ｋｍくらいで、そこからベニーまで徒歩３分という近さ。このそばの松がマツクイムシで枯れてしまい、３月までに仙台市で伐採の予定でした。



　ところが大震災でずっと遅れ、幹にはキノコがしっかり生えてしまいました。いくらなんでもバス停のそばでは放置すれば危ないのではと心配していましたが、やっと伐採されすっきりしました。

　

オリジナルのキノコ造型

　ベニーではオリジナルのキノコ造型です。５年前にゴーカートコースを移設新装した時に、アーチ看板の手前に２つ移動してアイキャッチとしました。



　造型を囲むさくが古くなってきたので、この機会に木製の太いものに変えました。上にに登ったりできないようにと安全のためです。



　オレンジ色と紫色の２体、いつでもゴーカート入り口でお迎えしていますし、コース内では赤と緑のキノコが待っています。

今年もベニーマークのギボシ

　今年もベニーマークのギボシが葉を広げています。大震災後は寒い日が続いたりしたせいか、この春は植物の生育が遅めでした。シダレザクラもＧＷまで何とか見られました。



　ギボシも遅めでしたが、やっとマークの形になっています。そばに並べて植えているヒメシャガも、白と薄い紫のきれいな小さい花を咲かせています。雑草取などの手入れは同様に遅れていますが、少しづつ手をかけているところです。

　大震災にもかかわらず自然の営みは変わりません。花や植物を見ていると心が和みます。

「ヘリコプター」と「汽車ポッポ」がおや？

　定置式乗り物はロッキンタグ前に６台、アーケードテントに２台あります。１００円（小型の３台）と２００円（残りの５台）のコイン式ですが、小さいお子さんには人気があります。

　このうち「ヘリコプター」と「汽車ポッポ」がおや？という変化が。いつのまにか目玉が入ってかわいくなっています。



　特にヘリコプターは冬の塗装で色が変わっていただけに、だいぶ様変わり。でもお子さんたちには親しめそうです。

　小さい子どもがいるスタッフがシールを張ったものです。ちょっとした工夫ながら楽しいですね。

アクアブラスタ

　大震災の６日前にスタートした「アクアブラスタ（お城の消防隊）」、３５日間の休園もあり、不運な出足となりました。

　東北以北では初めてということもあり、それでも小さいお子さんを中心にご利用をいただいています。また利用がなくても時々水が出るようにプログラムされています。



　海賊船パイラットの前にあって、見物するお客様には見通しが悪くなるかもと心配もありましたが、それほどでもありません。

　これから気温が上がり、夏に向かうにつれて清涼感を誘う「水もの」として活躍してくれそうです。

和菓子オススメ新商品です

　前に今シーズンから登場の洋菓子オススメ新商品をご紹介しましたが、次は和菓子です。



　「ベニーランドにいってまいりました。」はきなこのそば団子です。小さい団子がいっぱい入っていて５３０円とお手ごろ。パッケージも工夫されています。

　お子さんたちはさてどうかと思っていましたが、おばあちゃんに買っていくなど意外に動きがあります。



　「ずんだのクリーム大福」（９個入り６３０円）は、ずんだと甘いクリームがやわらかい餅でくるまれています。喜久水庵さんの喜久福にはとても及びませんが、なかなかいい食感で結構イケます。

２２日は今年２回目のコスプレです

　前回は大震災後初のコスプレ、雷雨にたたられましたが、午後は晴れて何とか楽しんでいただけたかと思います。

　さすがに雨の時は更衣室、テント下、トンネルなどに避難され、レイヤーさんに声かけできかねました。午後には多くの方に快く撮影をＯＫしてもらいました。風は強かったですが、支障なかったようです。

　震災被害で屋内会場は中止になっているところがあります。また福島では安達が原ふるさと村さん、福島空港などでがんばって開催されいます。

　早くもベニー２回目は５月２２日（日）となります。前回参加できなかったレイヤーさんにも、再会の場になってもらえたらうれしいです。

ミヤギテレビ「ちょっとブレイクタイム」

　３月９日ミヤギテレビさんのスタジオで番組収録を行なったこと、終了直後スタジオで地震があったことはこのブログでも紹介しました。

　今考えればあれは１１日大震災の予兆だったのでしょうか。当然ながら大震災でこの番組収録は飛んでしまいました。



　ミヤギテレビさんにはちゃんと配慮していただき、先週松井キャスターがスタジオでなくベニーでリポートしてくれました。

　いくつかのアトラクションに搭乗し、お客さんや園長のインタビューをまじえての内容です。今日午前１１時３５分「ちょっとブレイクタイム」でオンエア予定ですので、ご覧になってください。

Ｃｈｉｅｆ－犬尾さんとＷＯＮＫＵＮさん

　５月３日に来てくれた「あにまる団」のＣｈｉｅｆ－犬尾さんが、わざわざグリーティングのＣＤを送ってくださいました。遅くなりましたが、お礼方々ご紹介します。



　犬尾さんとＷＯＮＫＵＮさんとお子さんたちのふれあい、園長はわずかしか拝見していませんでしたが、あらためてＣＤの画像を見てみると、感心するものがあります。



　握手したり、写真撮影したりは当然かもしれませんが、お子さんとハイタッチしたり、ハグするシーンがとても多いです。



　またＷＯＮＫＵＮさんは、ミニこいのぼりやアコーディオンを持ってお子さんが近づきやすいような工夫をしています。



　お子さんにはとても喜んでいただけたと思います。お二人もたくさんの子どもたちの笑顔に出会え、とても楽しかったし、逆に自分が励まされたと手紙に書かれています。ありがとうございました。



　なお、園長は知りませんでしたが、最後に犬尾さんがいつのまにかオフィスで電卓を手にしている写真が。このユーモアに思わず笑ってしまいました。

「まっぷる 家族でお出かけ東北」

　昭文社さんで毎年発行されている「まっぷる　家族でお出かけ東北」２０１２年版が、届きました。ベニーは写真の通り１ページだてとなっています。



　大震災前に出した原稿ですので、運休しているスカイジェットや半額改定している入園料などは反映されていませんが、これはいたし方ないと思います。

　「東北じゃらん」など月刊旅行誌が一時休刊したりもしていますし、東北の旅行需要がどのくらい回復していくかわかりませんが、定例の発行物が刊行されるのは、ありがたく感じます。