道の記憶

散文的な記録 Since 2005

Ministry of Sound

2005年04月29日 | スウェーデン留学日記
レポートで今必死です。

街を歩いていたら、Ministry of Sound のポスターを発見!

来週、水曜日にと隣町のマルメで開催!!!鉄板で参加してきます!!
やばいぜ~!!スウェーデン来て以来、最高のクラブになる予感・・・今、スウェーデンにいる、あなた!鉄板で参加でしょう!!

ちなみに、明日は Sista April(4月の終わり)というスウェーデン最大の国家的イベントがあります。女王の誕生日だとか。中央公園で朝から、晩まで酒を飲みつづけ、夜になったらクラブにいくというイベントですが、老若男女全員参加です!やばいぜ~乱れてやります!w

その前に今夜中にレポート終わらせます!
今書いてるのは、スウェーデンで次期選挙に向けて女性党が設立されるという話。
内容がまだ日本ではメジャーになっていないであろうし、興味深いので全てが終わったら書きます。

じゃ~

F1サンマリノGP、日本勢大健闘!

2005年04月24日 | エッセイ・コラム・思ったこと
このブログは決勝の結果が含まれています。地上波で楽しみたい方は、ご注意ください。


サンマリノGP イタリアだ。
結果は
1.アロンソ(スペイン)ルノー
2.ミハエル・シューマッハ(ドイツ)フェラーリ
3.バトン(イタリア)BARホンダ
4.ウェーバー(オーストラリア)ウィリアムズBMW
5.佐藤琢磨(日本)BARホンダ
6.ビルヌーブ(カナダ)ザウバー
7.トゥルーリ(イタリア)トヨタ
8.ラルフシューマッハ(ドイツ)トヨタ

佐藤琢磨は5位!!大活躍!!
そして、日本勢の活躍がすごい。
今シーズン、リタイアが多かったBARも今回は大活躍。トヨタも7,8位だ。

14位スタートのシューマッハがものすごい追い上げを見せた。レースは残り9週目ぐらいからシューマッハが、トップのアロンソを射程距離に入れて、ゴールの瞬間まで目の離せない展開だったわけだけど、アロンソがかろうじて抑えきった。そんな興奮のレースの中、思っていたことは

「シューマッハが差込みすぎて、アロンソと接触事故起こしてくれないかな~」

という恐ろしい考えw・・・この2人が事故ると5位にいた佐藤琢磨が表彰台に上れるからってのが理由なんだけど、あまりに破壊的な考えで、素でそう思っていることに気づいたとき自分が少し嫌いになりましたw
そう願った人って、他にもやっぱいるのかな!?w

いやー留学いているうちに見たいね~佐藤琢磨の表彰台!そして、言ってやるんだ、
「日本人活躍したぞ!その上、タクマ・サトーは自分の大学出身なんだ!」ってw

F1はヨーロッパ圏留学中の俺にとって、最高に楽しいスポーツ。日本人の活躍が毎回見れると、やっぱすごくうれしいし、日本人であることをすごく誇りに思える。コンストラクターズポイント(メーカーのポイント)の合計では、ルノーについで、トヨタは2位。フェラーリより速いんです!!小さいころ、よく親父にF1つれてかれたし、小学校のころから工場見学といえば「トヨタ」だった俺にとって、思い込みの度合いは並みではないのです!

日本人最強!愛知県民最強!早稲田最強! 結果、俺最強!w という、いつも通りの都合のイイ思い込みに発展w

個人的には主スポンサーが、1位のルノー「マイセン」と2位のフェラーリ「マルボロ」と3位のBARホンダ「ラッキーストライク」と言うのがとても気に入りません!!!タバコのメーカーばっかりじゃん!!この産業は加速させたくないな~、個人的に。
やっぱさー、パナソニックとか、レッドブルとか、そういうメーカー系にがんばってほしいよね。

ちなみに、F1のスポンサーっていうと、上に書いたタバコ会社・あと石油会社(シェル、ペトロナス・・・)通信・情報会社(ボーダフォン、オレンジ・・・)が主流。

ちなみにトヨタは
パナソニック(電器)、デンソー(自動車部品メーカー)、エイベックス・グループ(レコード会社)、Intel(コンピュータ用チップメーカー)、KDDI(総合通信事業)、ESSO(石油会社)

上に写真乗っけたけど、エッソどこに書いてあるかわかんないぐらい小さいし、やっぱ、地球にやさしいっていうか、好きになっちゃうし、そういう意味でも、すごく魅力のある企業だなって思っちゃいました~。トヨタは世界のトヨタです!

日本帰ったら絶対鈴鹿に帰ります!!10月上旬!!2年前のあの感動をもう一度!!

