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海沿いの物欲にそまったライフスタイルを紹介します

SURF STICKER

2010年07月28日 | 仕事
事務所の場所柄、サーフボードのシェイパーやサーフショップの方々より、オリジナル・ステッカーのご依頼を多くいただいております。

「他で作ったら海に入ると剥がれてしまうんだけど、何とかならない?」
なんて話しも耳にしてるので、製作するうえでのポイントを幾つか書いてみましょう。

●メディアの寿命
紫外線の強く、塩水にさらされる最悪の使用環境。
当然ですが、カッティングシートやインクジェットのメディアは長期用を用います。

●糊の粘度
粘度が高いシートを選ぶのは当然ですが、特に初期粘着性の高いシートを使いましょう。
ステッカーの糊は貼ってから1時間程で本来の粘着性能になります。
お客様の立場からすれば、貼ったら直ぐにでも海に行きたいでしょう。ですから、初期粘着性の高さが重要になります。

●メディアの厚さ
ボードを作る際、シェイパーは水の抵抗が出ないように、表面の平滑性を重要視しています。
なのに、ステッカーが厚くては台無しになってしまいます。
厚さは0ミクロンにはできませんが、シェイパーの意を受けなるべく薄いシートを選びましょう。(80ミクロンぐらいかな)

●エッジの処理
エッジが鋭角な程、剥がれやすくなります。
なので、お客さんが解らない程度に角を丸くカットします。
これだけで、デッキ側に貼るステッカーが剥がれにくくなります。


●最後に、テストライド
肝心なのはコレかも?
今日もテストと称して海に繰り出す私です。


※画像は自分のボードに貼ったステッカーです。
 このステッカーは、ミラーにプリントし、更にラミネートもかけているので厚く仕上がっています。

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