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徒然

好きな時に好きなことを書く

琵琶湖 その5

2025-04-06 23:22:00 | 旅行
琵琶湖3日目。
朝風呂にゆっくり入り、朝食のビュッフェも楽しみました。ビュッフェにしては種類は少なめでしたが、それぞれの料理は結構美味しくて、朝からそんなに食べられませんからちょうど良いくらいでした。数が多ければ良いというものでもなさそうです。

最初は日吉大社に向かいました。
当初はレンタカーではなく、(Googleマップに騙されて)駅から歩くつもりでしたが、結構山の中でしたので、レンタカーにして正解でした。
日吉大社は東本宮と西本宮に分かれており、最初に西から参拝しました。まだ午前でしたので、そんなに参拝者もおらず、結構静かにお詣りできました。姪たちは鈴を鳴らすのが楽しいらしく、元気に参拝しておりました。普段から神社に行くことは無いようで、参拝の仕方を知らないようでしたので、教えておきました。宇佐宮や白山宮にも参拝し、東本宮に向かいました。途中で、山の上の方のお宮に行く道がありましたが、今回は寄らずに東本宮へ直接向かいました。こちらでも姪は元気に参拝しておりました。以前、下の姪は神社を泣いて怖がったことがありましたが、もう平気になったようです。山の中でしたが、とても明るい神社でした。

続いて、三井寺に行きました。広い境内です。国宝の金堂に入ったり、霊鐘堂を見たりしました。三井寺の名称の由来になった、天智天皇、天武天皇、持統天皇の産湯に使われた井戸も見ることができました。

お昼ご飯は三井寺の近くのうどん屋兼エスニック料理屋という変わった店に入りました。私は関東の人間ですが、なぜか家庭が関西風の味付けで、関西の食事が合うのです。うどんも関西風が好みです。しかし、今回はエスニックカレーに惹かれて、そちらにしました。やや塩味が濃かったですが、スパイスがガッツリ効いて、汗が止まらなくなりました。

最後は石山寺です。
岩はなかなか見応えがあります。
こちらはルートが指定されており、見学しやすかったです。大きい寺は、順番が示されていると、見落としがなくて助かります。

3日目は神社と寺ばかりでしたが、姪も楽しんでいたようです。
草津駅でレンタカーを返却し、新幹線で食べる夕食の弁当を買いました。どうも米原駅では駅弁屋も無いらしい、ということでしたので、なんとなく旅情は無いのですが、そうしました。
疲れていましたが、帰りの新幹線は寝ることなく、かと言ってすることもなく、新幹線のちゃっちいWi-FiではiPhoneを使うこともできず、ぼけーっと過ごして東京に辿り着きました。

お土産に、ずっと気になっていたホンモロコの飴煮、旅館のしぐれ煮と角煮を買いました。当初は鮒寿司を食べてみたい、という目的で琵琶湖を選択しましたが、旅行中に食べる機会はなく(同行者は食べたくない)、もうお土産に買って家で食べる気分でもなく(もう琵琶湖の気分じゃない)、結局まだ食べていないのです。

楽しい旅でした。

琵琶湖 その4

2025-04-06 14:18:00 | 旅行
2日目は雄琴温泉に泊まりました。
めんたいパークからは、琵琶湖大橋を渡って30分程度だと思いますが、渋滞していたのと、ナビが変なところに案内して一通で通れずぐるぐる回って時間がかかってしまいました。しかし国道?から直接入れるところにありました。変なナビです。

夕食は、近江牛の会席でした。大盛りを注文しましたが、大盛りすぎて笑いました。鉄板焼きとしゃぶしゃぶがメインでしたが、大変な美味しいものでした。そして、近江牛のしぐれ煮、近江牛の角煮?をマッシュポテトで埋めた料理が非常に美味しく、どちらも売店で買って帰りました。また、醒ヶ井産の虹鱒の刺身も甘くて美味しかったです。姪2人もお子様会席が嫌で(子供向けのハンバーグとかオムレツが嫌いなので)大人の会席にしましたが、案の定食べきれずこちらに回ってきました。信じられないくらい食べました。土鍋で炊いたご飯もあったのですが、食べきれずに罪悪感と共に残してしまいました。

