ドラムセットの左右に配置されている少し高い位置にあるシンバルの名称は「クラッシュシンバル」と言います。
![ドラムセットの名称-クラッシュシンバル](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/6c/5e6e3bb2f8370e6bd5eff6f046d1af1e.jpg)
クラッシュシンバルは、スタンダードなドラムセットでは、スネアとハイタムの間くらいに1つ設置して、フロアタムとロータムの間くらいの位置から1つ設置する、というように2種類設置するのが一般的です。
ただ、ドラマーによっては五種類くらいのクラッシュシンバルをドラムセットに取り入れて、音色のバリエーションを増やしたりします。
クラッシュシンバルの種類の名称
ライドシンバルと同じく、クラッシュシンバルにも特にパーツと言うものはありませんが、クラッシュシンバルと呼ばれるものには、種類がいくつかあります。
まず、通常のクラッシュシンバルと、スプラッシュというタイプ、もう一つチャイナシンバルというタイプがあります。
![スプラッシュシンバル](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/29/fe2b4aefc5f35c6946ca0c61d5d8eb44.jpg)
スプラッシュシンバルは、通常のクラッシュシンバルと比べて、少しインチ数が小さく、音を残響音が短めの「パシャーン」という感じになっています。
また、シンバルスタンドには大きく分けるとストレート・スタンドとブーム・スタンドという名称のスタンドがあり、スプラッシュシンバルはストレート・スタンドで設置するのが一般的です。
![クラッシュシンバル-ストレート・スタンドとブーム・スタンド](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/df/ac9bbc0ceb84da1738048f28771e9952.jpg)
逆に、通常のクラッシュシンバルの場合、ブーム・スタンドという名称の、関節があるタイプのシンバルスタンドを使うのが一般的です。
クラッシュシンバルの叩き方
クラッシュシンバルは、ビートを何小節間か叩いた区切りに叩いたり、フィルインの中や、フィルインが終わってセクションが展開する際などに叩きます。
![フィルインの後に8ビートの頭でクラッシュシンバル](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/86/983bb03c5781a1d6f4b175f2a0ad9d17.jpg)
また、インパクトを出したい箇所などでは、二つのクラッシュシンバルを両手のスティックで同時に叩いたりもします。
他にも、両手のスティックで1つのクラッシュシンバルを徐々に強く叩いていき、リバースシンバルのようにクレッシェンドさせるような叩き方をする事も多々あります。
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