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愛と官能の画家 「グスタフ・クリムト Gustav Klimt」 絵画集

2019-08-09 10:21:15 | ウィーン分離派

愛と官能の画家 「グスタフ・クリムト Gustav Klimt」 絵画集

グスタフ・クリムト(1862年7月14日-1918年2月6日)は世紀末ウィーンを代表する画家。象徴主義アール・ヌーヴォーにまたがる画風で知られます。

女性の裸体、妊婦、セックスなど、赤裸々で官能的なテーマを描く、センセーショナルな画家として知られるクリムトだが、多くの風景画も残しています。

グスタフ・クリムトは1862年にウィーン郊外のバウムガルテンで銅版彫刻家の家に生まれた。
クリムトは1894年にウィーン大学大講堂の壁画「医学」、「哲学」、「法学」を制作しました。その作品では闇と死、心の奥底に潜む不安を描き出し、クリムトの独自の世界観を表現しました。
1897年にクリムトを中心に新しい造形表現を追求したウィーン分離派が結成され、その初代会長を務めてました。

1900年以降、ラヴェンナの黄金モザイク壁画と日本の琳派に影響を受けました。
1902年に「ベートーヴェン・フリーズ」を始めとして、金箔などを用いる装飾的な独自の「黄金様式」を形成しました。その「黄金の時代」の体表作品「接吻」はよく知られます。

1905年に写実派との対立ため、ウィーン分離派を脱退しました。
晩年の作品には黄金色から華麗な色彩へ移しました。花のモティーフを基調とした肖像画、生命とエロスを主題としたものを主に制作しました。
1918年に55歳で脳梗塞と肺炎により亡くなります。

クリムトの絵画は、エゴン・シーレら弟子たちや20世紀の美術に大きな影響を与えました。



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