温泉は透明でしたがアルカリ性らしく、肌に良く感じました。浴室が3箇所あり、全て入りましたが、国道が近くて街中なので、夜は夜景が綺麗でした。

続く

琵琶湖 その3

2025-03-31 23:48:00 | 旅行
琵琶湖の2日目午後。
レンタカーを借りて琵琶湖博物館へ。
あまり時間が無かったのですが、琵琶湖の考古学の時代から現代の生活に関わるまで、詳しい展示を見ることができました。しっかりカテゴライズされて誰でも理解できるように噛み砕いて説明されており、自分たちが今何について見ているのか良く分かるように工夫されていました。5歳の姪も行きましたが、さすがに展示内容の意味は理解できていないと思いますが、触ったり見たり、中に入って体験したりと、小さい子から大人まで楽しめるようになっていました。最後には琵琶湖と日本、世界の淡水魚が生体展示されており、貴重な絶滅危惧種も見ることができます。姪は生きている魚を見るのが一番楽しかったようです。私も淡水魚を見るのが好きで、特に美しいタナゴの仲間に惚れています。琵琶湖には関係ありませんが、ニッポンバラタナゴ、ミヤコタナゴ、イタセンパラ、カゼトゲタナゴ、イチモンジタナゴなどを含めて、在来種のタナゴがほぼ全て見られる素晴らしい博物館でした。他にも図鑑でしか見たことがないものを見ることができました。ブラックバスとブルーギルも展示されていましたが、ぜひ頑張って日本中から駆除して欲しいものです。
埼玉県加須市のさいたま水族館が同じように淡水魚を専門に扱っていますが、あちらはムサシトミヨやミヤコタナゴなど、関東や埼玉県に特化しているようです。
いずれにしても、絶滅危惧種をはじめとする在来種を守っている大切な施設ですので、機会があれば通ってお金を使って貢献したいものです。

最後にめんたいパークへ行きました。めん明太子が目当てではなく、姪を遊ばせるためです。まあ、どこにそんな体力が余っているか、というほど1時間まるまる飛び回って宿へ向かいました。

続く


琵琶湖 その2

2025-03-25 23:20:00 | 旅行
長浜のホテルで迎えた2日目の琵琶湖。
電車で近江八幡に向かいました。
近江八幡では、戦国時代から近江商人が物流に使っていた八幡堀という水路を巡る船に乗りました。当時、陸路よりも水路が発達して、商家も農家も船を持っていたそうです。陸路では辿り着けない水田などもあったそうで、当地で船は必需品だったようです。案内の放送や船頭さんの話を聞きながら、当時の様子を想像して景色を眺めるのも良いものです。
私が子供の頃は昭和や平成初期で、趣の無い看板やスワンボートのような遊具で雰囲気をぶち壊している観光地が多かったように思います。そういうのが未だに残っている観光地に出会すと、子供の頃の旅行の思い出が蘇るもので、まあそれはそれで懐かしいものです。しかし最近は、とても清潔でありながら、当時の雰囲気の良い部分、良い素材を取り入れた作りになっている観光地が多いようです。作られた観光地には違いないですが、上手に見せているなと感心します。八幡堀の周辺もそういうお店が結構あり、街全体を見て歩くのも楽しそうです。

午後は草津駅でレンタカーを借りる予定になっていたので、草津まで電車で移動して、昼食は駅前のカフェでとりました。本当は少し歩いたところにあるハンバーガー屋にしようかと思っていたのですが、Googleマップでは夜だけの営業だということで、電話で確認したらそうでした。ホームページにはそんなこと出てなくて、ランチとディナーの営業時間と定休日だけの情報でした。前日と昼食と同じようなパスタなどになりましたが、結構美味しかったようです。私は朝のビュッフェで胃がガブガブだったので、昼食は抜いてしまいました。

続く

琵琶湖 その1

2025-03-23 00:40:00 | 旅行
2泊で琵琶湖の南側を旅行しました。

東海道新幹線のひかりで米原まで行きます。今まで、何度も京都奈良、伊勢などを旅行しましたが、いつものぞみばかりを使っていました。米原駅に降りるのは初めてです。駅から見える大きな建物はシティーホテルだけで、あとはほとんど民家しか見当たりません。米原という駅名は関東でも有名であり、交通の要所で便の良い町なのに意外でした。その後立ち寄った彦根駅、長浜駅の方がよっぽど大きな町でした。もっとも私がそうであったように、米原駅は乗り換えるためには降りるものの、地元の方以外は改札の外に出ることはないようです。 