俺の野望、聞いてくれ。

2005年04月22日 | エッセイ・コラム・思ったこと
実は今こんなこと考えてます。

NPOの設立の話

スウェーデンにはこういうことをやっている団体がいくつかある。

「資金提供者に発展途上国の子供たちの写真を見てもらい、中から特定の子を選んでもらう。そして、その子に毎月決まったお金を送る。資金提供者にはその子の住所や名前が開示されて、その子に手紙を書くことも出来るし、本人が現地に行ってその家族と会うこともできる。」

このシステムの長所は
資金提供者が特定の子供の責任を持てることで、興味を持って寄付ができるという点

短所は
資金提供者が寄付できなくなってしまった場合、子供は突然資金が経たれ、困る
通常のシステムより手間とお金が掛かる

この「里親制度」を日本に持ち込みたいと思った。この制度は全く完璧ではないが、日本のドナーの興味を引くことが出来るのではないか、と考えた。

それらの団体は、こういうこともやっている
「特定のグループや学校を指定し、そのグループの代表からお礼の連絡が毎月来る」

こちらは、上記と反対で
長所が
ドナーが資金提供しても、子供が急に資金難に陥ることはない

短所は
ドナーが感じる責任が薄くなる。


そして、自分が考えたのが、2つを組み合わせられないのか!?ということ。

ドナーは特定の子供を指定できる。寄付金はその子供に直接渡されるとともに、その子のいるグループにも渡される。つまり、大雑把に言えば
毎月5000円で、そのうち2500円を子供に、残りをグループにって言うこと。もちろん、必要経費は差し引かざるを得ないけど。そうすれば、突然全てのお金がその子供からなくなることはないでしょう!?

自分の仕事は、
日本でドナーからお金を集めて、それをスウェーデンの組織に送金すること。
スウェーデンの組織から途上国の子供の情報を送ってもらうこと。

つまり、スウェーデンの組織の既存のシステムにそのまま乗っかる、ということだ。

早稲田(や他の大学も一緒に)で学生団体を作って、活動をする。もちろん、無償。それでも、真剣になって一緒にやってくれる熱い奴が絶対いると思う。

このシステムがうまく機能すれば、win-winならぬ、win-win-win-winになれる。
つまり、ドナーは子供と連絡が取れてうれしいし、俺たちは発展途上国の子供たちのために、お金以外の形で協力できることがうれしいし、スウェーデンの組織も収益が増えるからうれしい。子供たちは金をもらって勉強できるからうれしい。4者がみなうれしい。

この組織は学生だから出来ると考えるし、将来政治家になってこういったことのために活躍したいと考えるようになった自分にとって、とてもよい経験になると思う。

正直、いきなり資金を組み合わせるプランを立ち上げるのは難しいかもしれない。だけど、今、スウェーデンの組織がやっているように、特定の子供を選ぶタイプとグループに寄付するという2タイプを同時に扱うことは出来ると思う。

また、スウェーデンの組織はアフリカを初めいろいろなところの子供を選択肢にしているけど、例えば、アフリカのガーナだけ、と的を絞れば、里親型のリスクを下げることが出来ると思う。

今週は少し忙しかったので、頭の中に浮かんだもっと細部のアイデアをノートに書き取ることと、自分のコーディネーターとボランティアの団体の事務所(俺が話を持ちかけたい団体と違うところ)に相談してみただけ。コーディネーターは今、忙しい時期だったから5月の初めからなら協力するとの事。団体は、俺の考えてるプランについてもっと詳しい人を紹介してくれる、という約束を取り付けたが一向に連絡が無い。そんなもんかな、って思いつつ、特に頼りにしていたわけではないので、まぁよしとしますか。仕事がら親父にもちょっと相談したけど、いつも通り、「好きなことをやればいい」という、彼の永遠のテーマを一言語られ、終わり。尊敬してますw

今後の予定は、今週の土日に事業計画書を作成して、一応ルンド大学の政治学科の教授にも相談してみようかな、っていうのと、いよいよ本丸の団体にその計画書をメールしてみようかなっていう2点。本来は会って話すのが一番良いんだけど、その団体の事務所がストックホルムにあるのでメールで可能性を探る。そのシステムを持っているのは決して1つではないから、見つけたとこ全てにメールしてみるつもり。

一応、5月の最初の週末にはアポとって、ストックホルムに行って、直接俺の熱意を伝えたいと考えてる。スウェーデンはなれるまでには、合意と大雑把なブループリントは共有している状態にしたいね。

とにかく、俺が出来ることの全てをやって帰ります!
俺の壮大なサクセスストーリーはここから始まるのかもしれない・・・

あ、ちなみに、特定の子供の教育資金面の親になるって言う話、日本で聞いたことある?ヨーロッパでは結構、普及してるし、アメリカにもあったんだけどね。仮に、そういうことしている団体が日本にすでにあったとしても、これはビジネスではないから障害にはならないけどね。ひとつでも多くの選択肢を作ることにすでに意味があると考えるし、自分で社会に参加、影響を与えることができるって思うともうわくわくしてしょうがない!w

この寄付ほど、ドナーが「自分も参加しているんだ」っていう参加感!?を得られる制度は無いと思うし、寄付する上でその気持ちが反映されることがドナー側にとって非常に大切なことだと考えてる。そしてなにより、「発展途上国の子供のために」「日本人の意識を変えたい」という熱意が伝わって、スウェーデンの団体の重いであろう!?腰を上げてくれることを願ってるし、きっと俺なら出来るって、根拠の無い自信に背中押されてる。ガンバって、俺!

