この原因はピストンの使い過ぎです。
写真ではわかりにくいですが、ピストンの頭がへこんでいます。
本来のピストンは中心が盛り上がっており山のようになっていますが、圧縮に耐え切れず頭がへこんで来てりました。
この使い過ぎでの焼き付きが最近では目立ちます。
ピストン自体も東日本大震災の時に制作メーカーが変わった関係から質が落ちており昔はこのような事は少なかったのですが、ここ数年はこのようにへこんで焼き付いてしまう事が増えました。
NSR50のエンジンは非常に丈夫で壊れにくいですが、そこはさすがにサーキット走行を繰り返すと壊れます。
初心者によくあるパターンですが、中古で購入したNSRをそのままメンテナンスせずに乗り続けると半年~1年程度で写真にように焼き付きます。
今回はピストンのかけた面積が少なかったのでシリンダーだけで済みましたが、焼き付いているにも関わらず、原因がわからずにエンジンを掛けようとし続けると、腰下まで全てダメになってしまいます。
そうなってしまうと修復は不可能でエンジンを新たに購入した方が安くなってしまいます。
こうならない為にも、10回程度走行をしたらエンジンを開けて最低ピストン回りは交換しましょう。
確かに安くはありませんが、シリンダー新品が3万円と考えると安いですよね。
それに新しいピストンの方がエンジンは走りますので、タイムも出ますよ!
たまに乗る程度でもできれば半年に1度は腰上はメンテナンスしたいです。
1年に1度は必ずしましょう!!!
腰上メンテナンス出来ないという方は相談に乗ります。
裏側を見てこんなに真っ黒くなっていたら、使い過ぎです。。。
楽しいミニバイク走行を行う上でも、定期的なメンテナンスは必要です。
壊れる前に相談してください。
ショップも紹介します。
壊れてからでは大金が必要になります。
NSR50もレーサー。
今回はエンジンの事を書きましたが、車体だって同じです。
定期的なメンテナンスは行いましょう!!!
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