ドラムセットのパーツの名称と叩き方

ドラムセットで使われるハイハットやスネア、バスドラムと言ったパーツの名称や、使い方とかについて紹介しています。

ドラムセットに向かって右側のスタンド上にある打楽器の名称はスネア

2021-12-07 12:26:33 | ドラムセットの名称と使い方

ドラムセットに向かってバスドラムの右側にスタンドに乗せられて設置されている打楽器の名称は「スネア」と言います。

ドラムセットの名称-スネア
ドラムセットに向かって右側のスタンドに乗せられている打楽器は「スネア」

スネアは、ビート全体にアクセントを付ける事が出来る打楽器で、スネアを叩いた箇所でビートにアクセントが付きます。

また、スネアはスティックで叩き、8ビートや4ビートを叩く際には、左手のスティックで叩きます。

スネアのパーツの名称

スネアのパーツの名称は以下になります。

スネアの各パーツの名称
スネアのパーツの名称
  • ヘッド (バターサイド)
  • リム・フープ
  • ラグ
  • テンションボルト
  • シェル
  • ストレイナー

また、上の画像では見えませんが、スネアのストレイナーには、スナッピーと言う名称の網状の金属が付けられていて、そのスナッピーとスネアの裏側の面をどれくらい接触させるかをストレイナーで調節して音色を作ります。

スナッピー
スナッピー

また、スネアでも、バスドラムと同じように、シェルの口径の大きさや胴の長さによってサウンドが変わるので、スネアを購入する場合にも、口径の大きさと胴の深さを考慮して購入しましょう。

ウッドシェルとメタルシェル

スネアのシェルには、大きく分けてウッドシェルとメタルシェルがあります。

ウッドシェルには、メープル・マホガニー・バーチといった種類があり、それら木材の種類によってもスネアの音色が異なります。

ウッドシェル-メープルのスネア
メープルのウッドシェルのスネア

メタルシェルのスネアには、アルミ・スチール・真鍮(ブラス)といった種類があり、それら金属の種類によってもスネアの音色が異なります。

メタルシェル-スチールのスネア
スチールのメタルシェルのスネア

ビートにおけるスネアの叩き方

8ビートや16ビート、4ビートでは、スネアは二拍目と四拍目の表に叩きます。

ただ、16ビートの場合においては、両手のスティックでハイハットと言う名称のシンバルを16分音符で16回叩きながら、二拍目と四拍目にスネアを叩くので、スネアを叩く際には、右手のスティックで叩きます。

16ビートのスネアの叩き方
16ビートの時のスネアの叩き方

また、16ビートでスネアを叩く際には、スネアを叩く箇所でハイハットを抜くようにするのが一般的です。


ドラムセットの真ん中にある打楽器の名称はバスドラム

2021-12-03 10:36:44 | ドラムセットの名称と使い方

ドラムセットの真ん中に設置されている打楽器の名称は「バスドラム」と言います。

ドラムセットの名称-バスドラム
ドラムセットの真ん中の打楽器の名称は「バスドラム」

バスドラムは、ドラムセットの中でも特に重要な打楽器で、8ビートや16ビートと言ったドラムパターンの小節の区切りや、速度感などを作るための打楽器です。

バスドラムは、きき足でペダルを踏んで叩きます。

バスドラムのパーツの名称

バスドラムの各パーツの名称は以下のようになっています。

バスドラムのパーツの名称
バスドラの各パーツの名称
  • タムベースホルダー
  • ラグ
  • シェル
  • フロントヘッド
  • スパー
  • バスドラムフック

これらのパーツの名称をハッキリと覚えておく必要はありませんが、バスドラムが損傷した場合などに、バスドラムの各パーツを購入する時には、各パーツの名称で検索して、販売サイトなどで購入する必要があるので、一応覚えておいて損はないと思います。

また、バスドラムのサウンドは、シェルの口径と胴の深さによって決まるので、バスドラムを購入する時には、シェルがどれくらいの大きさなのかなどを考慮して購入しましょう。

ビートにおけるバスドラムの役割

冒頭にも説明しましたが、バスドラムは、8ビートや16ビートと言ったビートパターンにおいて、ビートの区切りや小節の区切り、速度感などを作り出す役割を担っている打楽器となっています。

ですので、ビートにおいて、小節の一拍目の表にバスドラムが叩かれる事が多いです。

8ビートのバスドラム
バスドラムは8ビートなどで小節の一拍目に叩かれる事が多い

また、DTMやEDM、ダンスミュージックなどで多用される「ダンスビート」というビートパターンでは、バスドラムを拍の頭で叩く「四つ打ち」というドラムパターンを使います。