アムスでの独り言

2005年04月19日 | エッセイ・コラム・思ったこと
2000年、売春が合法化された。

オランダといえば、コーヒーショップと飾り窓地区(娼婦街)のツートップがあまりにも有名だ。
このツートップがオランダの観光産業を支えているといっても過言ではない気がする。

俺の個人的な意見としては、売春の合法化は賛成かな。

理由は、「売春が無い国」は無いから。こんなこというと、なんだかんだ言われそうだけど、合法化するれば、一番傷つくであろう娼婦の権利が認められるからだ。オランダや、2001年に合法化されたドイツでは、娼婦も労働者として認められている。娼婦にも労働組合が存在しているし、娼婦が健康かどうかを国が管理できる。フランスは売春を違反にする法律はないし、職業として娼婦を選ぶ人は2万人を超すといわれる。そもそも、娼婦が後ろめたく商売しているほうがおかしんじゃないか!?と思う。後ろめたく商売している中で、娼婦は全て自分で責任を取らなければならないし、結局そこで金儲けするのはマフィア・暴力団だからだ。

今、日本はこう考える。
人間としての尊厳・倫理 > 娼婦が犠牲になって、暴力団が利益を得ること

でも、無限の需要と無限の供給が裏にあることは何千年も前からの事実だ。
尊厳や倫理を守りたいからこそ、合法化じゃないのか?いくら風営法を厳しくしたって、風俗はなくならない。権利を認め、国の手の届く範囲に管理しておくことのほうが、よっぽど合理的ではないだろうか?
繰り返しになるが、売春の無い国はないのだから。

なんて政治家が言ったら、
「お前は女の体を商品と考えるのか!」なんて
女性議員にめちゃくちゃに叩かれて、嫌われ者になるのだろうか!?

それでも、自分は信じる道を進みます。

そういえば、富士通にメールしたら直し方分かりました。クソ、イージーミスです。恥ずかしい・・・w まぁ、直ってよかったよかった。

卒論

2005年04月05日 | スウェーデン留学日記
留学中ですが、どうやら卒論を書くことになりそうです。

いや、違うか。。。
今日からSwedish Politics(10単位)が始まりました。単位的に見ても、政治学部の授業と言うことを考えても、4月中に授業が終わることを考えても、鬼のような授業日程なのですが、内容はどうやら思ったよりは、負担が少なそうです。

たしかに、2日後までに200ページ読んできてね! みたいな感じだけど。無理に決まってるじゃん!?って。

この授業は12人の生徒(オランダ3人、ドイツ、ポーランド、デンマーク、日本、イタリア、シンガポール、フランス・・・)という、インターナショナルな組み合わせ。というか、スウェーデンの授業はいつもこんな感じか。スウェーデン人は取れないから、いないけど。

この授業の、ココがすごいです!
毎回のディスカッションは無いんです!(まじ、ラクだ。。。ほっ。)
授業は4月中に集中的にやって終わり。(5月、旅行し放題!)
欠席しても、レポート提出などの義務がない(旅行の予定入ってたしな~らっき~)
5人の教授が入れ替わり立ち代り、教えてくれる(知識いっぱい増えて、らっき~

Final paper は15ページ以上で、4月の授業が終わる前にプランを提出し、内容に一番合った教授を紹介するので、教授とよくコンタクトを取って5月の終わりまでに完成。その後、ディスカッション。。

。。。。ん!?1ヶ月間かけて、教授に相談しながら作れと。。。
あははは。。。またまた!

しかも、15ページかよ!(いつもの倍か3倍)

1000%厳ついレポートになるだろ。
日本語に訳して、ほかの事ちょっと付け足せば、俺の卒論になるんじゃない!?このレベル?(ちなみに俺のゼミは比較政治制度で、俺の研究国はスウェーデンね!もう、ばっちり)

個人的には、
ディスカッション&プレゼンによるプレッシャー>教授とタイマン
なので、まぁ、良しとしますか~。

4月は、20人の女の子に2人の男しかいないジェンダーのクラスと、15人の女の子に3人の男しかいない東Euroの政治的神話も重ななってるし、がんばるぜ~!!!

みんな4月だし、新しいことが始まるときだ!気合入れてがんばりましょう!5月病に吹かれるその前に!!w