最初に彦根駅で荷物を預け、彦根城を見学しました。城はあまり興味が無いのですが、同行者の希望です。国宝だそうで、創建当時のものが残されているとのことです。小田原城、大野城、大阪城などの城には登ったことがありますが、なんとなく作りは似ているようです。どこも天守閣からの眺めはとても良かったですが、彦根城は「ベランダ」のような外に出られるところが無いため、外は眺めにくかったというイメージです。しかし琵琶湖はきれいに見えました。琵琶湖は本当に大きく、知らずに見ればしっかり海です。

続いて玄宮園を見学しました。庭園はとても良かったのですが、池の先にある建物がまた風情がありました。本来はそこから庭園を眺めるのかもしれませんが、よく分かりません。
昼食は、玄宮園から見て彦根駅の反対側の城下町のように整備されているところで食べました。町外れに当たる部分にある小さなカフェでした。パスタとコロッケサンドなどがメニューにありました。味はまあまあなのですが、いわゆるコスパが大変に悪いです。観光地価格だとしても、せめてパスタには小さなサラダとスープくらいは付けないとならないでしょうし、同行者の注文したコロッケサンドは、一般的な値段の3倍くらいのイメージでした。こんな小さなコロッケに小さなパンで650円もするのか! 隣のウクライナ料理の店にすれば良かったです。少し高めなようですが、ウクライナ料理やロシア料理は、結構好きなのです。

琵琶湖に浮かぶ竹生島に行くために彦根港まで向かいます。食事したカフェから彦根港を目指して彦根城方面に戻りながら途中でタクシーを拾うつもりで歩き出しましたが、全くタクシーが通らず、結局40分かけて彦根港まで歩いてしまいました。彦根港に着いた直後に「彦根駅⇆彦根港 無料シャトルバス」が到着し、駅まで15分くらい歩いて戻れば良かったことが分かりました、、、まあ、途中で食べた近江牛コロッケが美味しかったので良しとします。
とりあえず無事に乗船はしましたが、昨晩の寝不足、無駄な40分の歩きなどがたたり、着席した瞬間に竹生島に到着してしまいました。40分爆睡したようです。

竹生島も観光地化されており、乗船に往復3500円程度、上陸に600円程度取られました。確かに維持管理などが大変なのだと思いますが、福井や奈良(奈良市内ではなく、桜井とか橿原とかの方面)を見習ってほしいところでもあります。
島内は大雑把に言うとお寺と神社で構成されており、なんとなく順番に巡っていくと、国宝の唐門などを見てから、最後に土器(かわらけ)投げに辿り着きます。土器投げは京都の神護寺でやったことがありますが、鳥居に向かって投げることに少し疑問がありましたが、結局やってしまいました。そしてストライクでした。自分の良心を疑いながら帰りの船に乗りました。
またしても景色を見ることなく彦根港に到着し、今度は無料シャトルバスを使って駅に戻りました。元はタクシーで駅に向かう予定でしたが、こういう駅から遠い観光地には無料シャトルバスがあるかもしれないから、次からは電話で聞いておこうと思います。ひとつ賢くなりました。

温泉に泊まりたかったのですが、彦根周辺では見つけられず、結局長浜に宿を取りました。
少し古めかしいホテルで、食事がビュッフェでした。高校生大学生くらいまでは質より量でしたが、こういうところでのビュッフェは大抵ハズレです。案の定しっかりハズレで、落ち着かない、美味しくない、食器や盛り付けを楽しめない。そして温泉もイマイチで、ベットは中途半端に弾力があるために寝ずらい。極め付けは、それにもかかわらず値段は高い。最悪でした。彦根からは遠いですが、無理してでも2泊とも雄琴温泉にすれば良かったです。値段は同じくらいで、サービスも食事も温泉も布団も10倍くらい違います。

最初は長浜のさらに奥の方にある須賀谷温泉というところまで行こうとしたのですが、ホームページと違い、現在は駅から送迎をしていないということで、駅からの足が無く、長浜駅から歩けるホテルにしてしまいました。次の日は近江八幡に行く予定でしたから、そっち方面も探しましたが、東海道線の駅から辿り着けそうな温泉旅館は見つけられませんでした。

続く